アメリカに住む数学をこよなく愛する16歳のmath kid∫の日々の出来事を綴っています。∫の夢は将来大学の数学教授になること。13歳から本格的に地元の州立大学で数学のコースを受講し始めました。 


by あーちゃんママ

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カテゴリ:Gifted/2e( 106 )

元ギフテッド?

ギフテッドの子が高校なり大学なり学校を卒業して、大人になったら何と言うんでしょう?

大人になって社会に出ると、もう教育機関からの知的・学習的な教育面においての支援を受ける
事もなくなり、「ギフテッド」というラベルは必要なくなるので、”ギフテッド”とは呼ばないの
でしょうか?

子供の頃州や学区から”ギフテッド”と認定されていた子供は、大人になった後は”元ギフテッド”
とでも言うべきなのでしょうか?


確かに「ギフテッド」は教育上で使われる用語ではあるけれど、アメリカでの諸々のギフテッド
関連の情報や記事を読んでの私の解釈としては、ギフテッドというのは州や学区が定義した概念
だけでなく、”一般とは違った特殊な脳の傾向を持った人たち”を説明する/表現する言葉として
も使われていると思うのであります。

個人的には、

"In adults, as well as children, giftedness is a whole-person phenomenon.
Being gifted affects not only the cognitive and academic aspects of
individuals, those qualities that we usually associate with giftedness,
but also their emotional, social, and spiritual well-being. It is more a
set of traits than a list of achievements; traits that don't always make
life simple or successful. Throughout their lifetimes, these individuals
experience both the blessings and burdens of being gifted" (Roeper1999)



という、ギフテッドの個人の特質を表現した言葉に共感するのであります。


ギフテッドを州や学区でそれぞれ定められた、”ギフテッド教育やプログラムに選抜される対象”
としての総称ではなく、個人の知的面、認知面、感情面、社会面、精神面など含めて包括的に
見たユニークな特質についての表現であるとすると、それらは個人の一生涯変わることがない
ものなので、教育現場を離れ、大人になった後でも”ギフテッド”であることは変わらないはず
ですよね。


大人になって社会に出た後でも、こう言った特殊な人達は”ギフテッドならではの独特なニーズ
や課題”に生涯直面していくわけで、(それこそ良い面も苦労する面も。)彼らが健全な精神を
維持し、それぞれのポテンシャルを大いに発揮させ、個人的に意義のある充実した人生を送っ
ていく為には、自らがギフテッドであるということを認識して、彼らに適したセルフ・ケアを
心がけていくことがとても大切だと思うのです。


大人になると「ギフテッド」のラベルは必要ないかもしれないけど、「ギフテッドであること
の自己認識」はとても重要だと思います。


だから「ギフテッド」は確かに教育用語ではあるけれど、でもそれだけに限定されることなく、
それ以外の分野や領域でも使われている定義だと思うのです。


教育的な分野だけでなく、もっと範囲を広げて、多角的な視点から見た「ギフテッド」の定義
も含めて語られるべきではないかと思うのです。


ちなみに一口にギフテッドと言えど、様々な定義(見方)が唱えられいて、専門家たちの間で
も未だにコンセンサスというものは得られてないようですが、(多分、これからも無理でしょう)
私としては”これが正しい!”と一つに限定するのではなく、幅広い視点から見て色んな考え方や
捉え方をしようとは心がけています。



ギフテッドの個人は赤ちゃんの時でも、子供の時でも、大人になっても、そしてシニアになって
もギフテッドであって、教育現場を離れるとギフテッドであることが消えてなくなるというわけ
ではないはず。


∫も今学年度(ジュニア)もほぼ、終わりに近づき、高校生活もあと1年ちょっとほどとなり、
同時に長年、苦労してきた「教育面で支援やアドボカシー」時代に幕が閉じようとしていますが、
でも、高校を卒業して大学へ進学しても、∫の内面的なものはそのままで、これからも変わること
なく、(それどころか多分、もっと色々な体験をして内面的に成長していき、インテンスさが増
すのではないかと予想する。)”ギフテッド”のままで大人の世界へ突入すると思います。


だからこれからは、自分で自分の特質を一層、深く理解したり、今までは気つかなった自分を
発見したりしながら、ギフテッド・アダルトとしてセルフ・ケアを心がけながら、素晴らし人生
を送って行ってもらえたらと願っているのであります。


最後に、ギフテッド・アダルトについて、とても胸に響く素晴らしい文章が書かれたページを
リンクしておきますので、もしかして(子供だけでなく)自分もギフッドかも?という疑惑が
よぎった親御さんなど、是非、読んでみてください。

(英語の文献ですが。)


”The field of education now seems to be moving to a largely external,
achievement-based measure of giftedness even for children, giving
precedence to products over mental processes. As it does this, it
devalues the individual and sets the scene for more children (who may
not be able to fit their mental gifts to the schools' narrow range of
achievements) to enter adulthood unaware of or denying the needs of
their unusual minds.


Gifted children do not disappear when they graduate from high school
or finish college or graduate degrees. They become gifted adults. If
they enter adulthood blind to their unusual mental capabilities, they may
go through their lives fragmented, frustrated, unfulfilled and alienated
from their innermost beings. What is different about the gifted individual
is his or her mind. Not understanding that mind make it virtually impossible
to honor the self.”

(Gifted Ex-Childより)


(日本語に訳してなくてごめんなさい。(汗))

これらの言葉、本当にそうだと思います。


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by mathdragon | 2017-04-07 12:55 | Gifted/2e

Gifted Community

ギフテッドの子育てって大変ですよね。 ε=( ̄。 ̄;)フゥ

知的/学業的な教育面だけでなく、感情面や社会面、その他、ギフテッドならではの特殊な課題
やニーズに対応して支援をしていかなければならないので、(そしてこれらの方法は一般的な
育児書には書かれていないので)親も別のルートをあれこれと探索し、試行錯誤を繰りかえしな
がら子育てをしていかなくてはならず、本当にチャレンジングだと思います。

(まぁ、ギフテッドに限らず、あらゆるスペシャル・ニーズを持つ子供の親は皆そうですが。)

