アメリカに住む数学をこよなく愛する16歳のmath kid∫の日々の出来事を綴っています。∫の夢は将来大学の数学教授になること。13歳から本格的に地元の州立大学で数学のコースを受講し始めました。 


by あーちゃんママ

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カテゴリ:教育・学習( 15 )

Carol Dweck: 必ずできる!未来を信じる「脳の力」(日本語字幕付き動画)

Growth Mindset (しなやかマインドセット)でお馴染みの、Carol Dweck氏によるTED
プレゼンの日本語字幕付き動画を見つけたので、英語が苦手という方の為にリンクしてお
すね。

この情報(アイデア)は、現在、子育て真っ最中の親御さんや、教育者の方たちにとっても興味
深く、学習指導の際のいい参考になるのではないかと思います。

尚、数々のTEDのプレゼンが日本語字幕付きで読めるこのサイト、英語の学習、特にリスニング
の練習の教材としても利用できますよね。

自分の興味のあるトピックだと関心も高まり、”普段より集中して耳を傾けやすい”と思うので、
リスニング力もアップしそうですし。(笑)


まず、こちらは英語のみの動画です。




そしてこちらが同じ動画の日本語字幕付きが観れるTED日本語のリンクです。


私はこの「しなやかマインドセット」(成長型マインドセット)についての記事はこれまでにも
色々と読んだことがあるのですが、ドウェック氏の話しているのを観る(聴く)のは今回初めて
で、彼女のスピーチが(自分が勝手に)思っていたのと随分、違っていたのでびっくりしました。


彼女のプレゼンを聞いていたら、思わず小さい頃に大好きでよく観ていた、♪坊や〜よい子だね
しな♬の「日本昔話」を思い出してしまった。(笑)

(市川悦子さんのナレーション)


私の彼女のイメージとしては、もっとシャキシャキ、パキパキ、淡々と素早く話すと思っていた
のですが、すごく穏やかでの〜んびりとゆっくりとした話し方で、(小さな子供に理解しやすい
ように気をつけて話している感じ。)リスニングが苦手な人にとっては”フレンドリー”な教材と
なるのではないかと思いました。


(極度にせっかちなうちのパパだと、こういうタイプは「話すスピードが遅くてイライラする!」
と、最後まで話を聞ききれないだろうな〜と思いましたが。苦笑)

(だから人の話をきちんと聞かず、誤解が生じて人間関係がもつれてしまう傾向にある。本当に
厄介なおっさん。汗)


ちなみにパパは喋るのがものすごく早く、まるでマシンガンみたいに物凄い勢いでだだだだだー
っとまくしたてるので、長年、それを聞いて理解しなければならなかったせいか、私の英語技能
の中ではリスニングが一番得意ではないか?と思うくらいに耳が鍛えられました。(笑)


話が逸れそうなので本題に戻りましてと…(汗)


この「しなやかマインドセット」のコンセプトや、キャロル・ドウェック氏に関して更に詳しく
知りたいと思われる方は、日本語版の本も出ていますので、是非、チェックしてみられてはいか
がでしょうか。


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by mathdragon | 2017-02-27 08:12 | 教育・学習

日本の教育に関する興味深い記事

少し前のものですが、日本の教育について書かれた、とても興味深い記事だと思ったので、
いつものように皆さんともシェアさせていだだきますね。


この記事を読んで、


”対策は一つしかないと思います。それは、公教育に本格的な「習熟度別」を導入するという
ことです。算数・数学が得意な子供の知的好奇心や潜在能力を発揮させるのはもちろんですが、
算数・数学が不得手である生徒を救済するためにも、この「習熟度別」は待ったなしだと言え
ます。もちろん、教育現場では既に導入されていますが、学年のカリキュラムからの逸脱は
「先へ」も「後ろへ」も許されないという「横並びの進度」では、効果は半減します。”


”(中略)本当に平等を達成するには「不得意な子には納得出来る指導と、しっかりした訓練
の機会を」与えることが必要なのです。そこに踏み込むことなく、とりあえず表面的な現象と
して「横並び」にしておくことは、平等の達成でもなんでもなく、学力格差の拡大に対して全
くの無策であるだけと言えるのではないでしょう。”

(「3.9+5.1=9.0」が、どうして減点になるのか?」より)


…という、著者の意見に大いに賛同してしまいました。


中学校〜高校時代と、ずっと数学が苦手だった私はまさににこの「しっかりとした訓練の機会」
が必要な生徒だったわけですが、当時は学校、そして家庭でもそれらの機会が得られず、一人で
はどう対処してよいかもわからずに、結局、授業について行けず、落ちこぼれてしまいました。


(数学なんか、最初の方(代数など)で大きくずっこけてしまうと、それからはもうコロコロと
転び続けるのみで、何らかの外からの介入がない場合は起き上がって前進するのは本当に難しい
と思いましたよ〜。)


(当時、ネットが存在していたら、カーン・アカデミーとかその他のオンラインの教育サイトを
利用し、自分で勉強できたかもしれないのになぁ。今の子達はそういう意味ではリソースに溢れ
ていてラッキーだわ。などとよく思ったりします。笑)


日本では「習熟度別」というと、「何かにつけて人間に序列をつけることは差別意識に繋がる」
と捉え、警戒したり、抵抗意識を持つ人も少なくないのかもしれませんが、でも私もこの記事の
著者が述べるように、教育機関でのカリキュラムにおいての「横並びの進度」システムは、能力
が高い者達(学力優秀者、ギフテッド)はもちろんの事、私のように「不得意な子、通常よりも
特別な訓練の機会を必要とする子」にとっても効果的だとは言えず、というかどちらのグループ
にとっても不利だというのは明らかだと思うのであります。


