アメリカに住む数学をこよなく愛する17歳のmath kid∫の日々の出来事を綴っています。∫の夢は将来大学の数学教授になること。13歳から本格的に地元の州立大学で数学のコースを受講し始めました。 


by あーちゃんママ

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カテゴリ:育児( 22 )

レジリエントな子どもを育てる方法

レジリエンス(逆境からすばやく立ち直る力;粘り強さ)の大切さに関しては、私のブロ友さん達
もすでに記事でとりあげられてますが、(EGMさんのこちらの記事や、Robo君ママさんのこちら
そしてこちらの記事など。)お馴染、ライフハッカーで、このトピックについてなかなか参考にな
る記事を見つけたので、シェアさせていただきます。

タイトルだけ見ると、何やら”鬼軍曹による超厳しい特訓”か〜?って思ったのですが、内容を読ん
でみるとごくまともというか、どれもコモンセンスにあふれ、一般の親でも即、実践できそうな
アドバイスだったので一安心しました。苦笑)


ちなみにアーミー時代、鬼軍曹によるスパルタ式の特訓に心身を鍛えられていたうちのパパ、それ
が自分に合っていたからと、∫にも同じやり方で教育やしつけをしようとするのですが、そのやり
方は∫には全く効果がなく、返って逆効果であるにもかかわらず、手立てを変えることなく一筋縄
で同じやり方を続けるので、本当に融通が利かなくて困りますが…😓)

(それって、アインシュタインによる、「狂気の定義」じゃないの?って思ってしまう。)

Insanity: doing the same thing over and over again and expecting different results.

狂気:それは、同じことを何度も何度も繰り返し行い、違う結果を予測することである。


パパのようにバンバン”打たれ”ると、(この野郎〜、今に見てろよ〜!)っと、歯向いの精神炸裂
で”ファイト”の状態になる性質と違って、∫の場合は大声で怒鳴られたりすると、脳の神経回路が
フリーズ状態となり、認知活動が止まって”学び”の体勢にはならないし、心理的なトラウマ状態に
も陥りやすいので、ミリタリースタイルの訓練は向かないんですよね。


(嫌な体験もすぐに忘れてしまうパパのテフロン脳(滑り落ちてくっつかない!)と違い、∫の脳
はハエ取り紙脳で、ネガティブな体験は永遠に焼き付いて残ってしまい、それらの感情記憶が少し
の刺激によってすばやく思い起こされ、それが「不安感」や「恐怖感」を煽る原因ともなるという
ことがパパには理解できないらしい。)


あっ、話が逸れたので本題に戻りますが、こちらがその記事であります。


私はこの1の、「よいお手本を示す」というの、本当に大切だと思います。

親がいくら子どもにあれこれ、あーしなさい、こーしなさい、などと口で言っても、実際、自分自
身がそれらを実行してなかったら、子どもも(そういう自分は言ってることとやってることが違う
やん!)っと、親に対する信用を失い、まともに聞こうとしないと思いますしね。


特に、観察力や分析力の鋭いギフテッドの子達など、大人の「一貫性のなさ」や「非論理的言動」
「理不尽さ」などを察するのが得意なので、油断していると色々と指摘されてしまいますし。(汗)

私が心がけていることは、あれこれ言葉で言い聞かせるよりも、どんな些細な事でも自らが率先し
て行動して”お手本”となり、”言葉を使わないしつけや教え”を心がけるようにしています。


これは「ゴミはきちんとゴミ箱に捨てる」とか、「きちんとやるべき仕事を済ませてから自由時間
を取る」「他人に対して感謝や労いの気持ち、敬意を持ち、それらを相手に伝える」などのごく些
細な行動的なものに加え、(どんなに嫌な事、不運な事があったとしても)「現在の自分の境遇や
状況に対して感謝の気持ちを持ち、(違った視点で物事を見る)前向きな姿勢で新たにチャレンジ
に取り組む」などといった”態度”や”姿勢”的な部分も、自らが率先して心がけ、言葉を使わずして
∫に教えるようにしてきました。


(だから親になってからは、自分自身の行動や姿勢、態度にも気をつけるようになり、自己向上心
(もっといい人間になりたいという気持ち)も芽生えたので、私の方も子どもに”教えられた”感が
しますねぇ。(苦笑)


あと、もう一つ大いに賛同したのが9の「大事なところでは権威を示す」で、文中の、

”すべてのリスクがとるべきリスクとは言えない”

”ときには、経験豊富で、権威を持つ人からより良い道を示してもらう必要があるのです。”

という部分など、まさにその通りだと思いました。


∫は自分の意見や考え方をしっかりと持ち、自らの信念を曲げることなく通そうとする頑固なとこ
ろがあるのですが、でもただ、権威者に対しては自動的に反抗心を持ってしまったり、単に頑なに
”自分の意思を通す”ことそのものに固執してしまい、本来の目的や意味を見失って、不利な選択を
してしまうことがないよう、長期的、広範囲など、包括的に見て物事を見極めることができるよう
になって欲しいと思うのであります


