アメリカに住む数学をこよなく愛する16歳のmath kid∫の日々の出来事を綴っています。∫の夢は将来大学の数学教授になること。13歳から本格的に地元の州立大学で数学のコースを受講し始めました。 


by あーちゃんママ

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カテゴリ:Gifted/2e( 110 )

The grit-talent dichotomy(意志力-才能二分法)

こちらの記事を読み、大いに共感してしまいました。



まず、最近、ちまたで話題になっているこの”grit”と言う概念については、
こちらのリンク先のまとめを読んでいただけるとわかりやすいと思います。



私自身、このAngela Lee Duckworth氏が唱える説や、Carol S. Dweck氏の
「growth-mindset(しなやかマインドセット」の概念には賛同し、育児や教育
現場において、これらのアイデアや指導法を用いたモデルを応用することは有益
であるとは思うのですが、一番上にリンクした記事でもあげられているように、
これらの概念(グリット、しなやかマインド)が、下手をすると本来の意味とは
又違ったものへと変化し、従来とはかけ離れたモデルの適応が普及していって
いる事に対していくぶん懸念を感じておりました。

だから、


"The growth mindset model has contributed to a false dichotomy
between hard work and ability. Giftedness is viewed as a barrier
to achievement. The theory proposes that telling children they
are gifted will create an inflated sense of self and inhibit their drive
to succeed. They will focus on upholding their gifted status at all
cost and refuse to challenge themselves or take risks. It implies
that if you don't tell kids they are gifted, they won't know, and
therefore, will be more open to challenging themselves. And while
Dweck and Duckworth's arguments may not be this simplistic,
unfortunately, the widespread adoption of the model has perpetuate
this view."


"But is misinformation really the answer? Even those gifted
children who doubt their abilities usually sense that they are different.
They see how they learn at a faster pace, grasp material with more
depth, and typically respond to the world with more sensitivity.
Explaining what it means to be gifted can be accomplished
without fanfare, without judgement, and without overvaluing
their talents. Ignoring this reality by denying their giftedness
not only limits their potential, but is misleading and confusing.
Their acute sensitivity and awareness tells them that they are
different, and they may grow to distrust the adults in their lives
who dismiss what they know to be true about themselves.”

(The grit-talent dichotomyより抜粋)


と、これらの部分を読んで、「まさにその通り!」と激しく同意した
のでした。


観察力、洞察力、そして感知力が強いギフテッドの子は、小さい頃から自分が
”他の人と比べてどこか違う”というのを察していると思うので、”ギフテッド
であるというのはどういうことか”と言った正確な情報や認識が欠けていたり、
彼らのギフテッドネス(ギフテッドである事)が否定された場合、後々、特
に思春期や青年期、成人期にかけて、”ギフテッドにまつわる様々な課題”も
浮上してくるのではないかと思います。


又、小学校の頃などは教育機関などにおいて親の私達が子供の”アドボケイト”
となってきましたが、子供が成長するに従い、(中学、高校生、成人)将来的
には彼ら自身が自らのギフテッドのニーズを唱え、主張する事(セルフ・アド
ボカシー)が出来るようになる為にも、自らの特質を知っておく事がとても
大切ではないかと思います。


「ギフテッドであるというのはどういう事か」というのを子供に説明(告知)
する事は、子供が「自分自身を知る、確認する」という意味で、健全な自己
概念を形成するのにとても大切な事だと思いますし、説明をする際に正しい
情報(ギフテッドであるという事は、学業成績やどれだけのアチーブメント
を達成するかという、"what you do"ではなく、先天的に特殊な脳の働き
を持つ者、"who you are"である)を認識させると、子供が「ギフテッド
のステイタスを維持するために、あえてリスクをおかしたり、アカデミックな
面でのチャレンジを拒否したりする」と言ったことも防げるのではないかと
思うのですが。


これも親や教育者達の姿勢や態度にもよると思います。

(親があまりにもギフテッドとアチーブメントを関連付け過ぎると、子供も
ギフテッドに対して歪んだ見方や概念を抱くでしょうし。)

私としては、しなやかマインドセット/グリット(意志力)かタレント!

と、どちらが正しいか?という”either or”の二文法で論じられるというの
がよくわかりません。

才能があっても成長マインドセットや、最後までやり抜く意志力、不屈の精神
が欠けていたのでは成功の道もほど遠いでしょうし。

また、才能の方はイマイチでも、これらの精神的な特質により、才能を持つ者
よりも成功を遂げることもあるでしょうし。

どっちか?ではなく、子供に両方(才能と精神力)の存在、大切さを認識させ、
持っている才能が最大限に開花するように導いてあげればいいのではないかと
思います。


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by mathdragon | 2015-06-08 13:07 | Gifted/2e

Self-Efficacy(自己効力感)についての日本語訳

少し前のこちらの記事の中でリンクした、




というオリジナルが英語の文献の中に出てきたSelf-Efficacy(自己効力感)
の部分を、お馴染み、ブロ友のmaiさんがすごくわかりやすく訳してご自身の
ブログにアップしてくださってますので、そちらの方をリンクしておきます。



maiさんも毎日、ギフテッドである息子さんの育児&教育指導(プラス主婦業
などなど)で超お忙しい中、こうやってわざわざとてもわかりやすい日本語訳
をしていただきとても感謝しています!