何度も繰り返して言ってますが、(これからもしぶとく言い続けるつもりです。笑)全ての子供
に(やみくもに)同じものを与えることが「平等」ではない、全ての子供に、”その子各自に必要
なものを与えること”が、本当の意味での「平等」「公平」だという概念がどうして理解してもら
えないのか?(受け入れられないのか?)というのが不思議でなりません。


個人というのはそれぞれが違っていて当たり前。(個体の多様性)


その前提からすると、その違った個人に”同じものを与える”ということが、如何に的違いであるか
というのは明確だと思うのですが。


ちょっと話は飛びますが、(でもポイント的には関連している)この「横並び主義」の束縛から
解放されない限り、日本ではギフテッドの概念やギフテッド教育が受け入れられることは難しい
でしょうね。

そうなると、教育システムを改革するには、まず、私達自身の意識を改革することが先ではない
かと感じるのであります。


とにかく又しても、色々と考えさせられる記事でした。


(それにしても、3.9+5.1=9.0が減点になったり、かけ算の順番なども細かく指摘されたりなど、
そういう厳格なルールに従わなくてはいけなかったら、私なんかますます数学嫌いになってるわ!)


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by mathdragon | 2017-02-11 09:01 | 教育・学習

21世紀の学校:AltSchool

中の1つである、AltSchoolについての日本語の記事を見つけましたので、お子さんが一般の教
育機関には合わず、別のオプション(個別化された教育モデル)を検討している方にとっては、
なかなか興味深い情報ではないかと思いますので、リンクしておきますね。



この記事の中で、∫の教育、そして教育機関との関わり合いを通して私自身が個人的に常々、感
じていたことが指摘されている部分があり、そう!まさにそうなのによ〜!と激しく共感しまし
たよ。

例えばこの部分など。

”ヴェンティラによると、現在のアメリカの学校教育は最低レベルの学力を共通分母として組織
されているという。彼はこの教育法を「多数派の圧政」と表現する。”


そして、学校側としては、最低レベルの学力をまず”標準”にまで持ち上げることが教育の第一優
先事項って感じでしたねぇ。


∫が小学校へ通っていた時など、もろ、「州の統一テストで満足のいく結果を取る為に特化した
学習内容」って感じで、学校側としては生徒一人一人の”学び”よりも、とにかく学校全体として
の試験の数値の結果に視点が行ってしまい、本来の学習の目的を見失っているように思いました。


(この傾向は、カリフォルニア州内で別の地域や学区に住んでいる私のママ友達も言っていた
ので、多分、∫の学校だけに限ったことではないと思います。)


これはNo Child Left Behind Actからくるプレッシャーによるところが大きかったと思います。


*No Child Left Behind Actとは、アメリカ合衆国で2002年に成立した法で、各州が学習の
 スタンダードを設定し、合衆国の全児童生徒が2014年までにそれを達成することを目標とす
 る教育政策で、それを達成できない学校には厳しい行政上の措置がとられることになるという
 ものです。


学区、学校にアカウンタビリティ(責任、罰)がふりかかってくるものだから、学校側もそれか
らなんとか逃れようと一生懸命という感じがしましたよ。


(だから学力が低い生徒の支援を最優先し、学力優秀な子やギフテッドの子なんか”あんた達は
もう標準に達しているのだから関係ない”って態度で、こういった子達の方が”left behind"(お
いてけぼり)にされてた感がありましたねぇ。(笑)


話をもとに戻しますが、こういった画期的な教育概念やシステムを応用した学校は、ギフテッド
の子や発達障害の子などをはじめとし、一般の公立学校のやり方には合わない生徒にとって、大
いなる利益をもたらす可能性があるのではないかと思います。

最後にこの記事より。


”ディヴィッドは13歳。大きな茶色の目をしていて、顔のそばかすとえくぼが特徴的だ。まだ
あどけなさが残っているが、意外なくらいおしゃべりでもある。「きびしい」という言葉を
使うかわりに「厳格」という言葉を使うような少年だ。 また彼は、AltSchoolを指して、
「異端児のための居場所」と表現するくらいの自覚はもっている。彼の担任であるクリス
ティー・セイファートが、「彼はいい子ですよ」というのも納得だ。


彼は以前に通っていた公立学校で、いじめっこたちに殴られて前歯を折られてしまった。
いまではこの時の経験を冗談交じりに話せるくらいの余裕がある。「殴られてよかったよ。
ちょうど乳歯が生え変わる時期だったしね。」


しかし問題となったのはいじめだけではなかった。教師たちはクラスをまるで牢獄のよう
に扱っていたと、ノートをロッカーに忘れた日のことを振り返りながらディヴィッドは言っ
た。ノートを取りに行こうとした彼は、その授業の成績を0点とされてしまったのだ。
「ああいう人たちと一緒にいたいと思わなかった」とディヴィッドは話す。今ではディヴィ
ッドもAltSchoolの教師たちを家族の一員と考えるようになっている。「ここに来てから
先生と素直に打ち解けることができるようになった。それは当然の権利だと思うんだ」


