アメリカに住む数学をこよなく愛する16歳のmath kid∫の日々の出来事を綴っています。∫の夢は将来大学の数学教授になること。13歳から本格的に地元の州立大学で数学のコースを受講し始めました。 


by あーちゃんママ

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カテゴリ:Gifted/2e( 138 )

日本でギフテッド教育が受けられる学校が?

Renzulli's Three-Ring Conception of Giftedness(レンズリーのギフテッド
の三輪概念)についての動画を見つけ、訳するのが面倒臭いのでこのコンセプトが日本語
で説明されているページはないかなぁ〜とググっていたら、なんと偶然にこんな学校を見
つけたではありませんか!



”翔和学園では、言語に関わるIQが130以上の子どもたちに、理数系に特化したかたちで、
本当の「特別支援教育」を行っています。 障がいばかりが注目され、才能を伸ばすチャ
ンスが失われた子どもたちに、学習の個性化を通じて、才能を活かす支援を行っています。”


”翔和学園では、発達障害などの障がいを持ちながら、才能を持つ子どもたちに、学習の
個性化を行い、その子の才能を伸ばすための2E教育(ギフテッド教育)を行っています。”


”翔和学園の「ギフテッド・クラス」が想定する主な才能児とは、才能児であると同時に
発達障害などの障がいを持つ「二重に特殊な(2E: twice-exceptional)」子どもたちです。
才能よりも障害の治療に焦点があわせられ、これまで才能を伸ばすことが一義的に目標と
されなかった子どもたちに、十分な対応と学習の機会を提供することを使命にしています。”


ですと! (」゚ロ゚)」


日本でもこういう教育機関が現れ始めたというのは、2Eの子たちにとって、わずかながら
も希望の光が差し込み始めたという感じですよね!


ちなみに、本来の目的であった「レンズリーの三輪概念」の説明も、⬆︎のリンク先の
ページに書かれています。

実は私はまだこの学校についての全ての情報を読んでいないのですが、この学校に興味の
ある方、ぜひ、HPをチェックしてみてください!


あっ、最後になりましたが、(興味のある方のために)とりあえず動画の方も貼り付け
ておきます。(英語ですが。)




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by mathdragon | 2016-05-14 08:35 | Gifted/2e

ギフテッドアダルト必読のブログ

大人に限らず、思春期、青年期のギフテッドの人達にも是非とも読んでもらいたい素晴ら
しいブログを紹介したいと思います。



このブログの管理人さんは、主にギフテッドの大人、そしてギフテッドの子供を持つ親
のカウンセリングを専門としている心理療法士さんらしく、彼女の記事(ギフテッドの
人達の描写)やつぶやき(?)を読んでいると、(そう!そうなのよ〜!)っと、まさ
に痒いところにピンポイントで手が届くかのようにギフテッドの人達の事をよくわかっ
ているのが感じられ、何やらスカッと晴れやかな気持ちになります。


(自分のことではなく、あまりにもパパに当てはまっていることばかりなので、読んで
いてつい笑ってしまうこともしばしば。)


最近ではここアメリカでも”ギフテッド”というラベルにおいては様々な感情や対立意見
なども飛び交ったりすることも決して少なく、論争を巻き起こす的ともなり得ると見て、
("G-word"なんて表現もあるほどですしね。)彼女(管理人)はこれら(ギフテッド)
の人口を”rainforest "の隠喩を使って描写し、ギフテッドの性質を"rainforest mind"
と表現しているみたいです。



彼女によると、これらの人達はrain forest(熱帯雨林)のように複雑で、とても神経
が敏感でインテンスであり、人間として色んな側面や深さを持ち、そして誤解されやすい
傾向にあるとのこと。


また、彼らは好奇心が強く、理想主義で優れた知能を持ち、クリエイティブで完璧主義、
そして”学ぶこと”をこよなく愛すとあります。


子供の頃から常に自分は周りと少し違っているという意識があるものの、でもその理由
を具体的に突き止めることができないまま大人になり、今こうやって改めて見てると、
このブログの中に描かれている様々な特徴や傾向が自分にかなり当てはまっていると感
じたとしたら、それはあなたが”レインフォーレスト・マインド”の持ち主だからなのか
もしれませんよ。


(子供の頃に正式にギフテッドと認定、認識された事がなく、大人になっても自分が
ギフテッドであることに気がついてない人達も結構、いるんじゃないかと思いますし。)


ちなみにこちら⬇︎の質問に対して”yes"が多い場合、あなたはレインフォーレストマイ
ンドの持ち主かも…


■ ただ人に新しい知識や正しい情報を教え導こうとしているだけなのに、周りから
  はもうちょっと気楽にリラックスしたら?などと言われる?
  (熱くなり過ぎる?笑)


■ 息を呑むような美しい夕日やチクチクする素材の服、匂いのキツイ香水、不調合
  いな色、ひどい建築、他の人には聞こえないような雑音、怒った人、自分の要求
  を突きつけたり、依存心が強すぎる(しがみついてくる)友人、そして世界飢饉
  などに対して簡単に圧倒される?
  

■ 他人はただ単に”白”だと見る中、エクリュ、ベージュ、またはサンドと見える?
 (微妙な色のニュアンスにこだわる?)


■ ぴったりの言葉や的確な味、最もなめらかなテクスチャー、正しい音、完璧な
  贈り物、最高の色、最も意義のあるディスカッション、できる限り公正な解決法、
  または最高の深いつながりなどを見つけたり探ったりするのに何時間も時間を費
  やす?


■ 新しいアイデアや頭の中の複雑なモヤモヤで簡単に気が散ってしまい、ADHDと  
  呼ばれたり、自宅のライブラリーの本をアルファベット順に並べていたり、クロ
  ーゼットの中のセーターをきちんとカラー・コード(色分け)してあったりする
  ことからOCD(強迫神経症)などと呼ばれたり、また、10分やそこらで恍惚の
  状態から絶望の状態に陥ることから、双極性障害などと呼ばれたりする?


■ ”学び”、”読書”、”研究”について熱心ではあるものの、学校教育においては戸惑い、
  不安を感じ、汗たら状態😰になる?

