アメリカに住む数学をこよなく愛する16歳のmath kid∫の日々の出来事を綴っています。∫の夢は将来大学の数学教授になること。13歳から本格的に地元の州立大学で数学のコースを受講し始めました。 


by あーちゃんママ

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学習性無力感(Learned Helplessness)

現在学習している教育心理学の中で出てきた、Seligmna's Learned Helplessness Theory
(セリグマンの学習性無力感の理論)についての概念を学んでいて、

(これって、∫が小学生の頃の状態をそのまんま描写しているやん!もしかして当時の∫はこの
「学習性無力感」に陥ってたのかも!)(( ;゚д゚))

っと、思ってしまいましたよ。


その学習性無力感、簡単に一口でいいますと、

”人生においてストレスフルな環境に置かれて、そこから脱出しようとしても何度も失敗したり、
ひたすら同じような失敗を繰り返すと、「何度やってもダメなんだ」と無力感を感じてしまい、
次からチャレンジしなくなったり、その状況から抜け出すこと自体を放棄してしまうこと。”

ということで、この概念、説に関しての詳しい説明は以下のリンク先を訪れてみてください。







小学校低学年の頃の∫はまだ、特別支援教育を受けていて、IEPでは主に∫の障害や凹の部分ば
かりを課題とされ、先生やその他の支援者達からはとにかく凹の支援が強調されていました。


∫にしてみれば、通常の授業では自分の学びたいことは学べず、(すでに習得している内容でも、
毎日、黙って授業に参加しなければならなかった。)常に自分の苦手分野(凹)ばかりが取り
あげられ、それらを対象とした療育や改善対策に従わなくてはならなかったし、また、自分が
先生達からも「問題児扱い」されてたのも知っていたので、それらの否定的な要素は∫の自己
概念へもかなりネガティブな影響を与え、

(自分はできないことばかりでダメな人間。先生達も自分のことをダメな生徒だと思ってる。
学校ではどうせ新しいことも学べないし、自分がどれだけ頑張っても、所詮、僕は何もできな
いし、事態も何も変わらないだろう。)

と言った、諦めな気持ちや絶望感を感じ、子供ながらに鬱の状態に陥ってました。


余談ですが、3年生の時の先生がこれ又、特に∫のことを毛嫌いしていて、授業中でもクラスの
皆の前で∫のことを非難したり、IEPミーティングでも色々な教育関係者の前で延々と∫がこん
なことをした、あんなことをしたと、問題行動や人格を否定する発言ばかりしてたので、ある
時など私はついブチ切れてしまい、ミーティングの最中、みんなの前で、


「問題点はわかりました。(もう何度も彼女から常々聞かされているのでもう十分、承知だ)
でもあなたはいつもそれらを並べ立てるだけで、その対処法に関しては全く無関心で、何も
あげてきませんよね。 ただ子供の悪口ばかり言っていても事は改善・解決されないのだから、
それらをどう対処すべきかにフォーカスするべきじゃないですか?」

ときつい口調で言ったら、恥ずかしそうにして、それからは黙りこくってしまってましたが。

正直言って、この3年生の時の担任、∫に対して「いじめ」をしていた感じで、∫も学校生活で
この時が一番、辛かったみたいだし、実際、普段はとても穏やかな性格なのに、この先生に
対してはかなり攻撃的(クラスで先生に向かって怒鳴ったり。)な態度を示していて、私自身
もちょっとびっくりしてました。(汗)

話を戻しますが、

このままだと∫の精神がめちゃくちゃに崩れてしまうと思い、その後、私達は(学校側はらちが
あかないので)ギフテッドや2Eを専門とした、プライベートの教育心理学者に∫を診てもらい、
∫の凸の部分もIEP(個別教育計画)に含め、障害の部分だけでなく、同時に凸の支援も受けら
れるようにしてもらったのでした。

(∫が当時通っていたカリフォルニアの公立学校にはギフテッド・プログラムがなかったので、
ギフテッドのニーズの部分もIEPに組み込んでもらうようにした。)


凸の支援によって、凹の部分を改善できることも多々ある為、∫のような子供はその子の性質を
丸ごと見た、”包括的”な教育や支援がとても大切だと思います。


それ以後は∫も”自分ができないこと”だけでなく、”得意なことや優れている部分”も改めて認識
する機会が与えられ、少しづつ「自己効力感」や「達成感」、「自信」などを身につけ、無力感
や無気力感から解放されることができたのではないかと思います。


だから特別支援教育において、私は凹の支援だけにフォーカスするのではなく、子供が自信や
自己効力感を高めることができるよう、成功体験を積み重ねていく機会も与えてあげることが
とても大切だと思うのであります。

どんなに小さいことでも、日々、少しづつ、子供が、

(おぉ! やったぁ!出来た!)と感じ、自信につながる体験はとても重要だと思います。


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