AltSchoolに来てから、ディヴィッドの成績はみるみるうちに伸びていった。AltSchool
の教師たちは、前の学校であれば今頃は代数準備のコースにいたであろう彼に、高校入試
を見込んで1学年上で習う幾何学を勉強させた。


「数週間自分のレヴェルやペースに合わせて勉強することができたし、僕のニーズにもあ
わせてくれたんだ」。ディヴィッドは、まるでAltSchoolの広告塔のような話し方をする。
「これまで通った学校だったら「入学試験がんばってね」と素っ気なく言われておしまい
だったと思う」

(以上、「AltSchool: シリコンヴァレーが考える「21世紀の学校」の記事より抜粋)


という部分を読んで、このディヴィッドという少年の過去の体験に、似たような子を持つ親とし
て心が痛みましたが、最終的に彼が自分にフィットした教育環境を見つけ、ハッピーに感じるこ
とができたみたいなので、とても嬉しく思いました。


ただ、こう言ったオルターナティヴ教育や機関は、費用的にも様々で、実際、このAltSchoolの
年間学費は明らかに我が家では無理な金額な為、概念や理念は素晴らしいけど、もう少し金額的
にどうにかならんものか、などと思ってしまいますが。(苦笑)


日本でも新たな教育の可能性として、(ギフテッドを含む)様々な特性の子供たちのニーズに応
えた、こう言ったオルターナティヴ教育機関のオプションがこれからもどんどん増えるといいで
すね。


持てるかも?)





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by mathdragon | 2017-01-08 09:07 | 教育・学習

メディア・リテラシーを身につける

まず始めに。

年末から年始にかけて胃腸炎を患い、普段は食いしん坊なのに食事が喉を通らず、ここ5日間
ほどはほぼ、水とゲータレード、そしてクラッカーで生き延びてきた∫ですが、昨日の時点では
しつこく続いていた胃のムカつきもほぼ、治り、ようやく回復の方向へ向かっているようです。


昨日から始まった北ネバダ数学クラブが主宰する5日間の「冬季数学キャンプ」に参加できな
いことをとても残念がってますが、胃腸炎(∫は多分、ノロウィルスにやられたみたい。)は
感染する恐れがあることから、今回はボランティア活動を断念するよりないでしょうねぇ。


実は、∫がクラブのコーチ(主催者)に参加できないことを伝えるメールを送ったところ、彼女
から返事が来て、どうやら現在、この地域ではstomach flu(胃腸炎)が流行っているらしく、
数学キャンプでも結構、欠席者がいるとのことで、(だから事情がよくわかるから心配しない
でゆっくり養生をするようにと言ってくれたらしい。)それを聞いて私も、

あぁ〜、やっぱりそうだったんだ〜!) (゜д゜)

と納得しましたよ。

道理で私の胃の調子も良くないわけだ。

(ノロウィルスって家族の誰かが感染したら、他のメンバーにも感染しやすいので。)

なんだか年明け早々、体調不良でイマイチのスタートとなりましたが、この先、運勢がアップ
することを祈るばかりです。(とほほ…)

そんなわけで、残りの冬休みは私も∫と二人であまり無理をしないように、のんびりと過ごすつ
もりにしています。


さて、ここから本題に入ります。


今回も前回の記事と似たような話題になりますが、自分自身にとってもとても勉強になると思
ったページをネットで見つけましたので、リンクを付け足しておきたいと思います。


”メディア・リテラシーとは、世の中にある数え切れないほどのたくさんの情報メディアを主体
的に読み解いて必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力のこと。”

(メディア・リテラシー:Wikipediaより)

この能力は現在、そして特にこれからの時代にますます重要になってくると思いますねぇ。

これはもちろん、親である私たちに限らず、インターネットの普及によって溢れる情報に囲ま
れている子供たちにとっても学ぶべき重要なスキルだと思います。


最近、こんなニュースとかもよく目にしますしね。



(こういったニュースの信憑性も探った方がいいのかもしれませんが。苦笑)


∫がまだ中学の時に通っていたSTEMのチャータースクールのLanguage Arts(国語)の授業
では、こういったメディア・リテラシーを育成するカリキュラムも含まれていて、(批判的思考
力の育成を強調したカリキュラムだった。)宿題や課題なども一味違ってたりして、(例えば
テレビのCMやトークショー、ネットのニュースなどから情報の偏りや誤謬を見つけ出し、それ
らを各カテゴリーに分けて指摘したレポートを作成せよなど。)∫はこういうのをとても楽しん
でいたのを覚えています。


それらの学習(練習)から学んだ批判的思考のスキルは、高校になってからAP Englishの授業
でもかなり役に立っているようであります。


また、

”一つの物事について様々な捉え方がある事、また自分なりの捉え方に基づき情報を発信できる
という事自体は、思想・表現の自由上、望ましいことである。 しかし、マスメディアは、様々
な視点をもとに情報を発信し、ひとつの意見に偏らないように、最大限心がける必要があり、
メディア・リテラシーとして、このことも学んでいく。”

(メディア・リテラシー:Wikipediaより)


とありますように、メディア・リテラシーは情報を受け取る側だけでなく、情報を発信する側も
社会に及ぼす影響力を考え、責任を持った発信をするべきなので、たかが一母親の個人ブログで
はありますが、私も一応、一般公開している為、その辺のことも十分に考慮し、発信していかな
ければと思いました。


これからの時代は、まさに「自分で考える力」が必要となってくると思います。

最後に、いくつか参考になる情報をリンクしておきます。




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by mathdragon | 2017-01-04 08:07 | 教育・学習