 (学ぶ事そのものは好きなのだけど、教育機関や学習内容、カリキュラム、教師の
  指導法などに関して、疑問や不満感を抱いたりする事もあったりするって事では
  ないかと思います。)


その他にもこのブログには(ある!ある!そう!そう!あぁ、やっぱりそうだったの
か!)と、大いに共感したり、自分という個人が正当化されたように感じたり、今ま
で確固たる自己概念というものが形成されていなかった未確認(笑)大人ギフテッド
の人達にとっては、長年探していたものがやっと見つかった時のような、安心感や満
足感を感じることができるんじゃないかと思います。


ちなみにこちらの記事なんか、もろパパのことを描写しているみたいで笑いました。
(私はこれらの話(文句)を昔から何度も聞かされていた。)




子供の頃のパパ(10歳くらい?)


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∫と口元が似てる…(笑)

a0332222_08490192.jpg


英語のブログですが、比較的読みやすい英語だと思うので、興味がある方は覗いてみて
はいかがでしょうか?


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by mathdragon | 2016-05-07 08:51 | Gifted/2e

数学的ギフテッドの脳:演算

「数学的ギフテッドの脳」のシリーズ第2弾は、演算(計算)をしている時の脳の働きに
ついてであります。

あっ、ところで、現在私が受講している「Medical Neuroscience」のオンライン
コース、とても面白くて勉強になり、脳についての情報記事を読むにあたってもすごく
役に立っています!

今までは文献の中に出てきてた脳のあらゆる領域の名称なども、ただ漠然と読んだり訳し
たりしていたのですが、ある程度それらの位置や構造、機能などがわかると、(あぁ〜!
なるほどね〜!It makes sense! )などと納得できて、脳についての研究文書なども読
みやすく(把握しやすく)なると思いますし。


今はまだコースを開始したばかりなので、これから先、まだまだ学ぶ事がたくさんある
のですが、今のところ毎日、少しづつ学習を楽しんでます。


さて、ここから本題です。

*原文を全部訳すると長くなるので、最初の方は大体の要点をまとめました。

ARITHMETIC IN THE BRAIN


■ 神経画像の研究によると、ある数から1を引くといった簡単な引き算の作業には、
  後部から前部、そして両側の半球に渡る、最低でも10の個別に分かれた皮質の
  分野が関与している。

■ フランスの認知神経科学者、Stanislas Dehaene (1997)によって行われた初期
  の機能核磁気共鳴画像法(fMRI)研究によると、反復的な引き算(100から7を
  引き、その数値から更に7を引き、それから又、7を引き、と続くタイプ)の作業
  において活発になる分野というのが、

  ・左右の紡錘状回(数を想像する)
  ・左右の頭頂皮質(数感覚)
  ・側頭葉側部、内部(計算の記憶)
  ・前頭葉下部(ワーキングメモリー、意思決定)
 
 で、ごく簡単な引き算のプロセスでさえ、特定の機能モジュールの相互接合のネット
 ワークが必要である


■ 基本的な加減乗除(足し算、引き算、かけ算、割り算)のそれぞれの演算における
  モジュールのネットワークの間には違いがあり、「計算」(左の頭頂皮質と前頭皮
  質)に対し、概算(見積もり、推定)は又、別のネットワーク(両側面の頭頂皮質
  下部)が関係している。
 

a0332222_16565765.jpg

(Google画像より拝借)



とは言え、これらのネットワークは完全に独立して機能しているというのではない。
どのネットワークも全て共通する部分(特に前頭、頭頂の部分)があるものの、それ
らは各演算(+ーx÷)それぞれ特有の脳の分野も含む。つまり、演算をする為の特定
の脳の分野やモジュールがあるというわけではなく、どちらかと言えば、算術的な脳
の機能は両半球に渡って様々な分野に位置する、個々のモジュールの協調に依存して
いるかのようである。


これらの基本的な4つの演算(四則演算)の為の独特なネットワークと同様、問題が
口述式か、それとも書面形式であるか、数的理解力、又は算出が必要なのか、作業に
は計算、それとも数字を読む事、書くことが要求されるのか、などといった問題解決
のアプローチに関してもそれぞれ違った脳のシステムが関わっている。


算術計算の戦略の好みは、個人の神経接続の強さの違いを反映しているのだろうか?
例えば、複数の桁の足し算(250+350など)の場合、左から足していくか、又、引
き算の場合、引く前にまず四捨五入(端数を切り捨てる)するか?など。




この"Arithmetic"のセクションはちょっと長いので、ここで一旦、区切り、この先は
又、時間と気力(笑)がある時に続けたいと思います。


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by mathdragon | 2016-04-24 17:04 | Gifted/2e

数学的ギフテッドの脳:要旨

少し前のこちらのギフテッドの脳に関する記事で、私はギフテッドの人の脳について興味
があると書きましたが、その中でもとりわけ、”数学的センスや能力に優れた人達”の脳に
強い関心があります。


赤ちゃんの頃から(これは普通っぽくないのでは?)と思わせるような、数や数学的概念
に対して並ならぬ興味関心と能力を示していた∫を見てきていると、こう言った子/人達の
脳は、私達一般人の脳とは根本的に何かが違うのではないか?という思いを抱かずにはい
られず、もっと脳のことについて知りたい!という気持ちが強くなりました。


だから、数年前、スタンフォード大学でASD者を対象とした数学の能力に関する脳の研究
にも参加したのですが、残念なことにリサーチでは特定の個人に関する結果は教えてもら
えなくて、総合的な研究結果の報告書のみが送られてきただけでした。


(でも∫は個人的にはこう言った著名な大学のリサーチに何らかの形で貢献できたという
 部分に満足していたみたいだし、色んなIQや数学に関するアセスメントが受けられて
 とっても楽しかったそうなので、かけがえのない経験となりました。)

一応、興味のある方の為にその時の様子を報告した過去記事をリンクしておきますね。






a0332222_06103053.jpg


ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、ごく最近、ネットで数学の能力と脳に関
する情報を探していて、幾つかヒットした文書やリサーチ・ペーパーの中でなかなか興味
深いものを見つけたので、同じく「数学脳」(私自身は”数が苦悩”(すうがくのう)の方
ですが。苦笑)に興味がある方の為に、その文書をリンクしておきたいと思います。