maiさん、いつもありがとう〜!010.gif(私からのチュウなんて欲しくないわって?笑)


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by mathdragon | 2015-05-21 04:10 | Gifted/2e

モチベーションとアンダー・アチーブメント②

最近、ギフテッド関連の話題としてモチベーションアンダーアチーブメント
関する記事が続いていますが、前回のこちらの記事に加え、更に役に立ちそうな
情報が満載の記事を見つけたので、そちらの方も補足としてリンクしておきます。




これらの情報、とても参考になるので本来ならば訳して皆さんにご紹介したい
ところなのですが、今は肩の痛みのせいで長時間の間パソコンの前に座って苦手
な日本語訳をする気力や根気がなく、英語の嫌いな方には申し訳ないのですが、
それでもなんとか頑張って原文を読んでいただければと願っています。


以前の記事でもとりあげましたように、このリンク先の記事でも、ギフテッドの
生徒のアンダーアチーブメントの原因が書かれていて、基本的にはまぁ、すでに
前回で学んだ同じ要因がここでもとりあげられているのですが、ただ、こちらの
記事ではギフテッドのアチーブメントに深く関係してくる「self-efficacy」
(自己効力感)の概念や、それを高める為の実践的な戦略などの情報も読むこと
ができるので、低自己効力感が原因でモチベーションが低下し、アチーブメント
の妨げとなっている場合など、これらの情報はとても参考になるのではないかと
思います。


ちなみにこのself-efficacy(自己効力感)の概念そのものについてはこちらの
日本語のベージがとても参考になります。



Self-Efficacy

"Students develop confidence in many ways, and those who are
confident about their skills are more likely to engage in a variety
of activities. The perceptions students have about their skills
influence the types of activities they select, how much they
challenge themselves at those activities, and the persistence they
exhibit once they are involved."


自分のスキルに自信を持ち、一般的に「自分は出来る!ちゃんとやれる!」と
感じることが出来れば、あらゆるチャレンジや活動にも意欲的に挑んでみよう
という気にもなるでしょうし、また、一旦、それらの活動に携わると、自分の
スキルや能力を信じているので、少しくらい困難に直面しても(続けて頑張れ
ば必ず出来る!達成する!)と感じ、持続力も身についていくのではないで
しょうか。


考えてみれば、ホームスクールをする以前、まだ公立の小学校に通っていた頃
の∫は、自分なりにある分野(算数・数学)においては得意だと認識していた
ものの、一般的には学校の先生やその他の大人達から(態度や行動を含む)
凹の部分を常に”指摘”されたり”注意”されてきてたので、自己効力感がかなり
低かったように思います。

その為、何かにチャレンジする事にも消極的になってましたし、特に自分の
苦手な分野の活動においては完全に「回避的」になってました。


当時は得意な数学でさえ「普段の素行の悪さの罰」として、先取り学習を禁止
すると脅され、凸の部分で自信をつける機会させ与えてもらえない状態でした
から、そんな環境では自己効力感も育成するはずありませんよねぇ。


∫の小学校は「ギフテッドプログラム」がなく、∫のギフテッドとしてのニーズ
の方は完全に無視され、特別教育で凹の部分のみがフォーカスされた支援や
介入だったので、2e(ギフテッドでASD)である∫にとっては明らかに不完全
なサポートシステムでした。


この「自己効力感」、ギフテッドの生徒はもちろんの事、何らかの障害を抱え
ている2eの子達にとっては特に気をつけてやるべき概念だと思います。


日々、周りから自分の欠点ばかり耳にしてき、才能やスキルを活かす(評価や
認識してしてもらう)機会がない環境だと、自信も育たないし、それどころか
自分自身に対して歪んだ見方をしたりして、自己効力感を始め、自己評価の低下、
自己嫌悪感や不健全な自己概念を形成してしまい、精神的な問題を引き起こし
たりする恐れがあるかもしれませんしね。


幸い、ホームスクールの後行き始めた学校では、∫の才能やスキルがキラリと
輝ける場所や機会をたくさん供給してくれたし、先生達やコーチ、カウンセラー
達も暖かい支援の手を差し伸べてくれた為、現在の∫が存在するんだと思います。


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by mathdragon | 2015-05-16 10:07 | Gifted/2e

Gifted, creative and highly sensitive children

アメリカは今日が母の日ですね。

アメリカ在住の皆さん、Happy Mother's Day!

今日が皆さんにとって、スペシャルで素敵な日となりますように。

うちはグランマがまだ滞在中なので、今日はちょっと∫にも評判が良かった例の
「ハワイアンバタもち」でも焼こうかなと思っています。

(まだ左手が動かせないので右手だけで頑張ります!)