まったくその通りです、ファインマンさん

とても興味深い記事だと思ったので、皆さんともシェアしたいと思います。



私が紹介する記事って、いつも英語ばかりでゴメンなさい…


私はバイリンガル脳を持っていないので、(英語なら英語、日本語なら日本語と各自それぞれの
言語での理解は大丈夫なのだけど、それらを別の言語に”変換”する作業がものすごく苦手)いつ
も日本語訳なしでゴメンなさい。


最近ではこういった海外のサイトの記事も日本語訳で読めるようになってきてはいるものの、
(日本版のライフハッカーなど)こういう教育や学習についてすごく参考になり、面白い記事
がもっともっと日本語でも訳され、読めるようになったらいいのにと思ってやみません。


でも、このブログの読者の中には海外(アメリカ)に住む方や、日本でも英語が堪能な方も結構
いたりするので、これからも(これはなかなか為になりそう!)と思った記事はどんどんリンク
していきたいと思います。

(英語を学習している方のいいリーディングのマテリアルにもなりそうですしね。)


この記事の中には物事の「名称」や「定義」を知っていることと、実際にそれらの「アイデア」
や「概念」を真に理解していることとの違いが(ある講義の際のファインマン博士の話を引用
して)説明されていて、ファインマン博士の言葉(説明)に、まったくその通りだわ!と、改め
て色々と考えさせられました。

ファインマン博士の言葉:


”I finally figured out a way to test whether you have taught an idea or
you have only taught a definition. Test it this way: You say, "Without
using the new word which you have just learned, try to rephrase what
you have just learned in you own language."


彼によると、概念を学んだのか、それとも単に定義を学んだだけなのかを調べる方法として、
たった今、学んだばかりの言葉(定義)を使わず、自分自身の言葉で学んだことを言い換えて
説明できるかどうか?という事で、それができなければ”本当”の意味での概念の習得や理解は
できていないという事ではないかと思います。

ファインマン博士があげていた具体的な例がわかりやすいです。

'the sole of your shoes wear out because of friction.' 'Shoe leather wears
out because it rubs against the sidewalk and the little notches and bumps
on the sidewalk grab pieces and pull them off. To simply say it is because
of friction, is sad, because it's not science."


(靴の底は”摩擦”によってすり減る。 靴の革は歩く際に歩道に擦り付けられたり、道路上
の小さな切り目やでこぼこによって革の細かい部分が剥がれ取られたりする為にすり減る。
(靴の底がすり減るのは)ただ単に”摩擦のせい”と言うのは悲しいことだ。なぜならば、
それは科学ではないから。)

これ、本当にそうだと思います。

靴の底がすり減るのは「摩擦」の為だ。と、「摩擦」という言葉を学んでも、実際にその定義
の「概念」を完全に理解していなければ、”靴の底がすり減るメカニズム”というのも自分の言
葉で説明できないのではないかと思いますし。

私が思うところでは、(そして長年、∫の学びのスタイルを観察してきて)多くのギフテッド
の子達って、”名称”や”定義”などの表面的なレベルの学びでは脳が満足できず、”概念”の把握
や理解を切望する感じで、だから何かを学ぶ時は深く追究する傾向にあるのではないかと思い
ます。


この傾向は特に、概念の深い理解が要求される”科学、数学”関連の分野に興味を示す子供達
の間によく見られる感じがします。


そういう子供達ですので、学ぶ際は一つのトピックに対して深い概念の理解を追究しようと
するので、学校での授業でも先生に細かく突っ込んだ質問をしたり、時には先生を訂正したり、
先生の権威をチャレンジするするような発言をしたりしてしまい、先生からはあまりよく見ら
れないという場合もあるのではないかと思いますね。


多くの学校の先生達は、テストに出てくる問題をカバーするのに忙しく(多くのテストの問題
が、”靴の底がすり減るのは◯◯の為である”、◯◯の部分を埋めよ。(摩擦と書けていたら
正解で点数が得られる。)”などと言った、まさに単なる暗記や、表面的な理解でも点が取れ
るような出題も少なくない。)あれこれと深く探って質問したり発言するギフテッドの子の
ことを、心の底で”厄介な存在”と思っている教師もいるでしょう。


∫も2年生の時の先生は∫のつっこみや指摘、洞察力に溢れた質問などに感嘆して、どちらかと
いうと、∫のそう言った姿勢を励ましてくれたタイプなので、∫も勉強や学校が楽しいと感じて
いたようですが、3年生の時の担任はこれまたそれとは大反対で、∫のそう言った行為に対し
て非容認的な姿勢を示していたどころか、クラスの皆の前で∫を問題児扱いしたり、”悪い生徒”
の見本のように、皆に見せしめたりしていたので、∫は学校に失望し、学ぶことに対しての情
熱も失いかけてました。


3年生の時の担任は、生徒の指導や教育よりも、自らの教師としての威厳や権威を見せつけ、
それらを維持することに忙しかったというタイプで、彼女の権威にチャレンジするものは許
せない、と言った態度の先生でした。


でも指導者の中には(ファインマン博士のように)本当の意味での深い概念の習得の大切さ
を理解している者もいて、それらの指導者は生徒の中に”真の学び”を追求しようとしている子
を見たら(教師として)嬉しくて、子供のそう言った行為を励ますような姿勢や行動をとる
のではないか?と思うのですよ。


私が教育者だったら、鋭い観察力や洞察力で突っ込んだ発言や質問をしてくるような生徒は、
(おぉ〜!そうくるかー!)と、教育者としてチャレンジしがいがあり、大歓迎だと思うの
ですがねぇ。


そう考えると、子供にとって、どんな先生に受け持たられるかって本当に重要ですね。


話がちょっと飛びましたが、最後に、記事内に書かれていた以下の言葉を覚えておくと役に
立つかもです。

”Feynman's parable about the meaning of science is a valuable way of
testing ourselves on whether we have really learned something, or whether
we just think we have learned something, but it is equally useful for testing
the claims of others. If someone cannot explain something in plain English,
then we should question whether they really do themselves understand what
they profess.