その為には、自らの「知識・能力・スキル不足」や「経験不足」をきちんと認識し、それこそ、
ときには、経験豊富で、権威を持つ人から良い道を示してもらう”ことが受け容れられる姿勢を
培っていく事が大切ではないかと思いますね。


ギフテッドの子(&大人)にとっては、intellectual humility(知的謙虚さ)は個人の成長におい
てとても重要な特性ではないかと思います。


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by mathdragon | 2017-11-18 16:19 | 育児

大学生になってもヘリ親はちょっとねぇ…

高校も最後の年となった今年、特に今学期(8月〜12月)は大学受験の願書提出などもあり、∫
はこれまでにない多忙さを経験している真っ最中であります。


今学期はオンラインスクールでもAPのコース3つ+一般のコース(Speech & Debate)の全4
コースに加え、今回、初めて大学とコミュニティ・カレッジのコースを3つも取っていて、(今
までは大学レベルのコースは各学期、1つのみだった。)夏休みに始めたBYUの日本語のコース
もまだ後、少し残っているので、全部でコース(汗)をこなしていかなければならず、今学期
はアカデミックな面でも厳しさがぐんと増し、毎日、レッスンや課題、試験に追われている日々
を過ごしています。


私は最近ではオンラインスクール(高校)はもとより、大学のクラスについても全く関与しなく
なっていて、(ごくたま〜に、ちゃんと課題を提出しているか∫に聞くくらい。)大学の教授たち
とのメールでのやり取りなどを含む、こういた諸々の用事の対処や学習の管理も今では∫が全て自
分で行っているので、小さい頃に比べると、実行機能の面でも本当に目覚しい成長を遂げたもの
だと感心しています。


これもやっぱり、高校に入って早めに私自身が、「脱ヘリ親(ヘリコプターペアレント)」を心
に誓い、失敗やしくじりを経験することも覚悟の上、(自分でできることは全て)∫にやらせて、
これらの能力やスキルを訓練する機会を与えたのが正解だったと思います。

ちなみにヘリコプターペアレントとは。



∫がまだ小さい頃は私も周りから、”ヘリ親”だの、”甘やかさせ過ぎ”だのと色々と批判されました
が、私としては、当時の∫の能力や状況を判断した上で、その時に必要だと思った”介入”や”支援”
をし、∫が自分でできることは進んで自分でやらせ、そうしながら、徐々に∫の自己効力感や自信、
スキルなどを向上させていきました。

そうすることにより、今の時点(高校生)では、少なくとも一般の子たちと同じレベルの自己管
理能力は身につけているのではないかと思うので、最終的にはまぁ、それなりに上手くいったの
ではないかと思います。

(私に対して批判的だった人たちの子供は、今では自分で自分のことを対処できず、親に頼って
ばかりいる状態なので、なんともアイロニックじゃない?って思いますが。)

大切なのは、周りや”一般”と比較するんではなく、その時点の子供の成長や発達スキルを考慮し、
適切な判断のもとに、子供にあった”介入”や”支援”をして行ってあげることではないかと思います。

傍目からみると、”手をやきすぎ”、”甘やかし過ぎ”と見えるかもしれないけど、それがその子の
発達途中においては、”適切、または必要な支援”なのかもしれないですし。

(所詮、他人は細かい事情は理解していないと思いますしね。)


でも”必要以上”に関与するのはやっぱりよくない!

最近では、子供が大学生になってもまだヘリ親健在!って場合も少なくないみたいですねぇ。



あのジャッキーOも元祖ヘリ親だったなんて!


ちなみに私は∫がどんなに学業に忙しくても、自分で志望校への願書を入力させていますよ〜。
(今はほとんどどこもオンラインアプリケーション。)

エッセイの下書きなど、読んで感想などフィードバックはしたりしてるけど、基本、全部、自分
だけでさせてますしね。

⬆︎の記事に出てきたのですが、子供が大学へ行ってまで、”娘は不安症なので、自分(母親)が
代わりにインターンシップに参加して(娘にクレジットが行くように)してもいいか?などと
大学と交渉したりする親などマジでいるのか!とびっくりしてしまいますねぇ。


親としてはもちろん、子供のことを思ってやってるんでしょうが、こんなふうに”必要以上”に過
度に関与したり、保護しようとするのは、返って子供の(心やスキルの)成長を妨げることにな
るというのに気がつくべきですよね。

記事内で、

”Experts say it's creating a helpless generation that is neither equipped nor
inclined to solve simple life problems as adults."