さて、今朝、FBでこのような動画を発見。




私自身、∫を育てるにあたって、教育環境面を含めてこのプレゼンターと同じ様
な経験や思いをしてきたので、ビデオを観ていて彼女の話に深く共感したし、
(周りからはあれこれと警告や批判されたりしましたが、)これまで自分が下
した決断や、行なってきた事などがある意味”validate”されたような気持ちに
なり、何やらとても嬉しかったです。

(予期せぬ母の日のギフトとなりました。笑)


うちも過去に何度か学校を変えたり、ホームスクールをしたり、やっとどうにか
こうにかハイスクールへ行きだしたと思ったらすぐに「学校には行きたくない!」
と言いだしたりと、アカデミックな面でもソーシャル・エモーショナルな面でも
まだまだ課題は尽きないとは思うのですが、これからも今まで通り客観的なデータ
や情報に加えて、親の”gut feeling"を信じ、それらを参考にしながら∫にとって
ベストなサポートをしていってあげたいなと思いました。


このビデオの中で最後の方にプレゼンターが、

"We need to use a positive self-concept as one of our measures of
success"

"... because they need that (self-concept) in order to create brain
integration, to be able to psychologically mature, and have healthy
relationships, a healthy boundaries and good jobs, and meaningful
roles within our society.


と、「健全なセルフコンセプト(自己概念)を築くことの大切さ」を唱えて
いたのですが、本当にまさにその通りだなと思いました。


無理して自分にとって(教育面や社会・感情面において)不適切な学校環境の
中で耐え忍び、健全なセルフコンセプト(自己概念)を形成するどころか、その
発達に害を与えることになるのであれば、将来的に意味のある幸福な人生を送
ることも難しくなると思いますし。


うちの場合も公立小学校をやめさせ、ホームスクールをし始めてまず、私が試み
たのは、ズタズタに傷ついていた∫の心を癒し、見失っていた自分自身を再度見
つける手助けをしてあげる事でした。


医療の世界と同様、教育の世界においても教育者としてはまず第一に、

" First, do no harm!"

という精神、認識が大切ではないかと思います。


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by mathdragon | 2015-05-11 04:11 | Gifted/2e

モチベーションとアンダー・アチーブメント(低達成)

ギフテッドのモチベーションとアンダー・アチーブメント(低達成)について
参考になる情報を見つけたのでリンクしておきます。



この記事の中に出ていた生徒の例を読み、あまりにも小さかった頃の∫と似て
いたのでつい笑ってしまった。


∫も小学校3〜4年の頃なんか、授業中に先生に出された課題など、自分が
興味のない分野や、苦手な分野の作業をするのを拒否したり無視したりして
全く手をつけず、いつも私は先生から「∫君はクラスで作業を終了しなかった
ので、お母さんが指導して家で完成させてください!」というメモと一緒に
未完成の課題をもって帰ってきてました。

放課後、宿題に加えてこれらの未完成の課題もやらなくてはいけなかったの
で、当時、私は本当にイライラしたものでした。(苦笑)


このリンク先の記事の中にも書かれてますが、ギフテッドの子達というのは全
ての領域において必ずしも同じペースで発達するというわけではなく、実際、
発達の凸凹(asynchronous developmentー非同期発達)はよく見られる事
で、ギフテッドの特徴の一つでもあると言えるほどです。


が、多くの学校がこの非同期発達に関して認識不足で、ギフテッドの生徒を
”globally gifted"(幅広い分野において万遍なく、均等に秀でている)と期待
する傾向があるようですが、実際のところ彼らの能力には幅広い範囲があり、時
として一つか2つの限られた分野においてのみ高いモチベーションと秀でた能力
を見せるという事も決して少なくないようですね。


(うちの∫の場合がまさにこれに当てはまります!)


ギフテッドの子達というのは、(自分が得意な分野や関心のある分野においては)
モチベーションそのものは高くやる気はあるのだけど、ただ、それ以外の分野に
おいては本人自身が”興味”がわかない、もしくは苦手な分野である為、やる気が
イマイチとなり、やるべき作業や活動を怠ったり、集中力を失って注意散漫に
なったりし、その為アンダー・アチーブメントにつながる恐れがあるようです。


ギフテッドのアンダー・アチーブメントを対処する前に、まず、第一にその根本
の原因を理解することが重要で、リンク先の記事によりますと、それらの原因は
主にこれら3つのカテゴリーに分けられるようです。


▪️アンダー・アチーブメントの原因


① 身体的な理由ー視覚、聴覚の問題、学習障害、読書障害、喘息、アレルギー
         反応性低血糖、その他の身体的な問題


② 社会/感情的な理由ー貧困、複雑な家庭、依存症や纏綿(家族のメンバー内
           の間に個人の境界線がなく、親が情緒的に子供に絡まり
           過ぎて子供の内面心理・プライバシーを侵害するような
           状態)、怒り、反抗など


③ 学校生活による理由ー教育環境のプレイスメントミス、個人のレベルに不適切
            な学習カリキュラム、支援的でなく有害な教室。
            非同期発達がある為、勉強習慣や整理整頓、管理スキル
            が欠けていたり、レジリエンス(失敗や挫折などから
            立ち直ったり跳ね返る精神力)が未熟。
            課題に関連、妥当性を見出せない。