この方法、自分の理解をチェックするのももちろんですが、他者の理解度をチェックするの
にも役立ちそうですね。

それにしてもファインマン博士のキャラ、私は大好きだわぁ〜。

私だったらボンゴの騒音と四六時中微積分に没頭していたくらいでは、彼との離婚の原因には
ならないのに。(笑)

うちはパパが夜中にフルートの練習してフルート騒音に悩まされてるし、∫も時間さえあれば
微積分を含む数学の問題に没頭しているから慣れてるって?。(爆笑)


この方も完全にギフテッドですね。(笑)


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by mathdragon | 2016-08-28 11:27 | 教育・学習

教育者として許されざる行為

先日、こちらの記事を読んで、本人はもちろんのこと、この男の子のご両親のことを考え
ると、胸が引き裂かれるような思いになりました。


ニューヨーク州の13歳の少年が、学校での絶え間ない嫌がらせやいじめに耐え切れず、
自宅の屋根裏部屋で首吊り自殺をしたというニュースの記事でした。

彼は自殺をする前に遺書を残していたらしく、そこには、

”I gave up, the teachers...they didn't do anything,"

と、この少年が他の生徒達からいじめを受けていたのを認識していたのにもかかわらず、
学校側(校長、教師達)はそれに対して適切な対処をしなかったらしく、少年は先生達に
対する不満や怒りを書き残していたみたいです。


生徒が明らかに苦しい思いをしているのを承知でそれらを無視して何も行動を起こさず、
(少年と彼の親は学校側に報告し、それ相応の対処を要求していたよう。)それどころか
この学校の教師の中には、生徒に対して屈辱的な行為を平気でとっていた者もいたようで、
(テストの結果が良くなかった生徒のスコアを皆の前で公表して、その生徒に恥をかかせ
たりなど。)ネグレクト(問題を放置したまま)するだけでなく、いじめや嫌がらせまで
するなんて、このような行為は教育者として決して許されるべきではない行為ですよ。


13歳の子をここまで精神的に追い込んでしまうなんて。

もちろん、すべての子どもがいじめや嫌がらせを体験し、自殺を考えるということはない
のでしょうが、この少年、ダニエル君はとても繊細で優しい心の持ち主だったようなので、
刺激に対して心が敏感に反応してしまったのではないかと思います。


最近、ブロ友さん達のお子さんの学校での体験(先生からのいじめや嫌な出来事)につい
ての記事を読んだり、又、∫自身も小学校3年生の時に担任から(明らさまではなかったも
のの)敵対心、反感に溢れた態度や言動、そしてネチネチとした”微妙”な嫌がらせなども
体験している為、この話題については他人事と思えず、色々と考えさせられます。


ギフテッドの子達は他の生徒達から(あらゆる理由で)いじめや嫌がらせ、仲間外れなど
のターゲットになりやすいとも思うのですが、(ギフテッドに関して)理解のない教育者
達からも誤解されたり、冷たい仕打ちを受けたりすることも決して少なくないと思います。


もっとも、∫の3年生の時の担任は、”ギフテッドに関して知識や理解に欠けていた為∫を誤
解していた”というよりも、∫の”性質/特質”が鼻持ちならなかったようで、∫から自らの間
違いや矛盾、一貫性の欠如や理不尽な理論などを指摘されたり、自らの権力がチャレンジ
されてると感じたりして、たかが小学3年生の∫に危機感を感じ、∫に対して冷たい態度で
あたっていたようでした。


当時、∫はまだ特別支援に所属していたので、私はこの担任と頻繁にミーティングを持ち、
3ヶ月に一度は大規模なIEPミーティングもあったのですが、その際も∫に関して彼女の口
から出てくるのは∫の問題行動の話ばかりで、基本的に穏やかで人に暴力を振るったり、問
題を起こすタイプではない∫が、どうして彼女が担任になった後、そう言った問題行動を起
こすようになったのか?などの原因追求などもするよしもなしで、とにかくミーティング
では∫の悪いところばかりを他の教育関連のスタッフに”言いつけ”するのに大忙しでしたね。


教育者の中にはこんな感じで、知識や理解が欠けているだけでなく、その個人の人間性を
問いたくなるような、内面的に何か問題がある場合もあるんではないでしょうかねぇ。


人を指導するのが役目である教育者とは言えど、世の中には色んな人がいますから、理想
の教師ばかりではないというのは理解できますが、それでもこれほどまでに人としてか
なりレベルが低い人物は、子供に直接関わりあいがあるポジションにつくべきではないと
思いますね。

(子供の成長過程で取り返しのつかないネガティブな影響を与える恐れがあるので。)

日本のグーグルで色々と調べていたら、「教育者によるいじめや嫌がらせ」に関しての話
題や記事があまりにもヒットしてびっくりしましたよ。

こちらのサイトに色々と参考になりそうな情報が載ってたので、(相談窓口や場所など)
念のためにリンクしておきますね。



学校が、全ての子供たちにとって安心して学べる場所であって欲しいと望むばかりで
あります。


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by mathdragon | 2016-08-18 16:25 | 教育・学習

夏の読書 '16

少し前にアマゾンで注文していた、∫が来学年度履修する予定となっているAP English
Literature and Composition(以下、長いのでAP English Lit.と省略)のクラス
で読む本が先日、届きました!


