アメリカに住む数学をこよなく愛する16歳のmath kid∫の日々の出来事を綴っています。∫の夢は将来大学の数学教授になること。13歳から本格的に地元の州立大学で数学のコースを受講し始めました。 


by あーちゃんママ

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モチベーションとアンダー・アチーブメント(低達成)

ギフテッドのモチベーションとアンダー・アチーブメント(低達成)について
参考になる情報を見つけたのでリンクしておきます。



この記事の中に出ていた生徒の例を読み、あまりにも小さかった頃の∫と似て
いたのでつい笑ってしまった。


∫も小学校3〜4年の頃なんか、授業中に先生に出された課題など、自分が
興味のない分野や、苦手な分野の作業をするのを拒否したり無視したりして
全く手をつけず、いつも私は先生から「∫君はクラスで作業を終了しなかった
ので、お母さんが指導して家で完成させてください!」というメモと一緒に
未完成の課題をもって帰ってきてました。

放課後、宿題に加えてこれらの未完成の課題もやらなくてはいけなかったの
で、当時、私は本当にイライラしたものでした。(苦笑)


このリンク先の記事の中にも書かれてますが、ギフテッドの子達というのは全
ての領域において必ずしも同じペースで発達するというわけではなく、実際、
発達の凸凹(asynchronous developmentー非同期発達)はよく見られる事
で、ギフテッドの特徴の一つでもあると言えるほどです。


が、多くの学校がこの非同期発達に関して認識不足で、ギフテッドの生徒を
”globally gifted"(幅広い分野において万遍なく、均等に秀でている)と期待
する傾向があるようですが、実際のところ彼らの能力には幅広い範囲があり、時
として一つか2つの限られた分野においてのみ高いモチベーションと秀でた能力
を見せるという事も決して少なくないようですね。


(うちの∫の場合がまさにこれに当てはまります!)


ギフテッドの子達というのは、(自分が得意な分野や関心のある分野においては)
モチベーションそのものは高くやる気はあるのだけど、ただ、それ以外の分野に
おいては本人自身が”興味”がわかない、もしくは苦手な分野である為、やる気が
イマイチとなり、やるべき作業や活動を怠ったり、集中力を失って注意散漫に
なったりし、その為アンダー・アチーブメントにつながる恐れがあるようです。


ギフテッドのアンダー・アチーブメントを対処する前に、まず、第一にその根本
の原因を理解することが重要で、リンク先の記事によりますと、それらの原因は
主にこれら3つのカテゴリーに分けられるようです。


▪️アンダー・アチーブメントの原因


① 身体的な理由ー視覚、聴覚の問題、学習障害、読書障害、喘息、アレルギー
         反応性低血糖、その他の身体的な問題


② 社会/感情的な理由ー貧困、複雑な家庭、依存症や纏綿(家族のメンバー内
           の間に個人の境界線がなく、親が情緒的に子供に絡まり
           過ぎて子供の内面心理・プライバシーを侵害するような
           状態)、怒り、反抗など


③ 学校生活による理由ー教育環境のプレイスメントミス、個人のレベルに不適切
            な学習カリキュラム、支援的でなく有害な教室。
            非同期発達がある為、勉強習慣や整理整頓、管理スキル
            が欠けていたり、レジリエンス(失敗や挫折などから
            立ち直ったり跳ね返る精神力)が未熟。
            課題に関連、妥当性を見出せない。


アンダー・アチーバーのモチベーションを高めるのに重要な鍵を握る戦略の一つ
として、子供の興味関心を生活の中の作業に移行して結びつけると効果的なよう
ですね。


(当時∫はライティングがとにかく苦手で、普通の状態だとなかなか作業が進ま
なかったのですが、トピックを「数字や数学について」など、自分の興味関心
をタスクに結びつけると、不思議とスムーズにはかどったものでした。)


その他の方法としては、


・子供の情熱(興味関心)を知る。

・生徒がいい行動を行っている瞬間を捕らえる。

・些細な動作に報酬を与え、いい方向へ導く

(子供が望ましい行動、正しい行動をしている時など、それがどんなに小さい
 動作で些細な事であろうとも褒めてあげ、それらがこの先にも起こりやすい
 ように強化し、いい方向へ導くようにするという事だと思います。要するに
 ABAみたいなものですね。)


”Dr. Webb teaches a strategy called "anticipatory praise", which
reinforces and rewards the behavior that you hope might occur,
making it more likely that it will occur. "


この”anticipatory praise"と言うのは、実際の動作や行動に対して褒めている
のではなく、こちらが期待する、望む行動に対して”事前に褒めて”その行動が
起こるのを強化させようとするというものだと思います。

英語ですが、こちらのページに例が書かれています。



この、方法だとネガティブな行動も実際起こる前に阻止され、お説教(罰)も
しなくて済むから親の方も嫌な思いをしなくて良くなりそうですね。


一応、学習意欲は結構あったんだけど、アンダー・アチーバーだった3年生の頃。


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by mathdragon | 2015-05-10 09:46 | Gifted/2e

Ouch! ~(>_<。)ゝ

少し前、四十肩の痛みがマックスに達したと思っていたのですが、なにがなにが!