とても興味深い読み物なので、出来ることなら全て日本語訳したいとは思うのですが、私
の言語能力や集中力、そして時間にもかなり限界がある為、気が向いた時に(⬅︎そこかよ
?)自分が面白いと思った部分を少しづつでも訳していければと思ってます。


多分、「数学的ギフテッドの脳」シリーズとして、普通の記事の合間に予告もなしに現れ
たりすると思いますが、でも正直言ってはっきりと約束はできないので、あまりあてには
しないでくださいね。

(かなりいい加減で申し訳ありません。😅)


というわけで、今回の記事ではこの文献のABSTRACT(要旨)の部分をざっと訳して
みました。


要旨


哺乳類、そして鳥類の全てに、よく発達した少数のものに対しての"numerosity"(日
本語では適切な単語が見つからなかったのでちょっと簡単に説明しますと、「数を言葉や
記号で表現できなくても、本能的に”認知できる”ある種の「数量認知能力」)の感覚が備
わっているとはいえ、私達の脳は「数学」をするために進化したのではない。というより、
私達の脳は神経系の相互接続性をうまく統合させることによって、学校での数学を学んで
いる。


数学(に関連する作業)に特に重要な部分というのが:

・ワーキング・メモリーをサポートするための外側前頭皮質

・長期記憶から知識や情報を再構成するための側頭皮質(そして海馬)

・意思決定の為の眼窩前頭皮質と前帯状皮質、その後、今度は辺縁皮質下部の領域内に
 て仲介(うまくまとめて処理)される。

(私の解釈としては、意思決定のプロセスは、眼窩前頭皮質や前帯状皮質などの大脳の
分野と共に、攻撃性や恐怖などに関連する扁桃体が存在し、感情を司る古い脳の部分で
ある辺縁皮質下部の関わりあいにもよるものだと思います。言ってみれば、私達の判断
や意思決定は、理論や理屈だけでなく、感情・情動の関与にもよるもので、「理性」と
「感情」の微妙なコミュニケーションによって下されるという事ではないかと思います。)

(私の知っている人の中には”感情”のみで意思決定をしているように思える人も決して
 少なくないですが。笑)

・象徴的表象の配列の為の紡錘状回と側頭葉の分野


・概念的な相互関係についての空間的推論に必要な頭頂葉

・メンタルリハーサル(ある場面をイメージし、想像の中で事前に練習し治療や学習に
 役立てる方法)の為の小脳


神経画像の研究によると、数学的に優れた被験者たちの脳では、これらの上に述べた
分野の(右脳、左脳)両側において、関与(活動)の増強が見られる。ギフテッドの
子供達の脳は相互接続性が強化されている。 神経画像における算術、代数、幾何学、
統計学、そして微分積分学のパフォーマンスでは、側頭葉が全ての数学の分野におい
て、大変重要な役割をしていることを示している。


側頭葉の主な役割が空間的処理であることから、その数学的思考への関わりは、空間的
推理の能力がギフテッドの子供達の数学の能力の良い予測の要因となっているといった、
学校の教師の報告と一致しているかのように思われる。


以上、「Mathematical Giftedness in the Brain」より抜粋。


う〜む。


ここでも又、数学の能力と「空間的推理」の能力の強い関連性が挙げられてますが、
他の分野と比べて、空間認識能力が凹である∫がどうして数学が得意なのかが不思議
であります。


何度もしつこいようですが、これまでの∫のIQテスト(WISCStandford-Binet
どちらのタイプ)でも、視覚空間認知を測る下位検査のスコアは、言語能力の分野と比
べるとかなりの差で低かったので、∫の場合、一般的な数学の得意な子のプロフィール
に一致せず、未だに不思議でなりません。


(ちなみにレゴやMinecraftに興味がない子なんて、うちの∫くらいじゃないか?などと
思ってしまいますよ〜。)


まぁ、だから数学の分野においても、一般の幾何学やTopology(位相幾何学)などに
もあまり関心がないのかもしれませんが。


ごくたまに、(もし∫が空間認識の分野に優れてたら、たまに数学コンテストなどで見
かけるような、中学生の時点ですでにUSAMO qualifierレベルのバリバリの数学少年
になってたかもしれないのにねぇ。)などと思ったりすることもありますが、こればっ
かりは仕方がありませんしね。(苦笑)


まぁ、人間の脳っていうものは複雑でミステリアスなものなので、そう簡単に一言で
説明できるものでもないんでしょうし。

だからもっともっと深く知りたいな、なんて思います。


この「数学的ギフテッドの脳」シリーズ、いつになるかわかりませんが、そのうち又、
続きを書きたいと思いますので、あまり期待しない程度に気長に待っててくださいね。


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by mathdragon | 2016-04-18 13:30 | Gifted/2e

∫が一流大学へ行きたいと思う理由

アメリカではネットなどでもギフテッド一般に関する情報は溢れかえってはいるものの、
”ギフテッドの大学受験”といった特定の話題についてはあまり見かけません。

(私が探せないだけかもしれないけど…)

そんな中、私の愛読するGifted Callengesというブログで、又しても、

まっ、まさにそうなのよ〜〜〜! (ノ゚⊿゚)ノ


と、天に向かって大声で叫びたくなるほど強烈に同意し、又、∫がCaltechMITなど
の一流大学へ行きたがっている理由が、そのまんまうまく説明された記事を見つけたの
で、皆さんにも読んでいただきたくてリンクしました。




What do gifted students need?

What is overlooked, and what is especially relevant to highly gifted and
academically motivated students is that elite schools offer a wealth of
resources that may be less available at other institutions.


These students long for a challenging, meaningful education. After years
of boredom in traditional schools, they desperately crave an environment
where they can learn alongside like-minded peers and immerse themselves
in their interests. And some highly gifted students who have performed
well in high school, breezed through standardized tests and delves into an
area of meaningful interest may meet admissions standards without the
overachieving, test-prep-driven approach the media readily portray as so
commonplace.


Elite colleges typically offer gifted students the following:

Highly challenging, intellectually stimulating classes taught by
 world-class professors

Classrooms filled with like-minded peers, also invested in learning
 at a high level

A greater likelihood of generous need-based financial aid.