あっ、だからギフテッドも”スペシャル・ニーズ”とみなされているんだ。


学校などの公共教育機関では、全ての州や学区にギフテッド・プログラムがあるわけではないし、
(特に日本の場合はギフテッド教育のサービス自体存在しませんし。)仮に幸運にもあったと
しても、それらは主に「学習や教育面」においてのニーズを満たすことが主な目的となっている
ので、ギフテッドの子たちの感情的、社会的なニーズにまで注意は向けられにくいのではないか
と思います。


ギフテッド教育を実施しているところでも、生徒のソーシャル・エモーショナルニーズや人格形成、
情動教育に特化したプログラムを提供しているところは未だに少ないと思いますし。


とは言え、私が∫や他のギフテッドの子たちを観察して思うことは、学校や課外活動などで、彼ら
の知的/教育ニーズがある程度満たされることができるなら、多くの場合、それが子供達の精神や
感情にプラスの影響を与え、教育ニーズに対応することで、感情的な課題も自然と解決すること
もあるのではないかと思います。

(要するに知的欲求が満たされることによって、精神的に満足する。)


仮に学校で正式なギフテッドのプログラムがなかったり、何らかの教育サポートが行われてない
場合など、課外活動という形で、”学校外”でもある程度、その役割を果たすことは可能だと思い
ますね。


一定の課題のキャンプやクラブ活動、フィールド・トリップや、様々なイベントなどの活動を通
して、子供たちの興味関心分野の知的欲求をさらに刺激したり、同じようなタイプの仲間たちと
交流しあったりできる場所があれば、学校では不満に感じる子供たちも、精神的に救われるので
はないかと思います。


これは∫にあてはまることで、∫も学校ではずっと孤独感や疎外感、教育に関する不満感を感じて
いたのですが、北ネバダ数学クラブの存在により、クラブ活動やイベントを通じて、精神的に救
われただけでなく、感情面や社会面、人格形成など、個人的な成長においてもポジティブな影響
を受けることができました。


ゆえに、こう言った”ギフテッドの子達が学校以外でニーズを満たせることができる場所や機会”
である課外活動はとても大切で、その場所や活動を作りだすギフテッド・コミュニティの存在は、
学校では子供のニーズが満たされない場合は必要不可欠だと思うのであります。



子供達だけでなく、ギフテッドの子育てをする親の私たちも、情報交換や感情面でのサポート、
(場合によっては経済的なサポート)などの心の拠り所的な場所がとても大切になってくると
思いますしね。


うちの地域は幸い、学区のギフテッド・プログラムも充実しているし、それ以外にも地域での
それぞれ独自の興味関心分野においてのコミュニティ活動もかなり活発で、特に私は北ネバダ
数学クラブの存在にはどれだけ感謝してもしきれません。


北ネバダ数学クラブというよりも、正確にはこのクラブを自分だけで一から創り上げた、創立者
兼コーチのMrs. Gに感謝すべきですね。

北ネバダ数学クラブの活動中


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地元のニュース局より取材を受けている創立者のMrs. Gさん

(北ネバダ数学クラブは地元のニュースでも取り上げられた。)

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彼女の「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりをつけましょう」的な実行力、リーダーシップ
と、後に彼女の姿勢やポジティヴエネルギーにインスパイアされた地元の企業や経営者、教育者、
父兄などの協力や絶え間ない努力のお陰で現在の数学クラブが存在するのですから。


クラブのイベント関連では、いつも多くの熱心な父兄がボランティア活動に参加してくれてます。

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ちなみに今日(日曜日)も数学クラブの練習に行っていた∫の話によると、この日は地元のコミ
ュニティ・カレッジから数学のプロフェッサーが指導に来てくれていたそうで、(彼はつい最近、
PH.Dを取得したらしい。)最近は自分が下級生に指導する方が多い∫ですが、今日は自分も知ら
なかった分野(幾何学)が学べてよかった!などと言ってました。


∫が言うことには、Mrs. Gは地元の教育機関(高校、コミュニティ・カレッジ、大学)の数学教
師やプロフェッショナル達に、クラブ活動の際に指導やレクチャーをしてもらうように交渉して
いるらしく、これから先も頻繁に彼らの指導やレクチャーを受けることができるみたいで、∫も
大喜びしています。

現在、決まっているのは、

・地元のコミュニティ・カレッジの数学の教授
デイビソン・アカデミーの数学教師のMr. M
・UNR(ネバダ大学リノ校)の数学の教授のDr. R


と、普段忙しいであろう教育者の方々が、週末(日曜日)にわざわざこうして子供達の為に時間
を割いて、指導のボランティアしてくれるというのは本当に素晴らしいことだと思います。


デイビソンのMr. Mと、UNRのDr. R(現在、∫は大学で彼のクラスを履修している。笑)とは
すでに親しい仲なので、∫もこの二人が講義をしに来る日を楽しみにしています。


このように、地域にオフィシャルには「ギフテッド教育」や「ギフテッド・プログラム」がなか
ったとしても、caringな大人達がこんな感じで皆協力し合って、ギフテッドの子の教育、感情、
社会性の発達の支援(そして親同士の支援も!)をする場所を作りあげることができるんですよね。


こういうポジティヴで前進的で、素晴らしい人格に溢れたコミュニティに所属することができ、
彼らを見ながら、私もいつも”私も少しでも人の役に立ちたい。いい人間になりたい”と刺激され、
インスパイアされるので、∫同様、私もすごく恵まれていると思うのであります。


尚、日本でもきらりママさんの立ち上げた「ギフテッド応援隊」も素晴らしいギフテッドの
コミュニティですよね。

応援隊の活動が記録されている「ギフテッド応援隊の日日是好日」のブログもいつも楽しく読
ませていただいてます。

コミュニティのこれからの活躍を期待しているので、ぜひ、頑張ってくださいね。


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by mathdragon | 2017-04-03 08:58 | Gifted/2e

Highly & Profoundly Giftedの情報

HG/PG(Highly & Profoundly Gifted)について、主に教育面ですが、その他にもとても参考
になる情報が満載された小冊子のPDF版を見つけたので、皆さんともシェアしたいと思います。


a0332222_05391760.jpg


私がHGやPGの話題をもち出すと、又、”子供の能力を区別して優劣をつけて、差別意識を煽る
ようなことをしている”と、批判の声が上がるかもしれませんが、もう、そんな事をいちいち気
にしていたのでは、ギフテッドの個人が抱える現実的な問題や課題、ギフテッド教育の「現状」
など、様々な対処すべき問題や課題に向き合ってそれらを解決したり、事態を改善・向上してい
く事などできませんから。