数日前から痛みが更に強烈になり、また、痛い部分も腕から肩に更に広範囲に広
がっていき、夜も寝返りをうつ度に鋭い痛みに跳び上がって起きてしまうので、
ここんとこしばらく寝不足状態が続いています。

左腕を動かさなくてもフライパンやらちょっと重みのあるものを持つだけで鋭い
痛みが腕や肩に走ってしまうので、家事や炊事なんかも全て右手で行っていて、
毎日の食事の支度がとても苦痛であります。(涙)


グランマがまだ滞在中なのに、毎日、料理が思うようにできず、もう本当にごく
簡単な”手抜き料理”になってしまってますが、グランマは文句一つ言わず、(それ
どころかすまなそうに謝ってくれたり。)難しい姑でなくて本当にラッキーだ
なぁ〜と感謝してます。

(幸い、グランマは毎日順調に回復していっていて、今ではすっかり元気になり、
毎日パパと一緒に韓国ドラマを観て楽しんでますよ。)


四十肩の治療はどうやら長期戦になるみたいなので、とにかくこれ以上痛みが
悪化しないように患部を温めたり、痛みを感じない範囲で毎日少しづつ腕の運動
をするようにしています。


私の肩もOuch!なんですが、先日ネットで目にした「発言小町」のあるスレッド
に寄せられたレスを読み、中には思わず”Ouch!”~(>_<。)ゝと、かなり痛い
意見なんかもあり、日本でのギフテッド、それも成人のギフテッドに対する見方
があまりunderstandingではないように感じられ、ギフテッドアダルトの人達
にとっては自分の居場所が見つけ難く、社会が容認的でないのでなかなかカミング
アウトする事もできずに辛い思いをしている人達も多いだろうなぁ、などと考え、
なにやら胸が痛くなってしまいましたよ。




このスレッドはちょっと古く、5年以上前のものみたいですが、私が察すると
ころでは、現在においても日本ではギフテッド、特にギフテッドアダルトに関
しての知識や情報はまだそれほど広くは知れ渡ってないのではないかと思います。


こういう社会的風潮だと、(批判や攻撃を避ける為)ギフテッドの人達がます
ます自らがギフテッドである事を隠そうとし、本人達も闇の片隅に閉じこもって
しまい、精神的苦痛を感じたり、鬱に陥ったりしやすくなると思いますし、社会
一般のギフテッドに対しての理解や情報の浸透がもっと難しくなっていくんでは
ないかと心配になりますねぇ。


日本でも心理士、精神科、カウンセラー達がギフテッドについての知識を深め、
ギフテッドの課題や問題などにも対応できるカウンセリングをオフォーする事
ができるようになるといいですね。


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by mathdragon | 2015-05-06 09:25 | Gifted/2e

ギフテッドの動機付けに大切な5つの”C”

ギフテッドの人達と言うのは一般的に知的好奇心が旺盛で、あらゆる分野において
限りない知識欲を持ち、常に知的刺激を求めている傾向にあります。

そして、こういった人達というのは、それらの”ごく自然に内から湧き起こる知識の
渇望を満足させたい”という強い衝動に駆られる為、幼児期や年少期でさえ、すでに
罰や報酬に依存しない「内発的な動機づけ」(intrinsic motivation)によって
動く場合が多いように思います。

(読むとご褒美としてマシュマロが貰えるから絵本を読む、というのではなく、
自分自身が好きだから、内容を知りたいから読む、と言う感じ。)


ただ、同時にギフテッドの子達は本来の彼らの特殊な学習傾向(同年の者よりも
速く、深く、広く学ぶ)に加わえ、同時に物事や人(自分自身や他人を含む)に対
しての理想や期待が高かったり、自分にとって意味の見出せない作業などを嫌がっ
たり、また、簡単すぎたり単純な事には退屈しやすく、自分の興味ある事以外は
やりたがらなかったりする傾向もある事から、置かれた環境や状況によっては彼ら
の意欲やモチベーションも低下したり、もしくは完全にやる気を失くしてしまう事
も結構、よくあることではないかと思います。


小さい頃からとにかく「何かを学ぶ」事が大好きだった∫ですが、本格的に学校が
始まってからというものは、学校の授業に大いに失望してしまい、小学校3年生の
時点ですでに学業に対する意欲がほぼ完全に消滅しかけていました。


先日、ふと目にした「Are We Failing Gifted Students?」と言う記事の中で、
ギフテッドの(頭のいい)子供達のモチベーションを高める為の必要不可欠な5つ
の要素が書かれていて、これは教育者だけでなく、親である私たちにとってもなか
なか参考になる情報だと思ったので、それらをここに書き留めておきたいと思います。


▪️The Five "C's"
 (ギフテッドの動機付けに大切な5つの”C”)


① Control(自らが状況をコントロールできると感じる感覚)

 生徒が学習に対して不満を感じる時、自分にその状況を変えるパワーがあると
 感じる事が大切。


② Choice(選択)

 学習の内容や指導法を自らが選択することができる。
 (そうする事により無駄な反復を最低限に抑え、真の学習に携われる。)


③ Challenge(チャレンジ)

 すでに習得済みのマテリアル・内容を再び学ぶ事にはやりがいを感じない。


④ Complexity(複雑さ)

 ギフテッドの生徒は概念やアイデアの層を発見していく深さ、複雑さを
 望んでいる。


⑤ Caring teachers(思いやりがある、面倒見がいい先生)

 
 これら5つの要因の中でもこの部分が一番重要で、実際、生徒が”先生が自分
 の事を心底から気にかけてくれていて、面倒を見たい、自分と関わりたいと
 思ってくれている”と感じている場合、たとえ上にあげたその他4つの要素が
 十分に満たされていなくても、ある程度効果的に生徒のモチベーションを上
 げる(又は維持する)事ができるようであります。