(Gifted Challenge: Choose wisely: Some truths about elite colleges for
gifted studentsより引用)



∫がこう言った大学へ行きたがるのは、大学のネームバリューや、将来どれだけ就職に
有利か、どれだけ収入が期待できるか、などと言った要因ではなく、ただ純粋に自分の
関心分野(数学)を追求していくにあたり、これらの教育機関だと、やはりそれ相応の
教育や教員のクオリティを期待できるであろうという思いがあるからなんですよねぇ。


そしてもちろん、そういった大学には自分と同じようなタイプの仲間達もたくさん集ま
ってくるだろうし、同じような興味関心や知的レベルを分かちあう”知的仲間”達とクラス
や生活を共にすることにも強く惹かれているという部分が大きいようです。


ギフテッドの子達にとっては、教育環境、または社会環境において、自分と似たような
”like-minded peers"や、”自分が属すると感じられる場”の存在というのは非常に大切
ですのでね。


以前の私は、(一流大学もその辺の州立大学も、教育の質的にそれほど大きな違いが
あるものなのか?)などと思ったりしたのですが、現在、地元の州立大学(UNR)で
数学のクラスをとっている∫を見ていると、正直言って、大学のレベルでもそれほど
はふ・ぱふ(〃゚д゚;して焦りながらやっているという感じではなく、結構余裕でこな
して行ってるという感じなので、(UNRさんには大変失礼ですが、)大学と言っても、
所詮、一般の平均的な州立大学ってこんなもんかな?なんて思ったりしてました。


考えてみれば、これまで13歳〜15歳の時点で取ったクラス(ほとんどが大学2〜4年
生で履修するクラス5つほど)で、ほとんどがA、A-の成績を取れているというあたり、
∫にとってそれほど”チャレンジング”ではないのではないかというのが推測できます。


ただ、UNRの数学のプロフェッサーの中にはスタンフォードやプリンストン、コーネル、
バークレーなどといった大学の卒業者(PhD)もいるのですが、∫の話では、やはりこれ
らのプロフェッサーのクラスは授業の内容や指導法も断然、刺激的だし自分にフィット
している感じがするという事です。


面白い事に、こう言ったプロフェッサー達は”インプレッシブな学歴”の割には生徒達に
は人気がイマイチらしく、rate my proffessorなどによると、”試験がめちゃくちゃ難
しい!”やら、”教え方が飛躍し過ぎる!”、”多分、本人は物凄く頭がいいのだろうけど、
一般人の思考回路やスピードを理解してなくて、自分本位に授業を進めるのでわかり難
い!”などといった文句も結構多いみたいです。(笑)


∫の考えとしては、だからそれなりの大学に行けば、それ相応の(自分の習得パターン
やペース、レベルに合った)教育を受けることができるだろうと期待しているようです。


もちろん、∫のような(いや、∫よりもはるかに優れた)多くのギフテッドや学業優秀な
子達がそういう思いで限られたスポットを目指して応募してくるわけですので、∫も真剣
にそう言った大学で勉強したいと思うのならば、合格できるようにこれからも油断せず
頑張らないとね!


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by mathdragon | 2016-04-13 11:11 | Gifted/2e

ギフテッドの脳について

ギフテッドの子育てやギフテッド教育、指導法などに関する実用的で役に立つ情報はもち
ろんの事、私はギフテッドの人達ならではの特殊でユニークな認知・思考、感覚、感知の
傾向やパターンなどにも関心を持っていて、特に、そう言った(一般人との)違いはどう
して、又はどうやって生じるのか?という、”ギフテッドの脳の構造や機能”の部分にもす
ごく興味があります。


ギフテッドの子供達が”ギフテッドならでは”の特徴や行動を見せるのも、それらはやはり
もとをたどれば”脳の違い”によるところから来ているんだと思いますし。


そしてそれらの”脳の構造や機能の違い”が、更にどこから来ているのか?(割合として、
先天的な部分が大きいのか?それとも環境によって後天的に形成された部分が大きいの
か?)などと言った事に、あれこれととめどなく思い耽ったりすることがよくあります。


だから私は「ギフテッドの脳」についての文献や情報を読んだりするのも好きなのです
が、先日、ネットで見つけたこちらの情報(英語)がとても興味深かったので、皆さん
ともシェアしたいと思います。



ちょっと長い文献ではありますが、でも内容は専門用語なども少なくて、とても読みや
すい英語だと思うので、興味のある方は是非チェックしてみて下さい。


尚、この中で、特に「ギフテッドの脳の神経科学」という部分が面白かったので、その
部分をごく大雑把だけどポイントだけ訳してみました。


ギフテッドの脳の神経科学

ギフテッドの脳は一般の脳と比べて…

1  局部的に脳のボリュームが増加している
2 脳領域間の接続性が優れている
3 より効果的に作動する
4 感覚の感受性/感度がより優れている
5 感情知性に特化した脳の部分が拡大している 
6 変化に対してより積極的に反応する脳の部分が拡大している


1の「ボリュームが増加している局部」というのが、

・前頭葉(複雑な意思決定と仮説の検証)
・側頭葉(聴覚処理と言語の解釈)
・頭頂葉(味覚、温度、触覚)
・後頭葉(視覚情報)


のエリアらしく、(なんや?結局、ほとんどの脳の部分では?笑)これらの分野の
ボリュームの増加が、ギフテッドの人達が莫大な情報に関わる意思決定も迅速に行う
ことができる理由ではないかということであります。


又、味覚や温度、触覚などの感覚を司る頭頂葉のボリュームの増加など、ギフテッドの
個人によく見られがちな、”高い感度”や”鋭い感知、感受性”(OE)を説明していると言
えるであろうということです。


2の「脳内の領域間の接続性」に関して。

白質路は脳の異なった地域に情報を伝達し、処理速度と情報伝達において大変重要で、
ギフテッドの脳は一般と比べると、この白質路が増加している。


ギフテッドの人逹の間に処理速度が優れた者が多いのも、優れた接続性(白質路の増加)
によるものだろうとの事で、また逆に、高IQ者に見られる白質路の増加は、情報を処理
するのに使われるネットワークの豊富さゆえ、処理速度の低下にも関係している可能性
があるとの事。


ギフテッドの子がクラスの他の子達よりも学習作業を終えるのに時間がかかってしまう
のも、これが原因かもしれないとのことであります。


ラッシュアワーに何台もの車が複数のハイウェイから合流する交通渋滞と同じように、
ギフテッドの脳は別の可能性、他に考えられるべきアイデアや発想などで溢れかえって
いる為、この状態が簡潔な答えを時間内にタイミング良く答える事を困難にしてしまう
のではないかという事で、白質の接続性と情報処理のスピードの関係って何やら複雑そ
うで、未だにはっきりと詳しい事はわかってないみたいですが。


3の「脳の効率性」について。


ギフテッドの子供が一般の子と比べて習得が早い(反復の回数が少なくて学べる)の
は、脳の効率の良さに関係している。


脳の効率性を測る一つの方法がグルコースの消費で、ある研究では高IQ者達は、一旦、
タスクをマスターしてしまったら、消費するグルコースの量が少なくなるらしい。

(脳が自然に”エネルギーセーブ・モード”に切り替えられるんでしょうか?)