実際に存在するものを、”皆の気持ちを考慮して”その存在を否定したり、無視しようとしても、
現実的な問題や課題はそのまま存在し、マジカルに消えてなくなるものではありませんから。

きれいごとだけ言ってても問題は解決しませんので。


もう、何度もしつこいくらい言ってますが、私はアメリカに在住していて、ギフテッドに関する
情報についてはアメリカでの事情を前提として記事を書いたり、意見を唱えたりしていますので、
「あなたの情報や、言っていることは日本では通用しないのよ!」とおっしゃる方は、どうか私
の記事は完全にスルーしちゃってください。

(あなたと私のどちらにとっても時間とエネルギーの無駄ですので。)


アメリカにおいては、ギフテッドの中にもそれぞれ違った度合い、レベル(MG, HG, EG, PG)
が存在するというのは、ギフテッド関連の情報に精通している者の中ではごく一般的に受け入れ
られている認識ですので。


私としては、そう言ったアメリカの情報をシェア、報告させてもらっているだけで、それが無責
任な行動とは思っていませんし、私が発する情報から参考になったり、日本でも使えそうなもの
があれば、それらはどんどん取り上げて応用していけばいい、というスタンスですので。

(本当に何度も繰り返して言ってますが。汗)


とりあえず、私としては、外的プレッシャーのために自分が載せたい・紹介したい概念や情報が
限定されるというのは苛立たしいし、自分が批判や攻撃されるのを恐れていたのでは、皆に知っ
てもらいたい情報や、拡散が必要な情報が伝えられなくなり、それがギフテッドの啓蒙活動
(ギフテッドのアドボカシー)に影響してしまうので、これからも外野のノイズを気にする事
なく、苦しんだり悩んだりしているギフテッドの子や親の為に声を大にして主張していきたいと
思います。


すいません。ちょっと口調が辛口になってしまいましたが、(過去のブログ上での衝突とかも含
めて)あれこれ考えていたらもう、本当に(もう、ええわ。自分の勝手にするわ!)とうんざり
してしまったもので…141.png


HG/PGの子たちは、ギフテッドの中でも更に特殊な教育ニーズが存在するだけでなく、感情面
 や社会性の発達などにおいても、一般のギフテッドとは又違った特殊なニーズが存在するので、
 これらのレベルを否定することは、彼らの感情/社会面での指導や支援をネグレクトすることに
 なり、知的発達だけでなく、健全なる人格形成の機会をも否定/剥奪してしまうことになるのです。



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by mathdragon | 2017-04-01 05:49 | Gifted/2e

リムの法則(Rimm's Laws)

以前、紹介したIntrinsic motivation(内発的動機づけ)の記事、まだ全部は訳できてない
のですが、この中の終わりの方に心理士Dr. Sylvia Rimmによるギフテッド児に限らず、子育
て全般においてとても参考になる情報が載っていたので、そちらの方を先に取り上げました。


尚、こちら⬇︎の彼女のサイトもギフテッドの子育てに役立つ情報が満載なので、英語アレルギー
がない方は是非、チェックしてみてください。



(私は彼女のコモンセンスに溢れたアドバイスがとても理にかなっていて納得でき、よく参考に
させてもらっています。)

以下、Rimm's Lawsです。

リムの法則


1. 子供は両親どちらもから、学校の努力と期待について明確でポジティヴなメッセージが得ら
  れるならば、達成の為のモチベーションが向上する可能性が高くなる。

  (それぞれの親の努力に対する姿勢や期待が曖昧だったり、期待度が違っていたりすると、
   子供としては混乱してしまい、目標やゴールも不明瞭になり、達成の為の意欲も低下して
   しまいそうですもんねぇ。)


2. 子供は効果的なモデルがいる場合、より適切な行動を学びやすい。

  (少し前に出てきた「観察学習」のことですね。)


3. 子供のいる前での大人同士のコミュニケーションは、子供の行動と自己認識に大きく影響する。

  (子供は聞いていないようで、実は大人同士(特に両親)のやり取りを耳をダンボにして
   聞いていたりするもので、私たち大人の発する言葉は子供の感情や精神に大きく影響し
   やすいので、子供の前では慎重な発言を心がけるべきですね。)


4. 親の子供の成功または失敗に対する過度な反応は、成功への激しいプレッシャーとなるか、
  又は失敗の対処に対する絶望や落胆につながる。


5. 子供たちは実際に仕事をやっている時よりも、仕事について心配している時の方がよりスト
  レスを感じる。


6. 子供たちは悪戦苦闘(苦労)を繰り返しながら、自己概念を発達させる。



7. 欠乏と過剰は同じ症状を示す。(注意、愛情、自由、プレッシャー)
  
 (注意や愛情、自由、プレッシャーなどは、欠けていても、与え過ぎても同じ症状(問題行動
  とか?)を示すということでしょうね。何事も”適切なレベル”が大事ですね。


8. 成熟と責任感の発達に応じて徐々に力(権力)を与えていくと、子供は自信と内部統制感を
  発達させる。


9. 子供は一人の大人が他の親や先生に対抗して自分の味方につき、相手方の大人よりも自分の
  方がパワフルだと感じる場合など反抗的になる。

 (子供がいる前においては、大人同士はどちらか一方が子供の味方について、(子供を庇って)
  相手側と争うという状況は避けるべきということなのでしょうね。これは特に両親(父親と
  母親)の間では避けるべきだと思います。)


10. 大人は結果を確信している場合以外は、子供との対立は避けるべきである。


11. 子供たちは競争の中でうまくやっていくことを学んで初めて達成者となれる。


12. 子供たちは学習プロセスとその結果の因果関係を常に見ることができれば、達成し続ける。



以上、これらのアドバイス、頭の中ではわかっていることも多いのですが、「認識している」と
いうのと「実行する」というのはまた別物なので苦労するのですが…(苦笑)

私もできるだけ実行に移せるように意識して、これらの教えを心がけたいと思います。


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by mathdragon | 2017-03-30 11:01 | Gifted/2e

内発的動機づけ ②

ここ数週間ほど∫の学校や課外活動関連でバタバタした日々が続いていた為、私も少々、心身共
に疲れ気味だったのですが、明日からいよいよ待望の春休みが始まるので、∫も私も少しばかり
リラックスできそうであります。(ほっ)