私自身の経験からしても、(実際、∫と∫を受け持った数々の担任の先生たちの
∫に対する態度や姿勢、そしてインターアクションなどを見てきて)やっぱり⑤
の要素は子供の意欲ややる気に大いに影響してくるものだと実感させられますね。


小学校3年生の時の担任など、∫を問題児扱いし、∫の事を個人的にも嫌ってい
たのが態度や姿勢、言動で丸見えで、そういう面においてはなぜか知覚が敏感
だった∫は自分が先生に嫌われているというのも悟っていたので、自分がいつも
批判されたりしていた事も含め、小さな胸を痛め、教育機関や教育者に対して
幻滅し、学習に対しての興味関心をすっかり失いかけていました。


だから「思いやりのない教育者」の存在と言うのも恐ろしく、そういった要因
を取り除くことも大切だと思いました。


教育の設定や学習環境、教育者、指導者によって031.gif(悪魔)にも、032.gif(天使)
にもなり得、モチベーションも↑⤵︎する∫ですので、私も常に周りの状況や環境
に気をつけないといけないなと思いました。



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by mathdragon | 2015-05-01 10:48 | Gifted/2e

HG (Highly Gifted)の辛さ

別にギフテッドの子達をIQの数値によって区別してラベル付けしようとか言うの
ではないのだけれど、実際、一口にギフテッドと言ってもそれこそピンからキリ
までで、Highly Gifted (HG), Profoundly Gifted (PG)と呼ばれるレベルの子
達って、一般のギフテッドの子とは学習、社会的ニーズがこれ又大きく違ってくる
ので、本当に大変だなぁとつくづく思います。


先日、去年、∫が参加したMathcounts全国大会で、同じネバダ州のチームだった、
ラスベガスのA君のお母さんから嘆きのメールを受け取りました。

(去年のネバダ州チームメンバー達の父兄とは今でもたまに連絡しあったりして
いるんですよ〜。)


彼は去年、7年生だと言うのに州内の8年生を見事抜いて、ネバダ州大会で2位
の座をおさめたくらいの超数学少年で、全国大会でフロリダのホテルに泊まった
時は、∫のルームメートでもありました。


(正直言って、私はA君が州で1位になると思っていたので、1位で∫の名前が
呼ばれた時はきっと何かの間違いだと思ったくらいです! ごめん∫ 苦笑)


二人ともシャイな性格なのに、まだ会って2回目(1回目は大会前に打ち合わせ
で∫がベガスを訪れた時)だと言うに、お互いかなり素早く打ち解けて、4日間
ホテルの一部屋を楽しそうにシェアしてました。


このA君、現在STEM系のマグネットスクールの8年生で、今学年でミドルを卒業
してこの秋からハイスクールへ進学する予定なのですが、後数カ月で学校も終わろ
うとしている今でも、まだ進学する学校が決まっていないとの事なんですよ。


あの名門Phillips Exeter Academyを受験し、なんと合格したみたいなので
すが、資金援助の額がイマイチだったのか、お母さん曰く、”経済的な理由”で断ら
ざるをえなかった、との事で、非常に残念ながらそちらの進路は諦めなければな
らなかったらしいのです。


お母さんの話では、彼のミドルスクールからはほとんどの生徒が学区内にある
ギフテッドのマグネットハイスクールへ進学するらしく、A君も学区内の3つの
学校へ願書を出していたのだけれど、全て抽選に外れてしまったらしいのです。

(マグネットスクールやチャータースクールは応募者が多いので抽選で入学者を
決める場合が多いみたいですね。)


後、いくつか地元の私立の学校も受験したらしいのですが、多分、これらの学校
は”ギフテッド専門”と言えど、大抵の場合が一般のギフテッド(上位1%〜5%
くらい)の生徒を対象にしたものなので、学区で正式に「Highly Gifted」と判別
されているA君には学習的に不十分だというのが目に見えてます。


(お母さんの話では、A君自身、学校の雰囲気があまり好きではない(金持ちの
甘やかされた子が多そう!)と嫌がったそうです。笑)


で、学区内の進路のオプションを全てあたって、A君にぴったりとフィットした
ものが見つからず、(あっても抽選に落ちたので入れず!)このままだと最終的
には地区指定の一般の公立高校に通う羽目になってしまい、お母さんはメールの
中で、

「そうなると、Aのスピリットが揉みクシャにされてしまうのが目に見えている」

と書いていて、その文章から悲痛な嘆きが感じ取られ、こちらまで胸が痛い思い
でした。


お母さんは更に、「学区が子供を”highly gifted”と判別したけれど、そうかと
言って実際にそのレベルの子供達の為の特別なプログラムをあるわけでもなし!
何もしないのであればidentifyしても意味がないじゃない!」

と、学区のギフテッドプログラムに関しての不満をこぼしてました。

うん、わかる。わかる。


でも、ラスベガス地域の学区はうちよりもはるかに大規模なので、(生徒数も
莫大)ギフテッドプログラムもかなり充実しているように思ってましたが、結構
わからないものですねぇ。


あっ、多分、一般的なギフテッド(MG)を対象としたプログラムやマグネット
スクールの数は多いのでしょうが、A君のようなHG(いや、私が見たところでは
A君はデイビソンレベルのPG)レベルの子達は稀なので、どうしても教育の選択
が限られてくるというのは理解できます。


生徒の全てがIQ145以上、学力(SAT・ACTなどの標準テスト)が学年で上位
0.01%以上と言ったHG、PGの子達からなるデイビソンアカデミーのような学校
はアメリカでもごく稀だと思うので、全国から生徒が集まってくるというのも
うなずけます。

A君のお母さんはデイビソンアカデミーにも興味があるらしく、直接学校へ詳し
いことを問い合わせてみると書いてました。

A君だったら余裕で合格するでしょう。

(この子は数学の能力だけでなく、他の分野もとにかく秀でているものすごい
超ギフテッドチャイルドなんですよ〜!)