この事から研究者達は、「知能」というものは、脳が”どれだけハードに働いているか”
というのに対し、”いかに効果的に(能率よく)働いているか”によって測定できるので
はないか?と考えているようです。


4の「感覚の感受性/感度が優れている」


ギフテッドの子の脳は一般と比べ、振幅、継続時間の両方において、音に対して強烈に
反応する。


彼らはタッチ、味覚、臭覚、聴覚、視覚といったあらゆるタイプの感覚のインプットに
対して感度が高まっていて、これらの強化された感覚反応は、”快感”もしくは”苦痛”の
どちらにも感じられる。


例えば、ギフテッドの中には(味覚が強化されている為)微妙なテクスチャーや風味を
識別する能力に恵まれている事から、食べ物や料理をこの上なく楽しむ者もいるし、又
それとは逆に、味覚が過敏な為にある風味が強烈に感じたり、あるテクスチャーが受け
つけられず、不快に感じてしまう者もいる。


(個人的に、⬆︎の”あるセンサリー・インプットが”快感”と感じたり、”苦痛”と感じると
いうの、(ギフテッドではありませんが)感覚過敏の私にはすごくよくわかります! 
私は視覚、触覚とともに臭覚も過敏で、ある一定の匂(食べ物や物質、香水など)には
激しく反応して、ものすごい嫌悪感や苦痛(頭が痛くなったり)を感じてしまうのです
が、別のある一定の匂い(同じく食べ物、物質、香水など)にはとてつもないほどの
”快感”や”喜び”を感じてしまい、(脳の”プレジャー・センターが刺激されている感じ!)
つい、時間を忘れていつまでもクンクン嗅ぎ続けてしまいたくなるほどであります。
だから私は身につけるフレグランスなどもかなりこだわる。)



(∫の場合も触覚に関しては”快感”と”苦痛”の「混合タイプ」で、未だにシャツのタグと
か靴下の毛玉やラインが耐えられなく、ある一定のテクスチャーや素材の服が着られない
くせに、むぎゅ〜っと圧力をかけて抱きしめられたい、何かの間に挟まってコンスタント
に刺激を受けたいという欲望が強く、本当に面白いです。)



5の「感情知性に特化した脳の部分が拡大している」について。

ギフテッドの個人の脳は、感情の情報を処理する部分が拡大している。


前帯状皮質(ACC)と前頭前皮質(FC)の拡大と、より優れた接続性が、ギフテッドの
知的好奇心を満たそうとする激しい欲望の原因とも言える。


又、この部分の拡大とより優れた接続性が、ギフテッドが感情の情報を一般とは違った
使い方をしている(感情処理の部分だけではなく、知的機能に関係した全ての領域に広
がっている)理由とも言えるだろう。


更にこの事は、高IQの個人がかなり頻繁に、鬱や不安感などを含む高まった感情反応を
経験する傾向にあるということも説明できるかもしれない。

(言い換えると、"drive"(意欲、活力、原動力)と"anxiety"(不安感)は、その個人の
脳にもともと生まれつき備わっているもの(先天的)なのかもしれない。)



5の「変化に対してより積極的に反応する脳の部分が拡大している」について。

ギフテッドの個人は知的チャレンジによって脳の機能が更に加速される。


数学的ギフテッドの若者達の脳は、実行機能(右のACC)、感覚情報の解釈(左の頭頂
葉)、そして運動機能(左の運動前野)の部分が大きく、又、彼ら(彼女ら)の脳には
前頭部と大脳基底核(報酬と意思決定に特に敏感な脳の部分)、そして頭頂部を繋ぐ白
質路の数の増加が見られる。(結果として流動性推論、ワーキングメモリー、創造力な
どの能力が向上。)


この事は、ギフテッドの生徒の脳は、情報をより効率的に管理するのに関与している部
分が(一般よりも)より大きいという可能性を意味している。


又、ギフテッドの脳は、より困難な課題やタスク(チャレンジ)を与えられると、更に
一層加速される。


サイズや活性化ではなく、むしろ脳のこういった部分を、質的にユニークでより複雑な
やり方で活用する能力こそが、最終的にギフテッドの人達に見られるチャレンジや問題
解決に対するアプローチの違いを示しているとも言える。


ギフテッドの脳が更なるチャレンジを与えられた場合、一般の脳と比べ、脳の両側により
一層の活性化が見られる。更なるチャレンジによって、より一層活性化されたこの状態は、
(脳が最高潮の状態)”flow”を体験している状態に関連しているとみられ、一般にギフ
テッドの特徴として知られている”rage to learn"(抑えがたく激しく強烈な”学ぶこと”
に対しての渇望)の現象も説明できると言える。


ギフテッドの子が最適レベルで機能する為にはチャレンジ(困難と感じる、やり甲斐の
あるタスク)が必要であるとは言え、”チャレンジ”は個人によってそれぞれであるとい
うことを認識していなければならない。


これらの生徒に必要なチャレンジとは、年齢や学年、試験のスコアなどをもとにしたも
のでなく、各個人が(彼らに適した)高度なレベルの知的機能で作動することができる
作業やタスクをもとにしたものでなければならない。


ギフテッドの生徒が適切な知的チャレンジと支援を得られることができた場合、彼らの
多くの”感情的”、行動的な困難も、完全に無くなるとはいかないまでも、減少するであ
ろう。

(⬆︎これはまさに∫にあてはまりました。)