学区(高校)の方の春休みは2週間なのですが、UNR(ネバダ大学)の方は1週間しかないので、
正味、丸々の休暇は1週間だけとなりますが、それでも新学期が始まって息つく間もないほどの
ペースで突っ走ってきた∫にとっては、いいブレイクとなります。

休み中は北ネバダ数学クラブの練習や、クラブが主宰する数学コンテストに参加したり、来週末
にはMathcounts州大会のボランティア活動にも参加するみたいなので、相変わらず休みでも
数学関連の活動に勤しむみたいですが。

(心底、数学が好きなんでしょうねぇ。)


さて、そんなわけで、時間と心に余裕がある間に、少し前に紹介したこちらの記事の続きをでき
るだけ訳しておきたいと思います。

(気が向いた時にやっとかないと、多分、又、こちらの「数学的ギフテッドの脳」シリーズみた
いに、口先だけの約束で自然消滅してしまいそうなので…爆笑!)


では、前回の記事では5までだったので、以下、その続きです。


モチベーションを高める為のストラテジー


6. 報酬と罰は慎重に活用する


教育においては「報酬」と「罰」のどちらも適切な応用の場はあるけれども、そのどちらもが生
徒の自己コントロール感を奪ってしまう恐れがある外的な要因でもある。もちろん、様々な行為
に対する責任はとらせなくてはならないし、真の成功は認識され、注目されるべきである。

とは言え、内発的動機づけを発達させるのにおいては、報酬と罰のどちらもがネガティヴな要素
となり得る。報酬は間違った理由で動く原因となるし、罰は反感や協力関係の欠如を促進しがち
である。報酬が外的要因(お金や物など)である場合、モチベーションも外的であり、外部から
監視する場合のみに適用できる。


報酬は、短期間の間だけ、能力の低い生徒や、意欲がない生徒に利用するのが最も効果的である。


・報酬を長期間利用しない。

・期待を高める為に報酬を増やしてはならない。

・効果を失い始めたら直ちに報酬を減らす。(報酬の)長期的な使用は外的コントロールを強化
 するだけである。


うまくやる事(いい仕事をする事)の真実の報酬が、最終的には努力と成功によって得られる
満足感とならなくてはいけない。


(外発的動機づけ(シールやおもちゃなどをリワードに使う)もきっかけとして最初は有効的だ
とは思いますが、最終的には自分自身の内側から起こる、”内発的動機づけ”(外的報酬なしでも
積極的に物事に取り組む意欲)がとても大切となってくると思うので、子供の内発的動機づけを
育成する為には、この報酬と罰の使い方には注意が必要ですね。)


7. 内的統制の所在(Internal Locus Of Control)の育成を援助する


*この統制の所在(Locus of control)って言葉、心理学でよく出てくるのですが、(私も学
生時代に一般心理学で、そしてごく最近では教育心理学を勉強していてよく出くわした!)この
概念をごく簡単に説明しますと、


自分の行動や評価の原因をどこ(どの位置)に求めるかという個人の認知パターンで、統制の位
置には内側外側が存在し、

・統制の所在が内側の場合(内的統制ーInternal locus of control)よくも悪くも物事の結果
 は自分の力でコントロールされている。
 
 例:テストの結果が良かった→自分の能力が高いから。努力をしたから。
   テストの結果が悪かった→自分の能力が低いから。努力をしなかったから。

・統制の所在が外側の場合(外的統制ーExternal locus of control)よくも悪くも物事の結果
 は環境や状況などの外的要因のせいと考える。

 例:テストの結果が良かった→内容が簡単だったから。
   テストの結果が悪かった→先生の教え方が悪くてきちんと学習できなかったので質問に
   答えられなかった。教室の外のノイズが気になって集中できなかった、など。



って感じなのですが、まっ、言ってみれば、内的統制者はお手柄も失敗も自分に責任があると
捉える一方、外的統制者はいいも悪いも自分のせいではなく、環境や状況のせい、と外的要因
に責任を追及するという感じですね。


うちのパパみたいに、いい結果は全部”自分のせい”で、悪い結果は全部”環境や他人のせい”と、
内と外が自分の都合よく混じりあってるのはなんと呼ぶんでしょうか?(勝手統制者?)爆笑


(つい最近も、自分が目覚ましをセットするのを忘れていてアラームが鳴らなかったのに、怒
って、「この時計は中国産の安物だからきちんと作動しないんだ!」っと勝手に人(時計)の
せいにしてましたが。(汗)


あっ、また脱線しそうなので元に戻りますね。(苦笑)


統制の所在はモチベーションと密接に関係している。人生の中で起こる出来事において、自分で
コントロールできると感じる生徒は、自分が非力だ(コントロールできない)と感じる生徒より
も自発的になりやすい。 人生での出来事において、自分ではどうしょうもできない(コントロ
ールする力がない)と感じるなら、起こった悪い事の全てを、自分ではなく、誰かの責任とみる。


自分が非力(コントロールできない)だと感じる子供は、自分の事を偶然の被害者か、もしくは、
無力感を避ける為に他者をコントロール、操作して力を得ようとする戦士とみてしまう。


愛され過ぎ?たり(過保護ってことでしょうか?)コントロールされ過ぎたり、早期にあまりに
も権力を与えられ過ぎたり、頻繁に救助そして/又は非難された子供は、他者を巧みに操る傾向が
ある。ほとんどのやる気のない低達成の子は、能動的、受動的のどちらかの行動によって、大人を
操作する。


以上、Intrinsic motivationより引用

(今回は関連概念についての説明もしたので、あまりカバーできませんでした。汗 この続きは
次の機会にて。)


モチベーションを向上させる為には、やはり自分の行動が関与する物事の結果に対して、”自分で
コントロールできる。””自分に責任がある”という姿勢を持つことが大切ではないかと思います。


自分が何とかなると思うと、状況や結果も変えられますし、(不十分な部分を改善したり、向上
したりできる。)他者や状況の思うままの「偶然の被害者」意識もなくなるでしょうから、”自分
でコントロールできる”という部分で意欲やモチベーションもアップするというのもうなずけます。


学習性無力感も避けることができそうですし。)