A君がリノにくれば∫もすごく喜ぶんじゃないかと思います。

デイビソンに通い、北ネバダ数学クラブに参加したら、いい友達となるのでは
ないかと思いますし。


それにしても、ただでさえギフテッドの子育ては大変なのに、HG、PGの子の
子育ては更にもっとあれこれと課題が増え、(特に教育オプションに関して)
本当に悩みが多いです。


うちも∫が小学校の頃から一般の道からかなり逸脱した教育プレイスメントを
体験してき、(学年飛び級、科目飛び級、インデペンデントスタディ、Dual
Creditなどなど…)今でもなかなか油断が許されない状態なので、又何か不満
を言ってくるのではないかと、いつもびくびくしているので、A君のお母さん
の気持ちが手に取るようにわかります。


とりあえず私が考えられる情報や教育オプションをいくつか提案して返事をし
ましたが、この夏後半・秋まであまり時間がないので、何とかいいオプションが
見つかればいいと願ってます。

(A君だと普通の公立高校は3日ももたんと自信をもって言い切れます!!!)

最後に…

ふと、気がついたのですが、早いもので去年のMathcounts全国大会からもう
すぐで1年が経とうとしてるんですねぇ。

去年はこのA君を含み、その他2人のメンバーもかなり優秀な数学少年たちだった
ので、ネバダチームは団体戦でこれまでにない好成績をあげ、Most Improved
の賞を受賞したのでした。


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実はA君は今年もボストンで行われる全国大会へ出場するんですよ!
(7年生、8年生と2年連続参加ってすごいよぉ〜!)

例のユニコーン君と一緒に今年も頑張れ〜!


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by mathdragon | 2015-04-25 13:40 | Gifted/2e

ギフテッドの子育て:親へのアドバイス

ギフテッドの子供を育てている親御さん達の為に、とても参考になるアドバイス
がリストされたページを見つけたので、いつものようにリンクしておきます。

(いつもながら英語ですみません。)



その中で私が個人的に特に参考になったり、深く同感したり、また、改めて
思い知らされたものをいくつか抜粋しました。


▪️Help them know that their being loved doesn't depend on their
 performance or achievement. Assure them with your actions
 that your love is unconditional.


これは親として気をつけるべき点だなと思いました。

ギフテッドの子達の中には学業的に好成績をおさめたり、あらゆる分野で功績
や、優れたパフォーマンスを見せる場合も多いと思うのですが、親が極端にそう
いった「子供のアチーブメント」の部分にフォーカスし過ぎてしまうと、子供
の方としては、「パパとママが自分を愛してくれてるのは僕がいい結果を出して
いるから」という思考の流れにつながる恐れもありますよね。

(特に子供がまだ幼い場合など。)

親としては子供に”自分のパフォーマンスや功績などとは関係なく、パパとママ
は自分の事を無条件で愛してくれているんだ”と感じさせる言動をとるべきですね。


▪️Value them as sons and daughters, not just as fulfillers-of-dreams
 or as central to your self-esteem. Value them for "being," not
 just "doing". Have enough of a life not to be dependent on, or
 to overvalue, their accomplishment.


これも読んでちょっとドキっとしてしまいました。

これはうちのパパに当てはまるところが…(苦笑)

パパは学生時代、成績不振の問題児だったそうなので、自分が果たせなかった
夢や希望を∫に託しているような点もかなり伺われ、押し付けがましいところ
なんかもあったりして、そういう点でよく私と言い争いになったりしてます。

子供は子供であって、親とは全く違う、それぞれが独自の興味関心、夢を持つ
一人の個人なんです。

彼らのアチーブメントや業績のみならず、その子一人一人の個人としての存在
を尊重してあげる事が大切ですよね。


▪️Encourage activities that aren't "graded". Beware of overscheduling.
 Help them learn to conquer boredom themselves.


あぁ〜、そうなんですよねぇ。「成績」や「評価」が伴う活動は、完璧主義の
ギフテッドの子なんか特に、ある一定の成績(A!笑)を取ることに固執して
しまい、その過程(の楽しさ、大切さ)を見過ごしてしまう傾向があると思う
ので、時には「結果」にこだわらない活動に携わるのも大切ですね。

また、極端にストラクチャー化され、スケジュールの詰め込み過ぎで、自分の
自由時間がないのもよくないですねぇ。

あまりにも全てにおいて綿密に組織化されてスケジュールが組まれていると、
子供はそれらに従うのみで、創作性や想像力、自発性、イニシアチブなどが
育ちにくいのではないかと思います。

「退屈さ」に打ち勝つ(自分で退屈さを紛らわす方法を見出す、考えだす)
スキルを身につけることを教えるのが大切ですね。



▪️Model a good level of assertiveness. Know where you "begin" and
 where you "end". Be clear about what is their responsibility and what
 is yours. That will help them to take care of themselves when you
 are not available.

▪️Model good coping-with stress, challenge, competition, "mountains."
 You are an important teacher of coping skills.

▪️Model respect for others, other kinds of intelligence, other views.

▪️Model support for the system. Help them to understand the system.
 Teach them how to advocate for themselves. Be wise advocates
 when you feel the need to intercede.