以上、かなり大雑把で意訳っぽい文章ですが、まぁ、基本的なポイントは理解してい
ただけるのではないかと思います。

(わたしゃ直訳は苦手です。でもワケわかめのGoogle翻訳よりマシかと思います。笑)


こういうギフテッドの脳の解剖学的(構造)、生理学的(機能)な情報を認識する
だけでも、ギフテッドの個人のユニークな思考や感覚、言動のパターンや傾向に対し
てもある程度納得でき、誤解を防いだり、先入観を取り除くことにも役に立つのでは
ないかな?なんて思います。

こういう情報は特に学校の先生たちにも知ってもらいたいですね。


そうすれば、なぜギフテッドの子たちには彼らに適した知的チャレンジが必要か、と
いうのも理解できるでしょうし、こう言った子たちをもっと寛容的、支援的な気持ち
で受け入れてくれるようになるのではないかと思います。


最後に。これは∫の脳。(笑)

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by mathdragon | 2016-04-11 10:33 | Gifted/2e

ギフテッド教育のカテ

これまでブログ村のギフテッドチャイルド育児のカテゴリーに登録していた私のもう一つ
のブログ、「アメリカのギフテッド&2e情報」ですが、先日、「ギフテッド教育」のカテ
へお引越ししました。


元々、こちらは私のこれまでのブログ(あーちゃんはmath kidあーちゃんは数学の
ギフテッド、そして現在のThe Curious Life of ∫の中から、ギフテッド2eに関す
る記事だけをまとめたもので、特に同じギフカテに属していたこの「The Curious...」
とはどうしても記事がダブってしまっていた為、どんなもんかなぁ〜と考えていました。


そう思っていた矢先、少し前にギフテッド教育のカテができていることを発見!

で、早速、カテを移ることにしたわけであります。

(違った場所で、できるだけ多くの人達の目に触れたらいいと思いまして。)


ギフテッド教育カテに登録しているブログはまだ少ないのですが、(現在の時点では私
のを含めてまだ3つ)これらのブログはギフテッドに関してとても参考になる情報が盛
り沢山で、ギフテッド一般やギフテッド教育に関してまだまだ情報が得にくい現在の日
本では、とても貴重な情報が得られる場所だと思うので、どうぞ皆さん、(もしまだの
ようでしたら)是非、このカテを訪問してみてください。


というわけで、「アメリカのギフテッド&2e情報」は「ギフテッド教育」のカテへ移り
ましたので、これからも引き続き、そちらの方もどうぞよろしくお願いします。

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by mathdragon | 2016-04-07 03:35 | Gifted/2e

ガニエのギフテッド/タレンティド区別化モデル (DMGT)

ギフテッドやタレンティドの定義や考え方も、個人や団体・機関によって様々なようでは
ありますが、私は個人的にはこちらのGagné氏の見方が一番しっくりします。



(チラッと調べてみると、日本語では”ガニエのギフテッドとタレンティドの差別化モデル”
と訳されているみたいですが、私は"differentiated"という言葉が”差別化”となっている
のにニュアンス的にやや違和感を感じてしまう為、あえて自分勝手に”区別化”としています。
苦笑)


「ギフテッド」と「タレンティド」という言葉に関しては、個人や団体(学区など)に
よって、それぞれが違った意味で定義付けされていたり、特にあえて区別せず使われて
いる場合も見られるのですが、ガニエはこの2つをはっきりと区別しています。


彼の考えによると、「ギフト」(Natural Abilities) というのはそれぞれ個人が”持っ
て生まれた資質/才能”で、「タレント」(Talent) は”それらの才能(ギフト)から体系
的に開発されたスキル・能力”と区別して見ているようです。


ガニエによる、主に遺伝的に決定されるギフト(天性の素質・才能)の領域というのが、

Natural Abilities

(精神面)

知的能力:一般的知能('g'要因)流動性、結晶性推論、言語的、数的、空間的、
  記憶、手続き的、叙述的能力
創作力、発明性(問題解決のスキル)想像力、独創性(芸術)検索の流暢性
社会的情動能力:洞察力、知覚の鋭さ(操作)、対人スキル、社交上手、機転
          影響力、説得力、雄弁さ、リーダーシップ、求愛、育児
感覚的能力:視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、固有受容感覚(目を閉じていても、
        自分の手や足の位置と、それを動かしていることがわかる感覚)

(身体面)

筋肉:力、スピード、強さ、耐久力
運動調節:スピード(反射)機敏、コーディネーション、バランス


で、以下がTalent (タレント)の分野であります。

Talent

アカデミック(言語、数学、科学、人文学、職業教育)
テクニカル(交通、建設、技能、製造、農業)
サイエンス&テクノロジー(エンジニアリング、医療、社会)
芸術 (創作、舞台、応用、ビジュアル、文学、口頭)
ソーシャル・サービス(健康、教育、コミュニティ)
経営/販売(管理、マーケティング、保護、検査)
ビジネス運営(記録、財政、流通)
ゲーム(ビデオ&カード、チェス、パズル)
スポーツ、アスレチック


そして、持って生まれた資質や能力(ギフト)を、特定の秀でたタレント(体系的に開発
されたスキル)へ移行する為のプロセスがこちらであります。


Talent Development Process

活動:アクセス、内容、形式
プログレス:段階、ペース、転機/岐路(ターニング・ポイント)
投資:時間、経費、労力


ガニエの見方によると、すべてのタレントが内部と外部の触媒(促進の働きをするもの)
の影響を受けて、学習や練習を通じて自然の能力(ギフト)から開発されているとの事
なので、この発達のプロセスがうまく行われないと、従来の才能(ギフト)がフルに開
花されない恐れもあるわけですよねぇ。

(ギフテッドのアンダーアチーブメントがこの例でしょう。)


いくらスポーツや音楽などの資質や才能を秘めていても、適切な指導やトレーニングな
しではその才能を完全に発達させることはできないでしょうしね。



それと同時に、いくら長時間のトレーニングや練習をしても、ギフトの部分が欠けている
(元々の資質や才能が備わっていない)と、ギフテッドの個人が達成するのと同じレベル
のタレントには発達できないとの見方で、これは私もずっと昔からそう感じてたので、この
部分を読んで頷けました。