アンダー・アチーバーのモチベーションを高めるのに重要な鍵を握る戦略の一つ
として、子供の興味関心を生活の中の作業に移行して結びつけると効果的なよう
ですね。


(当時∫はライティングがとにかく苦手で、普通の状態だとなかなか作業が進ま
なかったのですが、トピックを「数字や数学について」など、自分の興味関心
をタスクに結びつけると、不思議とスムーズにはかどったものでした。)


その他の方法としては、


・子供の情熱(興味関心)を知る。

・生徒がいい行動を行っている瞬間を捕らえる。

・些細な動作に報酬を与え、いい方向へ導く

(子供が望ましい行動、正しい行動をしている時など、それがどんなに小さい
 動作で些細な事であろうとも褒めてあげ、それらがこの先にも起こりやすい
 ように強化し、いい方向へ導くようにするという事だと思います。要するに
 ABAみたいなものですね。)


”Dr. Webb teaches a strategy called "anticipatory praise", which
reinforces and rewards the behavior that you hope might occur,
making it more likely that it will occur. "


この”anticipatory praise"と言うのは、実際の動作や行動に対して褒めている
のではなく、こちらが期待する、望む行動に対して”事前に褒めて”その行動が
起こるのを強化させようとするというものだと思います。

英語ですが、こちらのページに例が書かれています。



この、方法だとネガティブな行動も実際起こる前に阻止され、お説教(罰)も
しなくて済むから親の方も嫌な思いをしなくて良くなりそうですね。


一応、学習意欲は結構あったんだけど、アンダー・アチーバーだった3年生の頃。


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by mathdragon | 2015-05-10 09:46 | Gifted/2e

Ouch! ~(>_<。)ゝ

少し前、四十肩の痛みがマックスに達したと思っていたのですが、なにがなにが!

数日前から痛みが更に強烈になり、また、痛い部分も腕から肩に更に広範囲に広
がっていき、夜も寝返りをうつ度に鋭い痛みに跳び上がって起きてしまうので、
ここんとこしばらく寝不足状態が続いています。

左腕を動かさなくてもフライパンやらちょっと重みのあるものを持つだけで鋭い
痛みが腕や肩に走ってしまうので、家事や炊事なんかも全て右手で行っていて、
毎日の食事の支度がとても苦痛であります。(涙)


グランマがまだ滞在中なのに、毎日、料理が思うようにできず、もう本当にごく
簡単な”手抜き料理”になってしまってますが、グランマは文句一つ言わず、(それ
どころかすまなそうに謝ってくれたり。)難しい姑でなくて本当にラッキーだ
なぁ〜と感謝してます。

(幸い、グランマは毎日順調に回復していっていて、今ではすっかり元気になり、
毎日パパと一緒に韓国ドラマを観て楽しんでますよ。)


四十肩の治療はどうやら長期戦になるみたいなので、とにかくこれ以上痛みが
悪化しないように患部を温めたり、痛みを感じない範囲で毎日少しづつ腕の運動
をするようにしています。


私の肩もOuch!なんですが、先日ネットで目にした「発言小町」のあるスレッド
に寄せられたレスを読み、中には思わず”Ouch!”~(>_<。)ゝと、かなり痛い
意見なんかもあり、日本でのギフテッド、それも成人のギフテッドに対する見方
があまりunderstandingではないように感じられ、ギフテッドアダルトの人達
にとっては自分の居場所が見つけ難く、社会が容認的でないのでなかなかカミング
アウトする事もできずに辛い思いをしている人達も多いだろうなぁ、などと考え、
なにやら胸が痛くなってしまいましたよ。




このスレッドはちょっと古く、5年以上前のものみたいですが、私が察すると
ころでは、現在においても日本ではギフテッド、特にギフテッドアダルトに関
しての知識や情報はまだそれほど広くは知れ渡ってないのではないかと思います。


こういう社会的風潮だと、(批判や攻撃を避ける為)ギフテッドの人達がます
ます自らがギフテッドである事を隠そうとし、本人達も闇の片隅に閉じこもって
しまい、精神的苦痛を感じたり、鬱に陥ったりしやすくなると思いますし、社会
一般のギフテッドに対しての理解や情報の浸透がもっと難しくなっていくんでは
ないかと心配になりますねぇ。


日本でも心理士、精神科、カウンセラー達がギフテッドについての知識を深め、
ギフテッドの課題や問題などにも対応できるカウンセリングをオフォーする事
ができるようになるといいですね。


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by mathdragon | 2015-05-06 09:25 | Gifted/2e

ギフテッドの動機付けに大切な5つの”C”

ギフテッドの人達と言うのは一般的に知的好奇心が旺盛で、あらゆる分野において
限りない知識欲を持ち、常に知的刺激を求めている傾向にあります。

そして、こういった人達というのは、それらの”ごく自然に内から湧き起こる知識の
渇望を満足させたい”という強い衝動に駆られる為、幼児期や年少期でさえ、すでに
罰や報酬に依存しない「内発的な動機づけ」(intrinsic motivation)によって
動く場合が多いように思います。

(読むとご褒美としてマシュマロが貰えるから絵本を読む、というのではなく、
自分自身が好きだから、内容を知りたいから読む、と言う感じ。)