このシリーズ、次回はいつになるかわかりませんが、あまり期待しない程度に気長に待っててい
ただけると嬉しいです。(苦笑)

記事とは全く関係無い写真だけど、私のお気に入りなのでアップ。(笑)

いつまでも知的好奇心を刺激して行ってあげたいです。
(いい歳食ったパパもとりあえず未だに知的好奇心は旺盛!笑)

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by mathdragon | 2017-03-18 10:32 | Gifted/2e

内発的動機づけ

常にモチベーションを維持し、意欲満々で物事に取り組むって、大人の私達でもなかなか簡単な
ことではありませんよね。

私なんか、やりたいと思っている事や、目標はいっぱいあるのだけど、でもそれらを成し遂げよ
と思えば、常に意図的、意識的にモチベーションを高める努力をしないと、内発的動機(自発
的に湧き上がる動機)が弱いのか、(あぁ〜、やっぱり私には理だわ。もう、ええわ。)とす
ぐに意欲が低下して諦めそうになってしまうので、情けないものです。(汗)


だから、私はモチベーションが下がり、気持ちが弛んだ時など、自分と同じ目的や目標に向かっ
頑張っている人のブログを読んだり、様々な情報を読み返したりして定期的に自らで動機付け
をしながら、意欲を維持するように心がけています。


実際、つい最近、⬇︎の記事を読んでまた、(おぉぉぉ〜!素晴らしい!私も頑張るぞ〜!)っと
大いに勇気づけられたばかりであります。(笑)

大人でもそうなのだから、まだあらゆる面で成長・発達の途中であり、自己概念も形成しきれて
いない子供の場合は尚更で、彼らがそれぞれの学習目標を達成させる為には、モチベーション維
持・けは必須な要素となってくるので、親や教育者である大人の私たちがそのことを認識して、
果的にモチベーションを高める援助をしてあげたいものですね。


特に、動機付けの中でも長い目で見ると、”内発的動機づけ”はとても重要で、ギフテッド関連の
情報の宝庫であるDavidson Instituteのサイト内の、”Intrinsic motivation”(内発的動機づ
け)という記事に、モチベーションを高める数々のストラテジーがリストされていて、とても参
考になると思ったので、リンクしておきます。




長いので全部は訳できませんが、今回は出来るところまで、大体の意味を書き出しておきますね。

(相変わらず下手くそな日本語訳でごめんなさい…汗 まっ、大体の意味がわかればいいですよね?)


モチベーションを高める為のストラテジー


1. チャレンジを与える

生徒に真のチャレンジに取り組む機会を与え、知的なリスクを負うことを応援する。そうする事
は、彼らに「努力と成功」、「成功とモチベーション」の関係を見いだし、より高度な自己概念
を形成する機会を与える。彼らは必要性が感じられないと、あえて努力を試みようとしない場合
ある。 どんなに優秀な生徒であっても、作業が簡単過ぎるとやる気が起きないものである。
ギフテッドの特徴的行動(ギフテッドならではの行動)というのは、生徒が実際に”チャレンジ”
に直面するまで、なかなか見えにくいものだ。成功する為に必要なストラテジー(戦略)を心得
ていれば、ほとんどの子がやりがいのある”チャレンジ”に興奮して心をワクワクさせるはずである。
(ストラテジー#5を参照)


(これはまさに∫が経験したことです。やはり個人の能力にあった教育・学習(知的チャレンジ)
の機会を与えることは、決して”特別扱いを要求している”のではなく、子供の知的、学業面、そ
して精神面での発達において必要不可欠で、まさに”基礎中の基礎”ではないかと思いますね。)


2. まず一番に長所(得意分野)を強化する

まず長所を強化することは、彼らの得意分野を発展させ、その才能を活かして成功を収める機会
を与えることになる。子供達がこれらのサクセスフルな作業に取り組みながら、自らうまくやり
たい、いい結果を出したいと願う環境の中で、その他のスキル(各自に必要な特定のスキル)を
向上させる援助をしてあげる。

主に生徒の短所にフォーカスが向けられ場合、彼らは苦手なことや、出来ないことを練習したり、
失敗したりにほとんどの時間を費やすことになり、これらは自尊心やモチベーションを低下させる。

「失敗」はやる気を消失させる。「成功」は生徒がその理由(なぜうまくいっているのか)を理
ていて、彼らの自信や能力を発達させることができる場合、モチベーションを高める。


3. 選択を与える

選択を与えることは責任感・当事者意識を発達させる。子供が自分で決断を下すと、その結果に
対しての責任やコントロールを受け入れやすい。コントロール感は責任感を育成する。教師が
コントロールを握っている場合、責任も教師にある。とは言え、自分の目から見て、同等に容認
できる選択を提供すること。


決められたゴールを達成する為に生徒がいかに自分の考えを提案できるか? 彼ら自身のやり方
でゴールを達成できるか? 交渉不可能なゴールを達成した時などは、後に続く活動にて意見や
提案(インプット)の機会を与えることもできる。それぞれ違った能力の生徒に同じ方法で同
じゴールを目指すことを要求するのは、非現実的だということを忘れないように。 子供達が
自分で決断を下す機会を与えられれば、自らの選択による結果について多くのことを学ぶ。


また、それによって、彼らは自分自身や、自らの意思決定能力を評価することを学ぶ。状況にふ
さわしい限り、モチベーションを高める為に生徒の才能と関心をうまく活用すること。選択は課
題、学習過程(手段)、そして結果(リサーチペーパー、ポートフォリオ、パワーポイントなど)
の分野において提供することができる。どのトピックやテーマの中においても、大抵の場合、ど
の生徒でも自分の興味を見いだすことができる、更に細かい様々な課題(サブテーマ)が存在す
るはずだ。学習のプロセスはそれぞれ個人によって異なり、生徒が問題解決の為の様々な違った
戦略を見つけ、その後、それらのメリットやデメリットについて話し合ったりするのを大いに奨
励すべきである生徒に結果の選択を許すこと。情報を生産する(学んだ知識や情報をリサーチ
ペーパーやポートフォリオなどの最終結果として表現する)方法は色々あるので。