子供は(私たちが思っている以上に!)親の姿をよく見てますので、やはり普段
から私達親が自らの言動に気をつけ、子供の良いお手本となるべきですね。


特に、子供は親が自分自身や社会、その他の人達に対して示す態度や行動なども
見て育っていくものですので、親の私たちが自分自身、そして他人に対する思い
やりや理解、尊重の気持ちなども積極的に見せ、子供のいい「お手本」となる
べきですね。


(特にうちの∫には"Do as I say, not as I do”が通用しないので、私自身が身を
もって実行して納得させないといけないので、かなりしんどいですが。苦笑)


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by mathdragon | 2015-04-23 11:03 | Gifted/2e

誤解されやすいギフテッド

数あるギフテッドについてのトピックや課題の中でも、私が個人的に特別な思い
入れがあり、教育や医学関連に携わる者達は言うまでもなく、親や一般の人達の
間にも広く普及して欲しいと願うのが、「ギフテッドについての誤解や誤診」に
関する知識や情報であります。


以前のブログでも何度かこのトピックについての記事を書きましたが、最近にな
ってこのブログを訪問してくださっている方や、ギフテッドについてあまり認識
がなく、自分の子供の事で悩んでいる親御さん達に少しでもこれらの情報が目に
止まればいいと思う気持ちと、後、すでに認識のある者にとってはこれらはいい
”定期的なリマインダー”ともなると思うので、この話題についてはこれからも度々
記事にとりあげていきたいと思っています。


ということで、先日ネットで見つけたこちらの記事がこれ又、とても参考になる
と思ったのでリンクをしておきます。




ギフテッドについて誤った見識や、誤解されやすい”特徴”、そしてそれらから生
じやすい「誤診」や「未診断」「未識別」による影響やリスクなどがうまくまと
められていて、お子さんが発達障害、又はグレーゾーンの疑いがあげられながら
も決定的な診断は下りず、(又は診断はでたものの)気持ち的にどうもしっくり
といかず、何か別の答えを探し求めている親御さん達にとって、大変貴重な情報
ではないかと思います。


これも英語の記事なのですが、今回、英語が苦手な方の為に翻訳サイトを利用
してみたので、(Googleのよりは断然マシ!)そちらの日本語訳のページも
リンクしておきます。



以下、重要だと思ったポイントをいくつか抜粋して日本語に訳しました。

(自動翻訳の文章だけではわかりにくい部分もあるので、ここでは補佐的な
訳を付け足しています。拙訳ですが、大体の意味は分かっていただけるので
はないかと思います。)


”一般の固定観念に反し、ギフテッドである事は学業成績と同義ではありま
せん。成熟したクラスのリーダー格タイプが期待される一方、ギフテッドの
原型が全てのギフテッドの子達にぴったり当てはまるというわけではありま
せん。 中にはクラスのひょうきん者、席の後ろの方にひっそりと孤独に座
っている不器用な子、問題児などもいます。 これらの多くギフテッドの子
達が最終的にたどり着くところが、彼らの才能が支援されないままでいる
特別支援学級なのです。”



”一般的な信念として、ギフテッドでありながら、且つ、学業に苦労している
などありえないと言った根強い考えがあります。そして、多くの親が、我が子
の能力に大きな差(凸凹)があったり、他の困難や障害によって凸の部分が打
ち消される場合など、子供がギフテッドである可能性を疑ったり無視したりし
ます。それでも、彼らの代償的スキル((凸の部分が凹の部分を補うスキル)
が崩れる限界にぶつかるまでは、一部の未診断の学習障害があるギフテッド
の子は、低学年の間は学業に優れている場合もあるかもしれません。”



”ハイリーギフテッドの子達の診断は得に困難です。彼らの脳の神経伝達回路
は異なっていて、標準とは違った発達上の軌道があるようです。多くのギフ
テッドの子が、大きなプラス(創造的なアーティスト、科学者、発明者、人道
主義者となりやすい)となるけれど、同時に大きなマイナス(圧倒的な感情や
不安感にさらされたり、許し難い行動をとったりする)ともなり得る、高度
で鮮明な強烈さ(インテンシティ)と感度でこの世を経験しているのです。”



”小児診断が不注意に適用される時、ギフテッドの子達はしばしばADHD、
自閉的、抑鬱的、双極性障害の誤ったラベルをつけられてしまいます。”



”一部のギフテッドの子達が実際はそうでない精神衛生障害のラベルを誤って
貼られて投薬されている間、一方では別の子達は実際、学習障害や精神障害
があるにもかかわらず、それらが認識されていないまま(未診断)という
場合もあるのです。”



”通常のギフテッドは、診断可能な精神障害と簡単に混同されやすい恐れが
あります。ギフテッドの子はお喋りで活力に満ち、衝動的で不注意、または
ある一定の状況においては簡単に気が散りやすいかもしれません。(ADHD
の症状に似ている) ギフテッドの子達は社会面で困難を感じたり、些細な
事で癇癪を起こしたり、風変わりで、無我夢中になってしまうような興味
(不適当な自閉症の診断)を持っていることも決して珍しくありません。”



”正確に問題を対処すると同時に、きちんと病理学を識別する事がとても大切
です。時として、最善の治療は単に適切な教育的配置だったりします。(教育
の配置とは、ギフテッドのクラスだったり、特別なプログラムだったり、飛び
級による学年配置だったりと、その子に合った学習環境の設定の事で、うちの
∫の場合が全くこれでした!)よって、医学的診断があまりにも早急に出され
た場合、必須な会話は突然終わり、そしてポジティブな変化の機会が失われて
しまいます。”