ただ、同時にギフテッドの子達は本来の彼らの特殊な学習傾向(同年の者よりも
速く、深く、広く学ぶ)に加わえ、同時に物事や人(自分自身や他人を含む)に対
しての理想や期待が高かったり、自分にとって意味の見出せない作業などを嫌がっ
たり、また、簡単すぎたり単純な事には退屈しやすく、自分の興味ある事以外は
やりたがらなかったりする傾向もある事から、置かれた環境や状況によっては彼ら
の意欲やモチベーションも低下したり、もしくは完全にやる気を失くしてしまう事
も結構、よくあることではないかと思います。


小さい頃からとにかく「何かを学ぶ」事が大好きだった∫ですが、本格的に学校が
始まってからというものは、学校の授業に大いに失望してしまい、小学校3年生の
時点ですでに学業に対する意欲がほぼ完全に消滅しかけていました。


先日、ふと目にした「Are We Failing Gifted Students?」と言う記事の中で、
ギフテッドの(頭のいい)子供達のモチベーションを高める為の必要不可欠な5つ
の要素が書かれていて、これは教育者だけでなく、親である私たちにとってもなか
なか参考になる情報だと思ったので、それらをここに書き留めておきたいと思います。


▪️The Five "C's"
 (ギフテッドの動機付けに大切な5つの”C”)


① Control(自らが状況をコントロールできると感じる感覚)

 生徒が学習に対して不満を感じる時、自分にその状況を変えるパワーがあると
 感じる事が大切。


② Choice(選択)

 学習の内容や指導法を自らが選択することができる。
 (そうする事により無駄な反復を最低限に抑え、真の学習に携われる。)


③ Challenge(チャレンジ)

 すでに習得済みのマテリアル・内容を再び学ぶ事にはやりがいを感じない。


④ Complexity(複雑さ)

 ギフテッドの生徒は概念やアイデアの層を発見していく深さ、複雑さを
 望んでいる。


⑤ Caring teachers(思いやりがある、面倒見がいい先生)

 
 これら5つの要因の中でもこの部分が一番重要で、実際、生徒が”先生が自分
 の事を心底から気にかけてくれていて、面倒を見たい、自分と関わりたいと
 思ってくれている”と感じている場合、たとえ上にあげたその他4つの要素が
 十分に満たされていなくても、ある程度効果的に生徒のモチベーションを上
 げる(又は維持する)事ができるようであります。


私自身の経験からしても、(実際、∫と∫を受け持った数々の担任の先生たちの
∫に対する態度や姿勢、そしてインターアクションなどを見てきて)やっぱり⑤
の要素は子供の意欲ややる気に大いに影響してくるものだと実感させられますね。


小学校3年生の時の担任など、∫を問題児扱いし、∫の事を個人的にも嫌ってい
たのが態度や姿勢、言動で丸見えで、そういう面においてはなぜか知覚が敏感
だった∫は自分が先生に嫌われているというのも悟っていたので、自分がいつも
批判されたりしていた事も含め、小さな胸を痛め、教育機関や教育者に対して
幻滅し、学習に対しての興味関心をすっかり失いかけていました。


だから「思いやりのない教育者」の存在と言うのも恐ろしく、そういった要因
を取り除くことも大切だと思いました。


教育の設定や学習環境、教育者、指導者によって031.gif(悪魔)にも、032.gif(天使)
にもなり得、モチベーションも↑⤵︎する∫ですので、私も常に周りの状況や環境
に気をつけないといけないなと思いました。



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by mathdragon | 2015-05-01 10:48 | Gifted/2e

HG (Highly Gifted)の辛さ

別にギフテッドの子達をIQの数値によって区別してラベル付けしようとか言うの
ではないのだけれど、実際、一口にギフテッドと言ってもそれこそピンからキリ
までで、Highly Gifted (HG), Profoundly Gifted (PG)と呼ばれるレベルの子
達って、一般のギフテッドの子とは学習、社会的ニーズがこれ又大きく違ってくる
ので、本当に大変だなぁとつくづく思います。


先日、去年、∫が参加したMathcounts全国大会で、同じネバダ州のチームだった、
ラスベガスのA君のお母さんから嘆きのメールを受け取りました。

(去年のネバダ州チームメンバー達の父兄とは今でもたまに連絡しあったりして
いるんですよ〜。)


彼は去年、7年生だと言うのに州内の8年生を見事抜いて、ネバダ州大会で2位
の座をおさめたくらいの超数学少年で、全国大会でフロリダのホテルに泊まった
時は、∫のルームメートでもありました。


(正直言って、私はA君が州で1位になると思っていたので、1位で∫の名前が
呼ばれた時はきっと何かの間違いだと思ったくらいです! ごめん∫ 苦笑)


二人ともシャイな性格なのに、まだ会って2回目(1回目は大会前に打ち合わせ
で∫がベガスを訪れた時)だと言うに、お互いかなり素早く打ち解けて、4日間
ホテルの一部屋を楽しそうにシェアしてました。


このA君、現在STEM系のマグネットスクールの8年生で、今学年でミドルを卒業
してこの秋からハイスクールへ進学する予定なのですが、後数カ月で学校も終わろ
うとしている今でも、まだ進学する学校が決まっていないとの事なんですよ。