(運動能力全般に欠ける∫が、いくら優秀なコーチから指導やトレーニングを受け、莫大
な時間を練習に費やしたとしても、優秀なアスレートやスポーツ選手になれるとは考えら
れませんので。苦笑)


(だから私には「10,000時間の法則」の概念があまりにもシンプリスティクに思え、
すんなりと”はい、そうですか。”と納得できないのであります。)


話を元に戻しますが、その発達のプロセスに影響する触媒というのが、

Intrapersonal Catalysts (個人内的触媒)

学習プロセスにポジティブにもネガティブにも影響を与える個人の特徴が、

身体的特徴:外見、障害、健康
精神的特徴:気質、性格、回復力

そしてこちらが目標管理の要因

認識:(自他共の長所や弱点の認識)
モチベーション:(価値観、ニーズ、興味関心、情熱)
意志:自主性、努力、根気


Environmental Catalysts(環境的触媒)

タレントの発展に影響する環境的要因

・環境、境遇:(物理的、文化的、社会、家庭的)
・人:(両親、家族、仲間、教師、メンター)
・設備:エンリッチメント(カリキュラム、教授法、(学習ペース)
    管理上(別クラス方式、能力別クラス、飛び級など)

chance

個人内的/環境的触媒と、自然の能力(ギフト)に影響を与える要因。

個人がどの外的環境に、どういった個人的特徴を持って生まれてくるか(遺伝的要因
に大いに関係する)はチャンス(偶然、好機)による。

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こうやって図で見てみるとわかりやすいですね。


個人の持って生まれた素質、才能が”タレント”に発展する為には、個人の置かれた
環境や状況、そして本人の気質や性格などがそれぞれ複雑に相互的に影響し合って
いるという感じで、それを考えると、ある子供には効果的な活動やプログラムも、
別の子供には効果が見られなかったり、それどころかタレントの開発の分野のみ
ならず、子供の感情面、精神面でネガティブな影響を与えたりして、”逆効果”にな
ったりする事もあるのではないかなんて思ったりします。


例えば、ある子にとっては「飛び級」、「複数学年飛び級」が効果的であるかも
しれませんが、別の子にとっては気質、性格的にそう言った環境があってなくて、
精神的に辛い思いをし、学業にも悪影響を与えたりなど。


ギフテッドの子の能力を最大に伸ばすには、これら個々の「個人内的触媒」と
「環境的触媒」の要因に目を向け、それぞれの要素がそれぞれユニークな子供に
効果的に作用しているかを常にチェックして見極めながら、そうでない場合は
その都度、子供に効果的であるように微調整をしていきながら、この「発達の
プロセス」のサポートをしてあげるべきではないかと思いました。


最後にこのトピックについての動画も見つけたので、ついでにアップしておきます。




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by mathdragon | 2016-04-04 12:55 | Gifted/2e

ギフテッドの特徴:そう言えばうちもあったなぁ…

んでいて、(あぁぁ〜、そう言えば∫にもそういうところがあったわぁ〜!)っと、つい
昔の事を思い出して笑ってしまいました。

(その当時は全然、笑い事ではなかったのですが。σ(^_^;) 汗)

この記事の中の、

Many gifted children are intrinsically motivated. Smiley faces, star stickers,
and even good grades aren't likely to motivate them. Redding believes that
these children will sacrifice such "external" reward in order to work on more
appealing tasks.


The tasks that appeal to them are those they find interesting, challenging,
and relevant to their lives. It's the challenge that they find rewarding.
Rote memorization of facts and concrete details is neither challenging nor
rewarding.


If these children are not given sufficiently challenging work, they will make
it more challenging. For example, they might give themselves time limits
when no time limits exist. They will do this even though it means they
may risk doing well on an assignment or on a test. Although they could
get an A with little effort, they find the challenge more inherently rewarding.
They will also often choose more difficult tasks over easy one in order to
be challenged, even if it means they are risking the chance to get an
easy grade.

(Underachievement of Verbally Gifted Childrenより抜粋)


…という部分なんか、小学校3年くらいの∫そのまんまって感じで笑えましたよ。


この当時、Mathはもちろん、英語の文法やスペリング、サイエンスなどの分野において、
小学校3年生の学年で習うカリキュラムをほぼすでに習得していた∫は、学校での毎日の
授業はチャレンジが欠けていると感じた為、自分自身で”チャレンジ”を作り出していたみ
たいであります。(笑)


*以下、これらの写真は以前にブログでも載せていたと思うのですが、その記事がどこ
だったか見つけられないので、再度、ここでアップしておきたいと思います。


かけ算のテストなども、(こんなもの、やってられるかぁ〜)って感じで、テストその
ものは全く無視して(問題に答えず)テスト用紙の裏に自作の代数の問題を作って提出
したりなど…

”0点”になるのを覚悟でこんなことするんですからねぇ…(苦笑)

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もちろん、この件についてはその後、担任の先生から呼び出しの連絡が来て、私も
”注意”されました。(笑)


こちらは聞き取りスペリングのテスト。

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先生が言った単語を聞いて、それらを順番に正しい綴りで記入するといった形式のテスト
だったのですが、すでにこれらのスペリングを習得していた∫は(実際、これらより長く
て複雑な単語を2歳の時に綴ってた。笑)番号に”飾り付け?”したりして、自分でチャ
レンジを作り出していたみたいです。


先生から、”A (∫のこと)was not paying attention."って書かれてますが、番号
に飾り付けしながら、先生が順番に読んだ単語をきちんと正しい綴りで書いてあるんだ
から、私としてはちゃんと"pay attention"してると思ったのですがねぇ。(笑)


ちなみにこの先生はとても厳しくて、スペリングがあっていても、単語の文字一つ一つ
が繋がっていたり、終わりが長かったり、余計なハネがあったりしてフォームが崩れて
いたら❌で、減点されてました。(めちゃ細〜い!汗)


私の考え方がズサンなのかもしれませんが、スペリングのテストをしているんだったら
”綴りの正しさ”だけに評価の視点を向けて欲しいなぁと思うのですが。


ギフテッドの子達って、多くの子がシールやニコニコ顔、(日本の場合”よくできました”
のハンコ?)、良い成績などといった、”外的”な要因では動機付けされ難く、好奇心や
興味・関心、願望などといった内発的な動機で動く傾向にあり、又、彼らにとっては困難
なタスクやチャレンジに挑むこと(そしてそれらを達成すること)が大きなリワードとな
る為、それらを得る為には、「チャレンジがないのなら自ら作ってしまえ!」っといった
流れになるんでしょうね。

(尚、この原文では”verbally gifted"となってますが、私はこれらの特徴は言語的ギフテ
ッドに限らず、ギフテッド全体に見られると思います。)


ギフテッドの脳は、(彼らに適した)刺激が必要なんですよ!