4. 安心できる環境を与えてあげる

罰っすることなく子供に失敗を経験させてあげる。失敗をいかに対処するかを学ぶ事は、モチ
ベーションを発達させ、効果的な学習のためにとても重要である。生徒は失敗から学ぶことは
可能である、いや、そうしなければならないということを学ぶべきである。意図的な失敗(最
初から挑戦することを避けるなど)は、そうでない場合の失敗(努力を試みたが、結果的に失
敗に終わってしまう)よりも受け入れやすいことから、時として、失敗への恐れにより、生徒
はわざと努力をすることを怠る場合がある。(コントロールできないということ=無力。)


5. タスクをより扱いやすくする方法を教える

トピックをそれなりにチャレンジしがいがあるが、扱いやすい範囲に狭めたり広げたりする事
は、モチベーションを発達させるのにとても重要である。けれども、ただ単に対処できる活動
を与えるのは不十分である。(最初から対処しやすい形で与えるのではなく、生徒達が自分で
対処しやすい形にできる練習の機会を与えてあげることが大切だという意味だと思います。)
これらは必要不可欠な問題解決の戦略であるだけでなく、とても重要なライフスキルでもある。
彼らは自分で、自らの活動をより扱いやすくする方法を学ぶ必要がある。どれだけ最難関のタ
スクであっても、それらをより細かい部分に分解し、段階の優先付けをすることによって、よ
り対処しやすくことができる。 それぞれの細かな部分が達成されることで、成功の目安が達
成する。成功が積み重なることで、生徒たちは自らの学ぶことに対する熱意に気がつき始める。

(スキル発達の段階にて経験する”努力と苦闘”は、成功と意欲の向上につながる。)


以上。意味としては、ざっとこんな感じだと思います。(部分的に直訳でなく、意訳になって

いるところもあるとは思いますが。)

本当はもっといい情報が続くのですが、私にはこれが限界…(笑)

今は時間もエネルギーもあまりないので、とりあえず、今回はここまでで、続きは次の機会にて。

次の機会って言って、いつも口先だけでそれっきりになってるので、自分自身が信用できませんが。

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by mathdragon | 2017-03-14 14:23 | Gifted/2e

知的な人は分析麻痺に陥りやすい

今でもそうですが、小さい頃から「決められない症候群」(私が勝手にそう呼んでいた)に悩ま
ている∫を、まるでそのまんま表現しているかのような文章を見つけ、思わず微笑みながら
いてしまいました。(笑)

(まぁ、他も当てはまるのですが、)特に∫を表現している部分というのが⬆︎のリンク先の4で、


4. Highly intelligent people can suffer paralysis by analysis
 (高度に知的な人たちは”分析麻痺”に苦しむ)

というのにおっ!と反応してしまいましたよ〜!

(そう言えば、少し前のこの記事でも同じようなことが挙げられてましたね。)


”スマートな人達は、情報を分析し、可能な限りベストな解決を見出そうとする為、決断
ことに苦労する。とは言え、今日の複雑な世界においては、”ベスト”な解決がいつも可能なわ
ではない。そのことが知的な人たちを苛立たせ、彼らは決心できずに固まってしまう。 


このような”分析麻痺”を克服するには、物事には必ずしも一つだけの正しい答えがあるわけでは
ないということを心に留めておくことが役に立つ。 与えられた(限られた)情報の中で、可能
な限りベストな決断を下すことにフォーカスすれば、”麻痺”から脱出しやすくなる。また、失敗
を成長、そして将来の良い結果につながる学びの経験だと見ることも有効である。”

(「7 Struggles Only Highly Intelligent People Will Understand」より)


ちなみに、この"paralysis by analysis/ analysis paralysis"日本語で言うと、「分析麻痺」
言うみたいなのですが、これに関して詳しい情報はないか?と日本語のグーグルでググってみ
たところ、ほとんどがビジネス関連の情報で出てきてました。


まぁ、ごく簡単に言ってしまえば、様々な情報の中、それぞれのメリットやデメリットをあれ
れと分析、検討し過ぎてしまい、最終的には”選択肢がありすぎて何を選べばいいのかわからい、
決められない(固まって思考が停止してしまう)状態になるという感じじゃないでしょうか。


∫の小さい頃の口癖というのが、”What if..."や”It depends..."で、ごくシンプルだと思える
事に対しても、もしもこうだったら?この場合だとこうかも?いや、もしかしたらこうかもしれ
ない””場合によりけりだなぁ。”などと、色々な視点や角度から見て推測、憶測しまくり、最終的
には決められない状態に陥ってしまい、とても精神的に苦しそうでしたよ。(笑)


そして前にも言いましたが、未だに多肢選択方式問題は大の苦手であります。汗


まぁ、科目にもよるのですが、例えば科学や数学などの比較的答えがstraightforwardなタイプ
の科目はまだしも、文学や社会科学関連、特にAPレベルの問題(質問)に関してはつい、ありと
あらゆる様々な視点や角度から見て考慮してしまい、それらの要因を考えると、選択肢の中から
一つだけ”これだ!”とストレートに選べないみたいなんですよねぇ。

(そして、多肢選択方式では自分の選んだ答えが”justify"できないので、イラつくらしい。)


で、同じ科目においても、エッセイ形式の回答では自分の答えをきちんと説明したり、正当化
ることができるので、(先生たちの話では、必要とされている以上の深い分析や考察、洞
いつも感心させられるらしい。)毎回、いつも100%の点数を得ることができるんですが。


この∫の「分析麻痺シンドローム」に関しては、英語(文学)や社会科学(AP Human Geo)
先生たちも、”あまり深く考え込み過ぎないように!パッと直感的に”明らかそうだ”と思うえを
選ぶように。”などとアドバイスしているみたいですが、昔からの思考癖?(笑)を断ち切るの
は決して容易いことではないみたいです。


私としては、物事をあれこれと多方面から見て、細かく分析、考察すること自体は決して悪
ではないので、(逆に素晴らしいことだと思う)それもそれぞれの事情や状況に応じて判断し、
その都度、その時にベストな方法を試みるようにすればいいのではないかと思っています。


これは∫にも言ったのですが、時間制限がある試験であれこれ考えすぎて回答に迷っていると時間
を無駄にしてしまいますし、その場合はもう覚悟して潔くスパッと決めるべき。


もし間違っていたなら、後で先生と話をして自分の考えを伝えたり、実際、自分の思い違いだと
か純粋に間違っていたのなら、どうして間違ったのかを見直して、(分析して?笑)これも学び
の経験と捉えて次回の参考にすればいいのだから。


your Productivity & What You Can Do About It”という記事によりますと、


”Overthinking lowers your performance on mentally-demanding tasks"


ということなので、特に知的・認知能力を要するチャレンジングなタスクに携わっている際など、
(AMCの試験とか?苦笑)あれこれと必要以上に考え過ぎていたら、ワーキング・メモリーの
機能に悪影響を及ぼし、パフォーマンスが低下する恐れがあるみたいですしね。


あれこれと分析して考えていると、色々と悪いシナリオが思い浮かんだりもし、それがストレス
や自己不信を引き起こし、チャレンジングなタスクに必要なワーキング・メモリーのキャパを
減少したりするみたいですから気をつけないといけないですよね。

(だから∫はAMCとかのとりわけディマンディングな試験(本番)に弱いのかも?)