あの名門Phillips Exeter Academyを受験し、なんと合格したみたいなので
すが、資金援助の額がイマイチだったのか、お母さん曰く、”経済的な理由”で断ら
ざるをえなかった、との事で、非常に残念ながらそちらの進路は諦めなければな
らなかったらしいのです。


お母さんの話では、彼のミドルスクールからはほとんどの生徒が学区内にある
ギフテッドのマグネットハイスクールへ進学するらしく、A君も学区内の3つの
学校へ願書を出していたのだけれど、全て抽選に外れてしまったらしいのです。

(マグネットスクールやチャータースクールは応募者が多いので抽選で入学者を
決める場合が多いみたいですね。)


後、いくつか地元の私立の学校も受験したらしいのですが、多分、これらの学校
は”ギフテッド専門”と言えど、大抵の場合が一般のギフテッド(上位1%〜5%
くらい)の生徒を対象にしたものなので、学区で正式に「Highly Gifted」と判別
されているA君には学習的に不十分だというのが目に見えてます。


(お母さんの話では、A君自身、学校の雰囲気があまり好きではない(金持ちの
甘やかされた子が多そう!)と嫌がったそうです。笑)


で、学区内の進路のオプションを全てあたって、A君にぴったりとフィットした
ものが見つからず、(あっても抽選に落ちたので入れず!)このままだと最終的
には地区指定の一般の公立高校に通う羽目になってしまい、お母さんはメールの
中で、

「そうなると、Aのスピリットが揉みクシャにされてしまうのが目に見えている」

と書いていて、その文章から悲痛な嘆きが感じ取られ、こちらまで胸が痛い思い
でした。


お母さんは更に、「学区が子供を”highly gifted”と判別したけれど、そうかと
言って実際にそのレベルの子供達の為の特別なプログラムをあるわけでもなし!
何もしないのであればidentifyしても意味がないじゃない!」

と、学区のギフテッドプログラムに関しての不満をこぼしてました。

うん、わかる。わかる。


でも、ラスベガス地域の学区はうちよりもはるかに大規模なので、(生徒数も
莫大)ギフテッドプログラムもかなり充実しているように思ってましたが、結構
わからないものですねぇ。


あっ、多分、一般的なギフテッド(MG)を対象としたプログラムやマグネット
スクールの数は多いのでしょうが、A君のようなHG(いや、私が見たところでは
A君はデイビソンレベルのPG)レベルの子達は稀なので、どうしても教育の選択
が限られてくるというのは理解できます。


生徒の全てがIQ145以上、学力(SAT・ACTなどの標準テスト)が学年で上位
0.01%以上と言ったHG、PGの子達からなるデイビソンアカデミーのような学校
はアメリカでもごく稀だと思うので、全国から生徒が集まってくるというのも
うなずけます。

A君のお母さんはデイビソンアカデミーにも興味があるらしく、直接学校へ詳し
いことを問い合わせてみると書いてました。

A君だったら余裕で合格するでしょう。

(この子は数学の能力だけでなく、他の分野もとにかく秀でているものすごい
超ギフテッドチャイルドなんですよ〜!)


A君がリノにくれば∫もすごく喜ぶんじゃないかと思います。

デイビソンに通い、北ネバダ数学クラブに参加したら、いい友達となるのでは
ないかと思いますし。


それにしても、ただでさえギフテッドの子育ては大変なのに、HG、PGの子の
子育ては更にもっとあれこれと課題が増え、(特に教育オプションに関して)
本当に悩みが多いです。


うちも∫が小学校の頃から一般の道からかなり逸脱した教育プレイスメントを
体験してき、(学年飛び級、科目飛び級、インデペンデントスタディ、Dual
Creditなどなど…)今でもなかなか油断が許されない状態なので、又何か不満
を言ってくるのではないかと、いつもびくびくしているので、A君のお母さん
の気持ちが手に取るようにわかります。


とりあえず私が考えられる情報や教育オプションをいくつか提案して返事をし
ましたが、この夏後半・秋まであまり時間がないので、何とかいいオプションが
見つかればいいと願ってます。

(A君だと普通の公立高校は3日ももたんと自信をもって言い切れます!!!)

最後に…

ふと、気がついたのですが、早いもので去年のMathcounts全国大会からもう
すぐで1年が経とうとしてるんですねぇ。

去年はこのA君を含み、その他2人のメンバーもかなり優秀な数学少年たちだった
ので、ネバダチームは団体戦でこれまでにない好成績をあげ、Most Improved
の賞を受賞したのでした。


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実はA君は今年もボストンで行われる全国大会へ出場するんですよ!
(7年生、8年生と2年連続参加ってすごいよぉ〜!)

例のユニコーン君と一緒に今年も頑張れ〜!


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by mathdragon | 2015-04-25 13:40 | Gifted/2e

ギフテッドの子育て:親へのアドバイス

ギフテッドの子供を育てている親御さん達の為に、とても参考になるアドバイス
がリストされたページを見つけたので、いつものようにリンクしておきます。

(いつもながら英語ですみません。)



その中で私が個人的に特に参考になったり、深く同感したり、また、改めて
思い知らされたものをいくつか抜粋しました。


▪️Help them know that their being loved doesn't depend on their
 performance or achievement. Assure them with your actions
 that your love is unconditional.