前学年度(10年生)で取ったAP English Language and Compositionは、読書に関
しては、”ノンフィクション”の読解がメインで、たまにちょこちょこっと文学や小説も
カバーされていた、という感じなのでなんとかなったようですが、AP English Lit.での
リーディングは文字どおり、”文学、小説、戯曲、詩”などと言った文学作品の読解や分析、
批評などに重点が置かれる為、∫は未だにそういった分野はあまり得意でないので、実は
私はちょっと心配しています。(汗)


だから夏休みのうちに一足お先にこのクラスでカバーする文学作品を読んで、予習をし
ておくのが良いですね。

というか、AP English Lit.の先生から「夏休みの必須課題」として課されてるのですが。


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中には学校からのリーディングリストにない本も含まれています。

こちらのAP Literatureのリストを参考に、数冊は私が選んで買いました。

このカフカの変身(The Metamorphosis)、私も高校時代に読みましたが、何やら
わけわかめやなぁといった印象しか覚えてなく、正直、どんな内容か忘れましたが。汗

(カフカって、”上から読んでも山本山みたいな名前やなぁ〜”なんて思って笑ったりし
てたのは覚えてますが。苦笑)

フィクションの他には、何冊か∫が好きそうなトピックの本も買い足しときました。


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こちらの過去記事でも出てきた、Michael Sandelの「Justice」(これからの「正義」の
話をしよう)と、同じく彼による「What Money Can't Buy」(それをお金で買いますか
を買いました。


(ちなみに私はこのedXのハーバード大学による「Justice」のコースを終了しましたが、
本当にとても素晴らしくて、大感動してしましました!何だか世の中を見る目がかなり変
わりましたよ!だから時間があれば∫にもコースを受講させたいし、是非、彼の本も読んで
もらいたいと思いまして。)


そして最後に、これらの本は∫の楽しみ、喜びの為の本であります。
(私にとっては苦しみ、拷問的本ですが。)

もちろん、数学関連の本。(笑)

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「The Joy of X」って、完全にこちらの本をパロってません?(笑)

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(↑こちらの本は∫にはまだ読んで欲しくはないですが。汗)


今はサマーセッションで学業に忙しいので、夏休みの後半から本格的にリーディング
を開始するみたいです。


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by mathdragon | 2016-06-17 12:46 | 教育・学習

中学生でカレッジのコースが取れる?

こんな記事を見つけました。


”Being college-ready has a new meaning at middle school in Hayward
Unified, where some 7th-and 8th-graders stay after school to take
introductory college courses from local community college instructors.
While many districts in California give high school students the opportunity
to earn college credit, Hayward my be the only district in California- and
possibly in the nation- to offer college courses to middle school students
after school."

カリフォルニア州、ヘイワード市の学区の中学校で、7年生と8年生の中学生が放課後に
地元のコミュニティ・カレッジのインストラクターの指導による、大学初歩のコースを
とる事ができるプログラムが実施されているみたいです。


高校に在籍していながら同時に大学のコース(そして単位)が取れるDual Enrollment
(DE)のプログラムはよくありますが、中学校でカレッジのコースが取れるというのは今回、
私も初めて聞きました。

おぉぉ〜! いいじゃないですか〜! ( ゚ロ゚ノノ゙パチパチ

この記事の中にもちらっと、

”Offering college classes for 12-year-olds might seem like another example
of putting pressure on students at ever-younger ages, but....(以下省略)”

と書かれているように、12歳やそこらの若さで”カレッジのコースを提供する”など、これ
こそここ最近、教育関連界で懸念されている、”若い子供に余計なアカデミックなプレッ
シャーを与える”もう一つのいい例だ!”と、非難の声が高まりそうな感じでありますが、
私はこういうプログラムはとてもいいと思います。


”子供にプレッシャーを負わせる”ったって、別になにも全ての生徒に”強制”しているわけ
ではなく、”知的にチャレンジが必要で、学力のレベル的にも準備ができている”とみなさ
れる生徒をセレクトしているみたいなので、(そして最終的な決断は生徒や父兄にあるで
しょう。)これも又、学校内での一つの教育オプションという事で、オプションがあるの
はいい事だと思います。

…と言うか、知的、学力的にアドバンスした子たちにはこういう機会は必要不可欠ですよ!