2番目にリンクした記事、とても参考になったので、(英語ですが)このトピックに関心がある
方、是非、読んでみてください。


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by mathdragon | 2017-03-07 06:48 | Gifted/2e

情熱を期待するのではなく、興味関心を促進する

ギフテッド教育に関して参考になる情報が満載の、お馴染Byrdseedのサイトで思わず共感した
記事を見つけたので、毎度のごとく皆さんともシェアしたいと思います。



"Passion" Is Unreasonable.

”When we call something a "passion," it implies lifelong devotion and intense
focus. "Passions" sound like they should be big, important, world-changing
ideals. But this is way too much to expect from a kid. And how lame does
it feel to admit, "I don't really have a passion."


"It's okay to just be "interested" in tennis, the guitar, politics, roller skating,
or gardening. There's no need to force these to be "passions" (unless they
really are.) Interests aren't intimidating. We can all name some interests.
They don't have to be world-changing. But! Interests can become something
bigger given enough time and resources."

(Encourage Interests, Don't expect passionsより)


本当にそうだと思います。

確かにギフテッドの個人は一般的な特徴として、自らの興味関心分野に対して強い”情熱”持ち、
それらを追及していく傾向はあるとは思うのですが、でもギフテッドの皆が皆、そうだとは限ら
ないと思うんですよね。

中には自分がどの分野に関心があるのか、何を追及したいのかもまだはっきりとはわからず、
に対しても別にこれといって”情熱”を抱いているわけではない、という子たちも結構いるんでは
ないかと思います。


特にまだ子供なんだから、興味関心分野もまさに探索、探求の段階であって、色々な分野を探
て試してみたり、それで関心が高まらなければ別の分野に目を向けたりしている最中だと思うの
で、そんな子供達から「情熱」という大それたものを期待するのはちと、無理があるのでは?と
思ったりしますね。


情熱というのは興味関心が発展、進化して育っていくものだと思うので、いきなり情熱を期待す
ると、まだ開拓途中で情熱を見つけていない子にとっては、プレッシャーを感じるかもしれない
などと思うのであります。


だから情熱を期待するのではなく、子供の興味関心を促進する為の援助をしてあげることが大切
ですね。

(もちろん、外からのヘルプなしで積極的に自分から興味関心の探索、追及をする子もたくさん
いるとは思いますが。)


以下、リンク先に書かれていた、子供が興味関心を発見する為に私たち大人(親や教育者)がで
きる事というのが、


一緒に映画を観る
本屋さんをうろつく
博物館や美術館を訪れる
YouTubeを観まわる
プロの人達と会う
様々なイベントに参加する
ソーシャルメディアで興味深くて面白い人達をフォローする

など。


私は∫が小さい頃は、毎晩の読み聞かせで本を利用して、色々なトピックや概念に触れさせてい
したねぇ。

もともと本が大好きだったので、興味関心を利用して更に興味関心分野を広げていったという感
じでした。(笑)


そして現在でもよく一緒に映画、特にドキュメンタリーを観ては、今まで知らなかった分野の知
識や関心を広げたり深めていったりしています。

(フィルムを見終わった後はよく自分で、オンラインであれこれ調べたりしてますよ。笑)


子供の興味関心を高める方法はこの他にも色々あると思いますので、親もクリエイティビティを
活かして探索・開発の手伝いをして行ってあげたいですね。


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by mathdragon | 2017-03-02 14:53 | Gifted/2e

アメリカの学校の数学コースオプション

日本の方にはあまり役に立たない情報だとは思いますが、アメリカ在住、もしくは米国の教育
について関心がある方の為にリンクしておきたいと思います。



この情報は、HEROES Academy for the Giftedというニュージャージー州のギフテッド
専門学校のサイトに載っていたもので、NJ州の学校をもとにしたものだとは思うのですが、で
も(州や学区によって多少の違いはあるかもしれませんが)ほぼ、全国的に当てはまる情報で
ないかと思います。

うちの州の学区もほぼ、こんな感じですね。

(∫が以前通っていたSTEM系のチャータースクールでは、ギフテッドクラスはこの" Double
Accelerated"のトラッキングだった。)

Accelerated Math Options

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(Accelerated Math: What Every Parent Should Knowより画像拝借)


アメリカの多くの州や学区でこのトラッキングのシステム(能力・才能・習熟度別クラス編成
による進路コースの設定制度)が取り入れられていて、早いところでは小学校4年生くらいか
らすでに開始している場合などもあるみたいです。


一流の大学を目指していたり、大学で理数系、コンピューターサイエンス、エンジニア、ビジ
ネス関連の専攻を目指す生徒など、高校時代に”それに応じた”のクラスを履修する必要がある
為、その事を前提に、小学校、中学校時代などの早期のうちから計画を立てておくべきなんで
しょうね。

高校のうちにAP CalculusやAP Statisticsを履修しようと思えば、すでに中学生のうちから
acceleratedのトラッキングに属してないとかなり厳しいでしょうねぇ。


うちの場合、∫がまだ小学生の頃など∫も私もそれこそ、”毎日の学校生活をどう生き延びてい
くか”というのに必死だったので、(笑)中学や高校などの先の事など全く考える余裕なんて
なく、私はそういう知識や情報など調べて計画を立てるというところまでいきませんでした。
(汗)

だからその年、その時、その時点でとりあえず対処していったという感じ。(苦笑)


中学生になってからも、∫は数学に関しては学区が指定する通常のトラッキングには適応しな
かったので、いつも学年ごとに学区や学校と交渉しながら、できる限り∫に適したコースを設
定してもらったものの、でも今、振り返ってみると、かなりハチャメチャな履修歴だったなぁ
などと思います。(苦笑)

(規格から逸脱してかなり融通を利かしてくれた学区や学校に感謝!)