”最後に、”標準”の概念は狭くて恣意的な一連の基準によって定義されては
いけません。誰もが皆、同じように情報と感覚の入力の処理をするという
わけではありませんし、誰もが同じ最終点へ同じ期待されるスケジュール
に沿って成長するわけではないのです。多様性(ばらつき)は自動的に障害
を示すわけではありません。


*この↑部分に特に大きくうなずいてしまいます。

定型と言われる層であっても個人の中では精神的、身体的な発達にいくらか
個人差があるのは当たり前の事で、(思春期の身体の発達など見ても、その
子一人一人のペースがあって、バラツキがあるのは簡単に観察できますし。)
ギフテッドの子達というのはあらゆる領域(知的、感情的、社会的、身体的
など)の発達のバラツキが一般よりも大きい傾向にあり、(非同期発達)発
達のパターンや速度、能力のばらつき(凸凹)が標準から外れているからと
言って、それらをすぐに「病理的な原因」(なんらかの障害)に結びつけて
しまうのは非常に危険だと思いますね。


日本の場合だと特に、ギフテッドに精通した専門家が稀なこともあり、実は
ごく普通のギフテッドの子達が、「なんらかの障害」と誤診され、実際は不
必要な投薬を勧められたり、本来、必要であるギフテッドのサポートが得ら
れていないというケースもかなりあるのではないかと思うと胸が痛みます。



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by mathdragon | 2015-04-16 12:31 | Gifted/2e

情意的思考とギフテッドチルドレン

Affective Thinkingと言う言葉、日本語ではどう訳されているか定かではない
のですが、(affectiveは一般に”感情的な”とか”情動的な”という意味。)ブルーム
の教育目標分類の領域の一部である"affective domain"が、”情意的領域”と訳さ
れている事から、ここでもaffectiveを”情意的”とすることにします。

(感情的思考と呼ぶと、どうも別の意味にとられそうな感じがするので。)

前置きはこの辺にして本題に入りますが、先日、こちらの記事を読んで私自身も
すごく共感したので、参考の為に又もやリンクしておきたいと思います。



まず、このAffective Thinking(情意的思考)とはなにか?

記事内に出てきた定義によりますと、

”the sense the individual makes of the world around him in relation
to what he feels is valuable, ethically or morally right; what he feels
is appropriate remedial or supportive action, and what he envisions
as the ideal. what he prioritizes as important, worth caring about."
(Mathew Lipman)

とあり、まぁ、大まかに言えば、


”個人が、自分にとって貴重で、倫理的、又は道徳的に正しいと感じる事や適切
であると感じる改善処置、もしくは支援的活動、そして理想として心に描くもの、
重要だとして優先させるものや、気にかける価値があるもの、などと言った自ら
の内面的な要素と関連させ、自分の周りの世界を解釈する観念”

と言うような感じではないかと思います。


感受性が強く、感情的にセンシティブで激しい反応を見せたり、観察力や洞察力
に優れ、道徳心や倫理観が高く、責任感が強く、リーダーシップの素質に恵まれ
たりする傾向にあるギフテッドの人達は、一般よりもこういった”情意的思考”
活発に働いて、そういった個人の内面的な世界は認識され、評価され、更に促進
されるべきだと思うのですが、このオリジナルの記事の中でも著者も述べている
ように、現在の教育機関において、(ギフテッドプログラムの中でさえ)大抵が
認知的領域をターゲットにした「批判的思考」に重点を置いたカリキュラムが
フォーカスとなっていて、「情意的思考」に十分目が向けられていない感じが
します。


もちろん、「批判的思考」や「クリエイティブ思考」も大切なのは言うまでも
ありませんが、豊かな内面の世界を持つギフテッドの子達は、それらの世界を
アウトプットする機会と場所が必要となってくると思うのです。


ギフテッドの子供達は、世の中で起こっている出来事や問題、課題に対して、自
ら感じる事や意見などを述べたりして、独自の価値観、道徳観、倫理観を表現し、
まわりからのフィードバックや評価を得たりしながら、セルフ・コンセプトを
形成していくと思うので、彼らが健全な自己概念を育んでいく為には、このよう
な機会や場所を与えてあげるのがとても大切だと思います。


「情意的思考」をターゲットにしたカリキュラムがギフテッド教育の一環として
もっと積極的にプログラムやカリキュラムに組み込まれる事を望むばかりですが、
でも学校だけでなくても、家庭でこういった分野の活動を取り組むこともできる
と思います。


∫も小さい頃から道徳的、倫理的、哲学的な課題、世界情勢、社会問題や課題や
世の中のあり方一般などにおいて、年齢以上の興味関心を示していて、これらの
話題について、よく二人で延々と話し合ったりしたものです。


ホームスクールをやっている時なども、こういった分野も学習の一部として
独自のカリキュラムとして組み込んだりもしました。

(うちもこのオリジナルの記事でも推薦されている「Philosophy for Kids」
の本を教材の一つとして使ってました。)




後、こちらのオリジナルの記事でリンクしてあった、「モラル・ジレンマ」の
エクササイズは、子供の内面の世界(道徳観、価値観)を垣間見る、いい機会
にもなりますね。


以前も紹介したことのある、こちらのページも子供に答えさせてみると興味
深いです。



子供の考えや正当化の理由、弁明などを聞くと、今まで自分では想像していな
かった子供の物事の捉え方、感じ方、考え方を発見したような感じがし、いい
意味で子供に対しての見方が変わってくるかのように思えたりしますね。