これは親として気をつけるべき点だなと思いました。

ギフテッドの子達の中には学業的に好成績をおさめたり、あらゆる分野で功績
や、優れたパフォーマンスを見せる場合も多いと思うのですが、親が極端にそう
いった「子供のアチーブメント」の部分にフォーカスし過ぎてしまうと、子供
の方としては、「パパとママが自分を愛してくれてるのは僕がいい結果を出して
いるから」という思考の流れにつながる恐れもありますよね。

(特に子供がまだ幼い場合など。)

親としては子供に”自分のパフォーマンスや功績などとは関係なく、パパとママ
は自分の事を無条件で愛してくれているんだ”と感じさせる言動をとるべきですね。


▪️Value them as sons and daughters, not just as fulfillers-of-dreams
 or as central to your self-esteem. Value them for "being," not
 just "doing". Have enough of a life not to be dependent on, or
 to overvalue, their accomplishment.


これも読んでちょっとドキっとしてしまいました。

これはうちのパパに当てはまるところが…(苦笑)

パパは学生時代、成績不振の問題児だったそうなので、自分が果たせなかった
夢や希望を∫に託しているような点もかなり伺われ、押し付けがましいところ
なんかもあったりして、そういう点でよく私と言い争いになったりしてます。

子供は子供であって、親とは全く違う、それぞれが独自の興味関心、夢を持つ
一人の個人なんです。

彼らのアチーブメントや業績のみならず、その子一人一人の個人としての存在
を尊重してあげる事が大切ですよね。


▪️Encourage activities that aren't "graded". Beware of overscheduling.
 Help them learn to conquer boredom themselves.


あぁ〜、そうなんですよねぇ。「成績」や「評価」が伴う活動は、完璧主義の
ギフテッドの子なんか特に、ある一定の成績(A!笑)を取ることに固執して
しまい、その過程(の楽しさ、大切さ)を見過ごしてしまう傾向があると思う
ので、時には「結果」にこだわらない活動に携わるのも大切ですね。

また、極端にストラクチャー化され、スケジュールの詰め込み過ぎで、自分の
自由時間がないのもよくないですねぇ。

あまりにも全てにおいて綿密に組織化されてスケジュールが組まれていると、
子供はそれらに従うのみで、創作性や想像力、自発性、イニシアチブなどが
育ちにくいのではないかと思います。

「退屈さ」に打ち勝つ(自分で退屈さを紛らわす方法を見出す、考えだす)
スキルを身につけることを教えるのが大切ですね。



▪️Model a good level of assertiveness. Know where you "begin" and
 where you "end". Be clear about what is their responsibility and what
 is yours. That will help them to take care of themselves when you
 are not available.

▪️Model good coping-with stress, challenge, competition, "mountains."
 You are an important teacher of coping skills.

▪️Model respect for others, other kinds of intelligence, other views.

▪️Model support for the system. Help them to understand the system.
 Teach them how to advocate for themselves. Be wise advocates
 when you feel the need to intercede.


子供は(私たちが思っている以上に!)親の姿をよく見てますので、やはり普段
から私達親が自らの言動に気をつけ、子供の良いお手本となるべきですね。


特に、子供は親が自分自身や社会、その他の人達に対して示す態度や行動なども
見て育っていくものですので、親の私たちが自分自身、そして他人に対する思い
やりや理解、尊重の気持ちなども積極的に見せ、子供のいい「お手本」となる
べきですね。


(特にうちの∫には"Do as I say, not as I do”が通用しないので、私自身が身を
もって実行して納得させないといけないので、かなりしんどいですが。苦笑)


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by mathdragon | 2015-04-23 11:03 | Gifted/2e

誤解されやすいギフテッド

数あるギフテッドについてのトピックや課題の中でも、私が個人的に特別な思い
入れがあり、教育や医学関連に携わる者達は言うまでもなく、親や一般の人達の
間にも広く普及して欲しいと願うのが、「ギフテッドについての誤解や誤診」に
関する知識や情報であります。


以前のブログでも何度かこのトピックについての記事を書きましたが、最近にな
ってこのブログを訪問してくださっている方や、ギフテッドについてあまり認識
がなく、自分の子供の事で悩んでいる親御さん達に少しでもこれらの情報が目に
止まればいいと思う気持ちと、後、すでに認識のある者にとってはこれらはいい
”定期的なリマインダー”ともなると思うので、この話題についてはこれからも度々
記事にとりあげていきたいと思っています。


ということで、先日ネットで見つけたこちらの記事がこれ又、とても参考になる
と思ったのでリンクをしておきます。




ギフテッドについて誤った見識や、誤解されやすい”特徴”、そしてそれらから生
じやすい「誤診」や「未診断」「未識別」による影響やリスクなどがうまくまと
められていて、お子さんが発達障害、又はグレーゾーンの疑いがあげられながら
も決定的な診断は下りず、(又は診断はでたものの)気持ち的にどうもしっくり
といかず、何か別の答えを探し求めている親御さん達にとって、大変貴重な情報
ではないかと思います。