私はまだ認知的、神経的に発達していない(準備が出来ていない)幼い子供に年齢以上の
レベルのアカデミック・スキル(読み書きや計算など)を詰め込んで指導することに対し
ては大反対で、そんな事しても無駄で意味ないし、子供にとっても精神的、感情的にも
よくないと思ってます。


それと同じく、認知的(知的)にアドバンスしていて、知識の渇望も激しく、学習意欲が
高い子供に、その子の知的ニーズや欲望を満たしてあげる機会を与えない(提供しない)の
も、無理やり詰め込み学習させらえるのと同じくらい子供にとっては「苦痛」を感じるの
ではないかと思うんですよ。

(ギフテッドの子達は特に、この”知りたい!”、”学びたい!”など、知的好奇心が強い子
が多いですので。)


最近、何やら巷では、

「現在の学生(特に高校生)は学業成績、試験などのアカデミックな面でのプレッシャー
に苦しんで、精神的に病んでいる子も増えている。」


などの報道もよく聞き、少し前に発表された「Turning the Tide: Inspiring Concern
中でも、”アカデミックのプレッシャーを減少させる為の対策”として、APコースの過重
負担への注意や、大学進学試験(SAT/ACT)のオプショナル化などが提案されてました
が、この部分を読んだ∫は、

「自分の情熱科目以外でAPコースを数多くとったからと言って、それが受験審査に不利
になるってことはないよね? 僕がAPコースをとりたいと思うのは、もちろん(以前は)
カレッジのアプリケーションにも有利だと言うのもあったけど、でも基本的にはAPは
内容が深くて学びがいがある、知的刺激を得ることができると期待しているからなんだ
けどなぁ。

などとつぶやいてましたよ。(笑)

まぁ、でもAPコースも「APテストの為の試験対策学習で、本当の意味での”学び”の部分
が欠けている」という批判の声も少なくないみたいですが、∫の場合は、「一般のコース」
や「オナーズ」よりもチャレンジングなので、それなりに刺激があって楽しんでいるよう
であります。

だから子供のアカデミックプレッシャーのコントロールは、やはり親や先生などがその子
に適したコースや学習目標などを見極め、その子に無理のないように計画を立ててあげる
(アドバイス・指導してあげる)ことが大切なのではないかと思います。


なんだか話が当初の内容からかなり逸れてしまいましたが、(笑)とりあえず学校内で教育
のオプションが多いということはいいことだと思います。


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by mathdragon | 2016-01-28 15:00 | 教育・学習

努力だけ褒めるのではダメ

スタンフォード大学心理学教授、Carol Dweck「Growth Mindset」に関しては、
私も以前、ブログの記事に取り上げた事がありますが、(興味のある方はこちらこちら
の過去記事へ)先日、久々にこのコンセプトに関する下記の記事を読み、改めてなるほど
なぁ〜、そうだよなぁ〜と納得したのであります。



私も前々から、教育関連の世界や親達の間でこのCarol Dweck氏のリサーチ(growth
mindset/ fixed mindsetの概念、褒め方)が勘違いされていたり、誤用されている場合
がある、などという話を聞いたことがあったのですが、この記事の中では具体的に学校の
先生や親達がどのように間違った(もしくは不十分な褒め方)をしているのかが説明され
ていて、とても参考になりました。


オリジナルの記事の中にはいくつかの(間違った)ポイントがあげられていたのですが、
私が特に共感したのが、


”Many parents and teachers have interpreted Dweck's work to mean
that they should praise a child's effort, such as "I'm proud that you
tried really really hard," or " I see how much effort you put into this."
Or teachers sometimes give A's on assignments if a child has attempted
all or the questions, regardless of whether the answers are good or not.


Praising effort alone, she says, is useless when the child is getting
everything wrong and not making progress. Either students will feel
misled when they are eventually confronted with the reality of their low
achievement, or the hollow praise will convey adults' low expectations
for them."

"Instead, she advises teachers and parents to praise a child's process
and strategies, and tie those to the outcome."


と、まぁ、ざっと大まかに言ってしまえば、


「子供が間違ってばかりいたり、進歩(結果)が見られない場合、(とりあえず頑張った
など)の”努力”の部分だけを褒めるのでは何も役に立たない。 そうではなく、過程や
(成功している)戦略、方法などを褒め、それらを”最終的な結果”へとつなげる。」


と言う点に、まさにその通りだと頷きました。


だって、結局は学びの目的は”学ぶ”ことであって、一生懸命やるだけやって努力はしま
した、でも結果(習得)には繋がりませんでした、では意味がないですしね。


結果がどうであろうが(良かろうが悪かろうが)とりあえず、”努力した”ことに対して
評価を示すという意味でAなんかあげてたら、子供の後々の学習の為にはならないし、
そういう状態だと必然的に(現実の世界では)結果が伴わってこないので、常に低達成
に苦しむことになるだろうから、最終的には本人にとって良くないですしね。


オリジナルの記事にも例がありましたが、例えば褒めるんであれば、

「わぁ!いっぱい練習したんですごくよくなったね。」

とか、

「ほら、頑張って勉強したんで今回のテストの成績が前より良かったじゃない!」

とか、

「今回は別の手段を試してみて自分で問題を解決する方法を見つけたね!」


など、子供の態度や行動、試み、手段、戦略、方法、過程などを指摘し、そういった
”より具体的な努力”を褒めることによって、”しなやかマインドセット”が育成されていく
んではないでしょうか。


後、これは私も前から思っていたことなのですが、先生や親達は子供が思ったような
結果がでていない時などよく、

”You would have done better if you tried harder."

"Keep trying and you'll get it."

といったような言葉を言ったりしますが、(私も昔は∫によく言ってたような。苦笑)


"Effort, Dweck says, is only one route for a student to make learning
improvements. If a student doesn't have strategies for solving a
problem, or the necessarily skills, or the steps for completing an
assignment at his fingertips, all the effort in the world might not help."