何よりも、こういう活動をしている時の子供の表情がとても生き生きとしていて、
”エンジョイしている”というのがよくわかります。


あっ、最後に情意領域について、なかなか興味深い日本語の文献を見つけたので、
そちらの方も参考としてリンクしておきますね。


*この文献では、個人の内面世界が、

個人の経験、価値基準・判断、信念、感情、興味、願望、などと定義されて
いました。


”…人間に知識を詰め込むことを最重要課題とし、人間の「こころ」の部分は
二の次にしてきた”つけ”が様々な社会問題となって現れている。「あたま」中心
の教育は「こころの豊かさ」ではなく「ものの豊かさ」に価値基準をおく人々
を作り出し、物質的な住みやすさを得ることができた反面、精神的な住みやすさ
を失ってきた。このような状況の中で、これまでの教育を見直し、人間の認知
領域だけでなく、人間の情意領域である「こころ」にも焦点を当てた教育を見
い出していこうという動きが世界で活発になっている。”


と言う部分にはうなづいてしまいました。


「情意的思考」に目を向けた学習は、ある意味、社会や個人の問題が起こるの
を防ぐのにも役に立ち、「批判的思考」や「クリエイティブ思考」と同様に、
個人レベルだけでなく、社会にとっても非常に大切な要素でもあるのではない
かと思います。


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by mathdragon | 2015-04-13 10:10 | Gifted/2e

ギフテッドである事のマイナス点

National Association for Gifted Children(NAGC・全米ギフテッド
教育協会)によると、全米にはギフテッドプログラムに参加している生徒が約
300万〜500万人いると言われているそうです。

これらの子供達はかなり小さい頃(多くのGTプログラムは小学校2年くらいから
始まる)からギフテッドと判定されるので、個人が成長する上でそのラベルが
自らのアイデンティティの一部と感じてしまう事もしばしばあるでしょう。


ギフテッドプログラムは、教育、学習面においてはこれらの生徒に様々な利益を
もたらすでしょうが、でも「ギフテッド」というラベルと一緒にひっ付いてくる
(周りからと自分自身の)「期待」は、同時に彼らにとって大きな「重荷」とも
なり得るようであります。


こちらの「Why it's horrible to grow up gifted」という記事では、子供時代
に「ギフテッド」と判定された人達が、Redditというソーシャルニュースサイト
の掲示板の "Redditors who were labeled as 'gifted' as children, do you
think the label helped you, or harmed you?"というスレッドに対して、後者
(harmed)だと答えたコメントのまとめがリストアップされています。




そのリストの中で個人的にちょっと気になったのをいくつか抜粋。


4. You develop inflated expectations.

"Being labeled as gifted cause my parents to have inflated
expectations of me, which I will never meet. I am quite happy with
an undergraduate degree and career in business. My parents think
I should be curing cancer while working on my 4th PHD"


5. You put too much pressure on yourself.

"School has always been the biggest trigger for my anxiety because
I'm afraid of not doing well enough, and I never cut myself any slack.
I also have other mental illness issues, and my preoccupation with
marks extended into believing my parents won't love me if I don't
get the grades I think I should. The pressure comes entirely from
within. They have always said as long as I try they will be proud,
butI stress myself out anyway."


10. You're terrified of failure.

"The ease at which I excelled when I was younger made it hard
when I DID struggle, as I was terrified of disappointing everyone.
I still suffer from severe anxiety because, frankly, I never learned
to fail. And I think that's an important lesson for people to learn."


13. It's hard to stay positive.

"I found the hardest part of the expectations was staying positive.
Top of the line grades were expected. If you got the best grades,
you were doing what you were supposed to do. If you got less than
stellar grades, you obviously just weren't applying yourself. It's
hard to be positive when the only reaction are neutral and negative."

(”Why it's horrible to grow up gifted”より)


と言ったのなんか、読んでいて思わず胸が痛くなりましたよ。

周り(両親や先生・コーチ)や自分自身の「期待」に対してプレッシャーを感じ、
不安感やストレスを感じて精神的に辛い思いをしてしまうところなんか、下手
したら∫にも十分にありがちなので、親としてこういった当事者達の声(嘆き?)
は非常に耳が痛いし、心が痛みました。

これらのレスを読んでいると、「ギフテッドの精神的なケア」の必要性を強く
感じさせられますね。


学区で提供されているギフテッドプログラムやギフテッド教育は、一般的に
アカデミックな面での支援やエンリッチメントがフォーカスとなっている場合
が多いと思うのですが、ギフテッドと判定された子達はこうした上記の問題点
の対処を含む、”ギフテッドならではのソーシャル・エモーショナルの分野の
ケア”がとても重要となってくると思うので、アカデミックな面プラス、情動
教育等にも目を向け、プログラムの一環として組み込まれるべきだと思います。

(そして出来る事なら、あらゆるギフテッドの課題に精通したカウンセラー
によるカウンセリングセッションの機会が定期的に設けられているなど。)


それにしてもギフテッドの人たちも色々と悩むことがあって大変ですよね。

親としてはなるべく子供の声に耳を傾けてあげ、こういった悩みを解決して
あげるヘルプをしてあげるべきですね。

う〜ん。

幸い、うちの子はそれほど悩んでいる様子はないようですが。(苦笑)


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by mathdragon | 2015-04-03 06:07 | Gifted/2e

ギフテッドの子育てヒント:友情関係②

以前のブログでも紹介した、デイビソンの「Tips for Parents」のシリーズ
記事で、又もや参考になりそうなギフテッドと友情関係についての情報を見つ
けたのでリンクしておきます。