彼らにとってはこう言った必要不可欠な「知的刺激」や「チャレンジ」が得られないと、
精神的に”苦痛”を感じるのではないか?と思ってしまいます。


こう言ったギフテッドの子達の特徴を認識するだけでも、教育者達は彼らの(問題とも
みなされる)言動の裏側に隠れた”本来の原因”を見つけ出すことができるのではないで
しょうか。


∫の場合は、その後、ギフテッドの専門家のDr. Palmerとの出会いで全てが思わしい方
向へと向かって行ったので、理解者がいるだけで子供の人生が大きく変わってきますよね。


あっ、すっかり忘れてましたが、そう言えば今日はアメリカはイースターだったんですねぇ。

問題児と呼ばれていた頃の∫からメッセージ!

Happy Easter!

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by mathdragon | 2016-03-28 10:42 | Gifted/2e

ギフテッドの課題:オールAの潜在的問題点

こちら(アメリカ)のギフテッドに関する情報を読んでいると、(そう言われてみれば
なるほど!)と色々考えさせられたり、参考になる記事を頻繁に見つけはするのですが、
それらをブログ内で紹介したいとは思うのだけど、でも最近は日本語に翻訳したり、簡
単にまとめたりするのさえ億劫に感じてしまい、記事にするのを躊躇ってしまってます。


でも、私のブログの読者の方達は英語が堪能な方も多いし、英語があまり好きではない
方達も、”ギフテッド関連の情報”だと頑張って読んでくれるのではないかと思い、これ
からは日本語訳なしでも、役に立つ情報、考えさせられる記事など、どんどんリンクし
ていこうかな?なんて思ってます。


(翻訳が得意な方など、私が紹介した記事が”これは参考になるぞ”と思った場合は、ご
自分でどんどん訳して自分のブログなり何なりに載せちゃってくださいね!ギフテッド
に関してはまだまだ情報不足の日本なので、皆んなで協力しあって知識や情報を広めて
いけたらいいと思うので。)


ということで、先日ふと、ネットで見つけて、私自身も∫がまだ小学生の頃に直面し、
対処しなければならなかった成績に関する課題の記事が、とても参考になると思った
のでリンクしておきます。




本来ならば「成績」というのは、生徒が”どれだけ学んだか”というのを反映すべきもの
なのでしょうが、アセスメントの仕方によっては、「成績」は生徒の”知識、習得して
ること”を表しているとも言え、もし「成績」が、”学んだこと”ではなく”習得している”
ことを反映しているとすれば、学年が始まった時点(特に小学校低学年)ですでにその
学年で学ぶことを”習得してしまっている”ことも多いギフテッドの子達は、何も学ぶ事
なくしてオールAをとる事だって可能なわけなんですよねぇ。


その場合、さして勉強をしなくても、最も簡単にテストや宿題などでもいい点や成績が
とれてしまうので、ギフテッドの子達は彼らにとって重要な”知的・学習チャレンジ”の
機会が与えられる事がなく、学習面にいて、”がむしゃらになって努力する”という場
に直面するのも少ない為、後の中学やになって必要となる「学習スキル」や精神的
な面での粘り強さやタフさなども育成れ難くなるでしょう。


当然、親としては子供が学校からオールAの成績を持ち帰ってきていると、安心してしま
うのすが、でもその優秀な成績の”表面”だけ見て安心仕切ってしまうではなく、それ
らの背景をもう少し深く掘り下げて探ってみて、実際、子供にとって適切な”チャレンジ”
機会が与えられているのか?(子供が努力をする事の大切さを習得ていってるのか?)
などを調べてみる必要があるかもしれませんね。


学校での懇談会などでもそう言った話を持ち上げ、先生に相談してみたり、問題がある
場合などは色々な対処法などを見出して行く必要があるかもしれません。


(うちの場合も定期的に行なわれていた「特別支援教育」関連のIEPミーティングだけ
なく、∫の担任と∫の”個人的な教育ニーズ”(ギフテッド教育)に関しての非公式的な話し
合いの機会を頻繁に設けてもらってました。


ただ、学校側が非協力的な場合は親としては本当に頭が痛いのですが…


中にはこの記事の中で取り上げられているポイントを理解できない(できない振りをして
いる?)先生もいたりして、

「子供がいい成績(オールA)を取っているのに一体、何の問題があるというのか?全て
がうまくいっているのに何が不満なのか?」


なんて言ってくる教育者達もいますので、親の方も子供の教育アドボカーの為にはかなり
の根性と忍耐力が必要となってくるのですが…


そういうのを通り越してきて、幸い、現在では∫は、学校でのAPコースや大学のクラス
などで知的/学習的チャレンジが事欠かない中、(特にAP EnglishとAP US History
やっぱりかなりハードみたいではあります。でもそれでもそれなりにやり甲斐もあるよう
で、結構”楽しんでいる”風でもある。)これまでに身につけてきた”ハードワークと努力”
のスキルと精神をきちんと適応して行ってるようです。

(将来、大学での授業について行く為のいい予行練習ともなっている。)


最後に、このまとめの部分がとても参考になります。


The Potential Problem with Straight A's


If your child is getting straight A's without trying, it could be a sign that
she is not being challenged. And without challenge, there is no effort.
Once a child gets out of school and into the work force, no one is going
to look at her grades any more. Those grades aren't going to open any
more doors or ensure success in your child's chosen field. For that, your
child is going to have to understand the importance of effort and know
how to meet a challenge. This is not to say that grades aren't important,
but unless those grades reflect not just knowledge, but also effort and
hard work, your child may not achieve the success in life that you might
expect from those straight A's.

(What's Wrong With Straight A's?より引用)


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by mathdragon | 2016-03-25 04:25 | Gifted/2e

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