とあるように、子供が学習の目標を達成するために必要なスキルや問題解決の戦略、
段取りや段階の知識などを心得ていない場合、ただ”もっと頑張れ”と言っても子供も
実際、どう頑張ればいいのか(手をつけていいのか)わからないだろうし、ヤル気や
努力だけでは結果が伴わない場合もあるんですよね。


だから先生や親は子供のワークやプロセスなどをチェックし、問題点などを分析して
子供が必要なスキルや戦略、方法などを提案したり、指導してあげることが大切だと
思いますね、


私も∫がまだ小さい頃はこれをやらずにただ、∫を頭ごなしに叱りつけ、「努力が足り
ないからだ、もっと努力したらできるようになるはずだ!」などとかなり無茶苦茶な
事言ったりしてましたが、(苦笑)∫のスキルや知識などを分析し、(感情的にならず)
欠けているスキルの部分を指導したり、様々なストラテジーやテクニックを指導する
ことにより、∫のパフォーマンスやスキルも向上していったので、やはりこういった部分
の指導がとても重要だと思いました。

(2Eの子は特にそうだと感じます。)


最後に、この「Growth Mindset」について、日本語でわかりやすく説明されている
ページを見つけましたので、そちらの方も参考にリンクしておきたいと思います。


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by mathdragon | 2015-12-01 08:23 | 教育・学習

教育に関する興味深い記事

こちらの記事がなかなか興味深かったのでシェアしたいと思います。



”アジアの教育は度が過ぎていて、改善しなければならないという意見はわかります。
ただ、前近代の東アジアの教育がどう機能していたかを見ると、「伝統的なアジア
人から学ぶべき価値がある」と私は言いたいです。狂気とも言える受験競争を伝統
的教育と混同してはなりません。


中国の昔の科挙制度が一体どうであり、教育がどういうものだったのかを調べると、
現代とは別次元で教育が実践されていたことが分かります。確かに、試験は重要で
したし、勉強は試験に関連付けられていました。しかし、学習の目標は自己を磨く
術を身につけることであり、教育は人生や世の中に対する全体的なアプローチの一
部でした。テストの点数の取り方ばかり学ぶ視野の狭い現代教育より、遥かに深く
意義のあるものだったのです。”


ふたつめに、昔の中国人にとって学びの主な目的は技術習得ではありませんでした。
技術はより高い目標に到達するために得る手段に過ぎませんでした。彼らにとって
は、教養のある道徳的な人物になることが目標そのものだったのです。昔の中国人
は倫理的に正しい人間を生み出すことを願っていました。教育を通じ、状況をよく
把握でき、周りの人々を助けられるように振る舞うことを教えました。そして何よ
りも、リーダーには倫理観が必要だと説きました。人間は自身が権力を行使できる
位置にあるならば、権力のない者を助けるために、どう体制を運営しなければなら
ないのかを悩める人格が必要なのです。記憶力や問題解決能力は二の次です。”


(「ハーバード大・人気教授が語るアジア式教育の優秀さと弱点は?」より)


ほぉぉ、なるほどねぇ。

”(伝統的な中国教育の)学びの主な目的は教養のある道徳的な人物になることが目標
そのものだった”かぁ。

私も理想としてはこの考えに共感します。

でも現実として、現代社会においてはアジア諸国のみならず、欧米でも教育機関がこうい
った理想を実践するのはなかなか難しいというのもよくわかります。

この記事を読んで、本来の教育、学びとは何かと、色々と考えさせられました。


あと、こちらは英語の記事になりますが、これも個人的にとても面白かったのでリンク
しておきます。



記事のタイトルを見ると、一瞬、(えっ?どっ、どういう事?)っと思ったのですが、
内容を読んでみるとこれがなかなか理にかなっているというか、納得できるというか、
これ又、(なるほどねぇ〜)と読みいってしまいました。


Academic skills(読み書き、計算などといった学校で習う学業的なスキル)と
Intellectual skills(推論したり、仮定したり、探索したり、理解したりするスキル)
との違いを把握し、まずは子供のこういった知的スキルの基盤をしっかりと築き、その
後にアカデミックなスキルを導入するという事が大切というポイント、私も大いに同意
します。


好奇心やモチベーション、知りたい、理解したいといった欲望がないままに学業的な
スキルを単純な暗記やドリルで頭の中に詰め込んでも、人間の脳というものは自分に
とって意味がないもの、理にかなってないもの、納得しないものは消化せず、すぐに
忘れてしまったりするもので、まだ知的スキルのファンデーションがない幼い子供に
こういった勉強を押し付けても無意味だし、そういった活動をやっている間は子供に
とって何より大切な「遊びの時間」も奪われてしまい、逆効果になると私も思います。

子供というのは遊ぶことによって、この「知的スキル」を発達させていくものだと思
いますし。


私が感じるとこでは、ギフテッドの子たちというのはこの「知的スキル」が平均より
発達していて、(もしくは生まれながらにして好奇心やモチベーション、知的探求の
欲望が強い?)かなり幼い頃からこういった特徴が見られ、それゆえに中には平均
よりもいち早く、”アカデミックスキル”の分野へアドバンスする場合もあるのかも?
なんて思ったりします。

(∫の場合がそうだった。)


こうやって色々な記事を読んでいると、自分では今まで考えもしなかった事や、見え
なかった視点なども見えてきたりして、あれこれと考えさせられるきっかけとなり、
いい刺激となりますね。


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by mathdragon | 2015-11-19 14:40 | 教育・学習

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