ちなみにこちらがこのトピックについての過去記事へのリンクです。



この記事の中に、少し前私自身が気が滅入っていた原因(世の中には自分で
コントロールできないものが多い)についての話題もとりあげれれていて、
何やら全くタイムリーだと言うか、こういった事は大人だけでなく、ライフ
スキルの一部として子供達にも教える事が大切だなぁと気付かされました。




英語嫌いの方の為に以下、大体のポイントを簡単に訳しておきますね。


ギフテッドの子供達は、彼ら特有の「強烈さ(インテンシティ)」や、その
他”諸々のギフテッドならではの特徴”が関係し、それらが仲間関係において
インパクトを与え、しばしば友達を作るのが困難である場合がある。

以下は子供がソーシャル・ダイナミックス(団体、グルーブ間においてのそれ
ぞれの相互関係からなる行動など)を理解する為に役に立つヒントをリスト
アップしたものです。


▪️まず第一に、子供の基本的な健康(生活習慣、健康状態)に気をつける。

・睡眠や休息を十分に取る。
・バランスの取れた食事を心がける
・毎日、運動とリラックスする時間をとる
・遊ぶことを忘れない


▪️子供に自らがコントロールできる事と、そうでない事の区別ができるよう
 教える。その際、「フラフープのテクニック」が役立つ。

・地面にあるフラフープの輪の中に飛び入る。

・フラフープの輪の外のもの全ては自らのコントロール外のものである。

・フラフープの輪の内のもの全ては自分が100%コントロール出来るものである。

・怒りやイラつき、不安などを感じた時は、フラフープを思い出してみる。
 
 それら(怒りの原因)は自分でコントロール出来ることか? 
 自分で変えることができるものか? そうであるのなら、その変化の為に
 必要な行動を起こしなさい。 もし変えることが出来ないのであれば、いつ
 までも執着しないで諦めなさい。その場合出来ることは限られているので。
 

(*これって、本当にそうだなぁって思います。自分がコントロールできない事
 についてあれこれと思い悩んだり、怒り狂っていても事態は変わらないし、変
 えることも出来ないので時間の無駄だし精神的にも良くない!逆に自分で変え
 られる事は、簡単に諦めてしまわずに改善の為の努力をするって本当に大切な
 事だと思います。)


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(Google imageより画像拝借)


▪️内向性と外向性(性格)の違いを知り、子供が本来どちらであるか見極める
 手伝いをしてあげる。そうすることにより、仲間との相互関係上でのトラブル
 の原因や解決法を探ったり決めるのに役にたつ。


▪️子供が自らの強烈さ(インテンシティ)を対処できるよう手助けしてあげる。
 以下はその為の具体的な対策です。

 ・子供が感じている事は、あくまでもその子の性格(特質)の一部だという
  事を教えてあげる。

 ・アクティビティを日々の中に組み込む

 ・リラクセーションのテクニックを教える。

 ・クリエイティブ思考やクリエイティブなはけ口の機会を与える


▪️101 Success Secrets for Gifted Kids (Prufrock Press)から抜粋した
 これらの5つの成功ヒントを教える。

 ① いつも自分が正しくなくてもよい
 ② 問題を起こす者でなく、解決する者でありなさい
 ③ 友達を作る為に自分がギフテッドである事を隠さない事
   (どちみち上手くいきはしないのだから。)
 ④ ありのままの自分、そして他人の姿を受け入れる
 ⑤ それほど自分自身を真剣に捉えない (これ、同感!笑)


以上。

重要ポイントだけまとめるつもりが、何やらうまくまとめられなくて、結局
そのまま訳してもうたぁ〜。(苦笑)

何だかぎこちない日本語訳になってしまいましたが、まぁ、とりあえず要点
は掴めていただけたんじゃないかと思います。


では、皆さん色々と大変なギフテッドチャイルドの日々の育児、頑張って
くださいね〜!


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by mathdragon | 2015-03-28 10:21 | Gifted/2e

ギフテッドが育成すべき自己管理スキル

少し前の記事では「ギフテッドが身につけるべき/育成すべきコーピングスキル」
について参考になる文献を紹介しましたが、先日これ又それに加えて更にとても
役にたちそうな情報を見つけたので、こちらの方もリンクしておきたいと思います。



又もや英語の記事で申し訳ありません。

でも、この記事の中には、ギフテッドの子達がこれからの世の中でサクセスフル
で充実した人生をおくっていく為に必要不可欠なスキルが具体的にとてもわかり
やすく書かれていて、ギフテッドの子供を持つ親にとってはとても為になる貴重
な情報ですので、是非とも頑張って読んでいただきたいです。


◆ギフテッドが育成すべき21世紀の為の自己管理スキル

①自信
②自立と責任
③根気、粘り強さと努力
④ゴール設定
⑤時間管理とオーガニゼーション(整理整頓、組織化)
⑥リサーチスキル
⑦勉強スキル
  ・記憶のテクニック
  ・主旨のパラフレーズ(言い換え)
  ・情報のカテゴリー化
  ・文章、文献のプリビュー(preview strategy)
  ・アウトライン(文章を書く際のアウトライン化)
  ・ノートテーキングのスキル
  ・聞くスキル
  ・語彙力の強化


各項目の具体的で詳しい説明においては原文を読んでくださいね。(苦笑)


これらのスキルは∫が現在、そしてこれから特に必要となる分野で、元々こういった
スキルが未熟な∫の大きな課題である為、私自身この情報はとても参考になりました。

知識として頭に入れておくと同時に、それらを実際に実行していく事が大切なので、
私もこれからも油断することなく支援を続けていかなければと思いました。


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by mathdragon | 2015-03-17 10:00 | Gifted/2e

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