尚、他の州はどうか知りませんが、(多分、他でも同じと思う。)うちの学区(ネバダ州)に
いては、"Double Accelerated"でも不十分な(高校低学年ですでにAPのコースを履修して
まって取るコースがなくなった)生徒に関しては、11年生、12年生の段階では地元のコミュ
ニティ・カレッジや大学などとのDual Enrollmentとして、大学レベルのコースが履修できる
という形になっています。


ここアメリカでもトラッキングに関しては様々な批判的意見もありますが、でもどのレベルの
生徒も”自分に適したコース、進み具合で学習することができるオプションがある”というのは
いことではないかと思います。


(尚、私だったら数学に関して言えば、たとえそれが最低ビリケツクラスだとしても、無理せ
ず自分のペースで確実に習得できるコースであるなら、子供ながらに大喜びだったのではない
かと思います。長年、数学ができなくて苦しい思いをするよりはよっぽどマシ!苦笑)


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by mathdragon | 2017-02-20 10:27 | Gifted/2e

素人にもわかりやすいOEの説明

OE (Over-Excitabilities)に関しては、このブログ、そしてその他のブロ友さん達のブログでも
かなり取り上げられていて、概念的にはもうお馴染みだと思うのですが、ギフテッドについて馴
染みのない方、又は、最近、ギフテッドという概念を知ったばかりの方達にとっては、OEをとて
もわかりやすく描写・表現している文章だと思ったので、リンクしておきたいと思います。



精神運動性OEとして、"sometimes nervous tics"(時にはチックも)とあったのが興味深い
と思いました。

あと、ギフテッドの子が就寝時間になっても、”脳が忙し過ぎて落ち着かず”なかなか眠りにつけ
ない、などといったこともよく聞いたりしますが、(∫も小さい頃はそうだったけど、最近では
学業や課外活動で脳と体力を使うせいか、結構、すんなり眠れているみたいですが。)神経が高
ぶっている状態からなかなか静まらない、というのもあるんでしょうねぇ。


そう考えると、精神運動性OEの強いギフテッドの子たちには、普通よりも早く”寝る準備”に取
りかからせたり、神経をなだめる特別なベッドタイムの儀式を設定する必要があるかもですね。


感覚性OEのところで、”靴下の縫い目がねじれていると、まるで骨が折れているかのように足を
引きずって歩く”などの表現も、∫にぴったり当てはまるわ〜と笑ってしまった。


∫も靴下の縫い目(ちょっと浮き出ている部分)など、強く感じてしまうらしく、一度気になっ
てしまうと、もう他のことは見えなくなるというくらいその事に神経を集中してしまってました
ねぇ。(苦笑)

又、まだ学校に通っている時など、朝、靴下の履き心地が気にくわないと、何度も抜いては履き、
抜いては履きして時間を食っていたので、学校に遅れそうになり、私はよくイラついてましたよ。
(笑)

(そして靴下なども、ある一定の素材やブランド物ではないといけない!)

今となっては懐かしい話だけど、当時は苛立ちで、こちらもストレスがたまりましたよ。


あと、こちらの想像性OEの部分で、”マジックを信じる(サンタや歯の妖精、小人などの存在を
信じなくなるのに結構、時間がかかったりする)”というのも面白いなと思いました。


∫は多分、OEの中でもこの想像性はそれほど強くはないのではないかと感じます。

白昼夢はよく見てたけど、それは多分、退屈でボォ〜っとしていただけで、あれこれと色々な
想像を巡らせていたのかどうかはわからないですねぇ。

何事もかなり”現実的”な見方をする子なので、あれこれと理屈やロジックで考え、サンタや歯の
妖精などといったマジカルな物の存在は、かなり早い頃から信じなくなってましたし。


”Here's the usual definition of "giftedness". Kids with a strong "logical imperative,"
who love brain teasers and puzzles, enjoy following a line of complex reasoning,
figuring things out. A love of things academic, new information, cognitive games,
etc."

∫がOEの中でも一番、強烈さを見せるのが、この知性OEではないかと思います。


そして、こちらの感情性OEについての一部の説明がとても興味深いと思いました。

”Also a need for deep connections with other people or animals. Unable to find
close and deep friends (Damon and Pythias variety) they invent imaginary
friends, make do with pets or stuffed animals, etc."


感情性OEの強い個人は、他者(または動物)との深くて意味のあるコネクションを切望する傾向
にあるようで、それらが得られない場合は想像の友達を作り上げたり、ペットやぬいぐるみなど
を代わりにしたりする場合もあるようで、これもある意味、コーピングや補償などの防衛機制の
一つなんでしょうね。

感情性OEが強烈な場合、それが鬱を引き起こしやすい要因ともなるみたいなので、親としては
子供の感情、精神状態に目を光らせておくことが大切ではないかと思います。


最後に、

Dabrowski believed emotional OE to be central -- the energy center from which the whole
constellation of OE's is generated. Highly gifted people tend to have all 5 of these, but
different people lead with different OE's. The engineer types lead with Intellectual, the
poets with Emotional and Imaginational, etc. But variations in the levels of the individual
OE's explain a great deal about the temperamental differences we see! These five
describe the unusual intensity of the gifted as well as the many ways in which they look
and behave "oddly" when compared to norms."

(Dabrowski's OE: A Layman's Explanationより抜粋)

と、下線の部分に納得してしまった。(笑)


尚、この文章の著者であるStephanie S. Tolanさんは、子供やティーン向けの本の著者でも
あり、∫も小学校やミドルの時に彼女の作品を読んでいたのを覚えています。

特にこのWelcome to the Arkという作品、確かギフテッドの子供達が登場人物だったよう
に思うのですが…

(随分、昔のことなんで記憶がおぼろげですが。)

∫は自分と同じようなタイプの登場人物が出てくる本が好きでよく読んでましたねぇ。

読んでいて、(こう感じているのは自分だけではないんだ)という気持ちになり、親近感を
感じていたみたいです。


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by mathdragon | 2017-02-05 14:31 | Gifted/2e

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