これも英語の記事なのですが、今回、英語が苦手な方の為に翻訳サイトを利用
してみたので、(Googleのよりは断然マシ!)そちらの日本語訳のページも
リンクしておきます。



以下、重要だと思ったポイントをいくつか抜粋して日本語に訳しました。

(自動翻訳の文章だけではわかりにくい部分もあるので、ここでは補佐的な
訳を付け足しています。拙訳ですが、大体の意味は分かっていただけるので
はないかと思います。)


”一般の固定観念に反し、ギフテッドである事は学業成績と同義ではありま
せん。成熟したクラスのリーダー格タイプが期待される一方、ギフテッドの
原型が全てのギフテッドの子達にぴったり当てはまるというわけではありま
せん。 中にはクラスのひょうきん者、席の後ろの方にひっそりと孤独に座
っている不器用な子、問題児などもいます。 これらの多くギフテッドの子
達が最終的にたどり着くところが、彼らの才能が支援されないままでいる
特別支援学級なのです。”



”一般的な信念として、ギフテッドでありながら、且つ、学業に苦労している
などありえないと言った根強い考えがあります。そして、多くの親が、我が子
の能力に大きな差(凸凹)があったり、他の困難や障害によって凸の部分が打
ち消される場合など、子供がギフテッドである可能性を疑ったり無視したりし
ます。それでも、彼らの代償的スキル((凸の部分が凹の部分を補うスキル)
が崩れる限界にぶつかるまでは、一部の未診断の学習障害があるギフテッド
の子は、低学年の間は学業に優れている場合もあるかもしれません。”



”ハイリーギフテッドの子達の診断は得に困難です。彼らの脳の神経伝達回路
は異なっていて、標準とは違った発達上の軌道があるようです。多くのギフ
テッドの子が、大きなプラス(創造的なアーティスト、科学者、発明者、人道
主義者となりやすい)となるけれど、同時に大きなマイナス(圧倒的な感情や
不安感にさらされたり、許し難い行動をとったりする)ともなり得る、高度
で鮮明な強烈さ(インテンシティ)と感度でこの世を経験しているのです。”



”小児診断が不注意に適用される時、ギフテッドの子達はしばしばADHD、
自閉的、抑鬱的、双極性障害の誤ったラベルをつけられてしまいます。”



”一部のギフテッドの子達が実際はそうでない精神衛生障害のラベルを誤って
貼られて投薬されている間、一方では別の子達は実際、学習障害や精神障害
があるにもかかわらず、それらが認識されていないまま(未診断)という
場合もあるのです。”



”通常のギフテッドは、診断可能な精神障害と簡単に混同されやすい恐れが
あります。ギフテッドの子はお喋りで活力に満ち、衝動的で不注意、または
ある一定の状況においては簡単に気が散りやすいかもしれません。(ADHD
の症状に似ている) ギフテッドの子達は社会面で困難を感じたり、些細な
事で癇癪を起こしたり、風変わりで、無我夢中になってしまうような興味
(不適当な自閉症の診断)を持っていることも決して珍しくありません。”



”正確に問題を対処すると同時に、きちんと病理学を識別する事がとても大切
です。時として、最善の治療は単に適切な教育的配置だったりします。(教育
の配置とは、ギフテッドのクラスだったり、特別なプログラムだったり、飛び
級による学年配置だったりと、その子に合った学習環境の設定の事で、うちの
∫の場合が全くこれでした!)よって、医学的診断があまりにも早急に出され
た場合、必須な会話は突然終わり、そしてポジティブな変化の機会が失われて
しまいます。”



”最後に、”標準”の概念は狭くて恣意的な一連の基準によって定義されては
いけません。誰もが皆、同じように情報と感覚の入力の処理をするという
わけではありませんし、誰もが同じ最終点へ同じ期待されるスケジュール
に沿って成長するわけではないのです。多様性(ばらつき)は自動的に障害
を示すわけではありません。


*この↑部分に特に大きくうなずいてしまいます。

定型と言われる層であっても個人の中では精神的、身体的な発達にいくらか
個人差があるのは当たり前の事で、(思春期の身体の発達など見ても、その
子一人一人のペースがあって、バラツキがあるのは簡単に観察できますし。)
ギフテッドの子達というのはあらゆる領域(知的、感情的、社会的、身体的
など)の発達のバラツキが一般よりも大きい傾向にあり、(非同期発達)発
達のパターンや速度、能力のばらつき(凸凹)が標準から外れているからと
言って、それらをすぐに「病理的な原因」(なんらかの障害)に結びつけて
しまうのは非常に危険だと思いますね。


日本の場合だと特に、ギフテッドに精通した専門家が稀なこともあり、実は
ごく普通のギフテッドの子達が、「なんらかの障害」と誤診され、実際は不
必要な投薬を勧められたり、本来、必要であるギフテッドのサポートが得ら
れていないというケースもかなりあるのではないかと思うと胸が痛みます。



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by mathdragon | 2015-04-16 12:31 | Gifted/2e

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