と、書かれてますが、まさにその通りだと思います。

問題解決のスキルが不足しているだけでなく、問題を解決しようとする試みや意志が欠けてい
る世代を生み出すことになる恐れがありますよね。


子供達が大人になっても、実践的なスキルの欠如だけでなく、もっと深刻な精神的な問題を抱え
る可能性も高くなる恐れがあると思うので、私たち親はそう言った先の状態も考えて、自らの行
動を意識する必要があると思います。


(私もパパもそうでしたが、子供を過度にプロテクトするのは、自分自身の不安感や恐怖を抑え
るための心理的なディフェンスメカニズムも関わっているのではないかと感じます。でも自分たち
の”精神の安定”の為に、子供が学んだり成長する訓練の機会を奪ってしまうのは親の方のワガママ
ですよねぇ。)


もちろん、私もパパもまだ完全に安心しきったわけではありませんが、今の∫の状態を見ていると、
まだ小さかった頃の∫とは別人28号というくらい、あらゆる面においていい方向に変化したので、
大学に行っても、人生の中で起こりえるごく一般の問題などにおいては、自分で対処していける
だろうと、少しは安心できるようになりました。

(小さい頃は、マジでこの子は大人になっても私たちと一緒に住んで、私たちがずっと面倒を見
ていかなくてはならないだろうと思っていたので。苦笑)


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by mathdragon | 2017-10-16 10:18 | 育児

虐待とネグレクトが子供の脳に与える影響

私、昔から実際に起こった犯罪にものすごく興味があり、若い頃はよくtrue crimeの本を読んだ
り、犯罪ドキュメンタリー番組を観たりしてました。

まだ学生時代に心理学のコースを幾つか取っていた時など、異常心理学や犯罪心理学にどっぷり
とハマってしまい、連続殺人魔や、心理プロファイリングについて興味が湧き、それらの話題に
ついて独自で深く調べたり、学んだりしてました。

(一時は心理プロファイラーになって、FBIで働きたいなどという夢を抱いたりしたことも。苦笑)


∫が生まれてからは、育児やその他の課題(自閉症やギフテッド関連)へ関心が向き、しばらくそ
う言った方面への興味も薄れてしまってたのですが、最近になって、なぜかほぼ、忘れかけていた
それらの関心が再び目覚め、ここ数日間ほど、毎晩、寝る前にオンデマンドのInvestigation
Discoveryのチャンネルで色んな犯罪のドキュメンタリー番組を観ています。


昨夜、観ていた事件で、幼い頃から父親に怒鳴られたり、罵られたりして心理的な虐待を受けて
いた双子の兄弟が、精神的にブチ切れてしまい、父親を殺そうと企んで実行するというケースが
あり、つい、少し前にネットで読んだこちらの記事を思い出してしまいましたよ!



”マルトリートメント(児童虐待やネグレクトを合わせた意味)は、心理的な傷によるものと考え
られていましたが、脳の変化を招く場合があるといったことが分かってきました。

虐待された子ども

海馬(記憶)や扁桃体(感情)が小さいと言われており、うつ病や人格障害と深く関係しています。”

・暴言を受けた子ども →脳の聴覚をつかさどる脳領域に異常あり

・家庭内暴力を目撃した子ども →視覚をつかさどる脳領域が小さい

・体罰を受けてきた子ども →感情や理性をつかさどる前頭前野が小さくなる


(親の言動により小どもの脳が萎縮!?児童虐待とネグレクトが与える影響より引用)


などと、長年にわたって虐待やネグレクトを体験してきた子供は、心理的、精神的な傷以外にも、
実際、脳”そのもの”が影響を受けるらしく、それによって脳の構造やサイズなどの変化も見られ
るみたいですねぇ。

(もちろん、脳の構造や大きさが変われば、”機能”にも影響してくるでしょう。)


シリアルキラーやサイコパスキラーなど、子供時代に虐待やネグレクトを経験した者も(一般人
と比較すると)結構、多いみたいだし、こう言ったマルトリートメントは、実際、脳の領域を萎
縮させたりして、それらが認知や知覚に機能不全や異常をもたらし、ある一定の行動へと導くと
いうのも、納得できるかも。

(この、母親を殺して彼女の首を切り、声帯を取ってガーベージ・ディスポーザー(生ゴミを
粉々に処理する器具)に捨てたという、エド・ケンパーの例が凄まじい…汗 まぁ、彼の場合、
長年の母親からの虐待に加え、何か先天的な要因もあったのかもしれませんが。)


もちろん、虐待やネグレクトを受けた個人皆が皆、こういう道を辿るというわけではなく、中に
は(多分、大半が?)こういった不幸な境遇にも屈することなく、強くたくましく世の中を生き
抜き、生産的でハッピーな人生を送っている人もいるのですが、でも少しでもこうった状態(脳
への影響)を防ぐ為にも、私たち親も含め、教師やコーチ、その他、子供と接する機会がある者
達は、これらの情報を頭に入れて、子供の扱い方や、子供に対する言動に注意を注ぐべきだなと
思いました。


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by mathdragon | 2017-10-05 10:46 | 育児

ヘリコプターペアレントについての記事

日本でもヘリコブターペアレントと呼ばれているのかなぁ?

日本で言う、”モンスターペアレンツ”とは、又、ちょっとニュアンスが違うのかも?

私自身も∫がまだ小さい頃(中学生くらいまで)周りの人達からよく、「ヘリコプターペアレント」
と非難されたことがありますが、(以下、長いので”ヘリ親”と省略。)ヘリ親についての日本語の
記事を見つけたので、リンクしておきます。



この記事に書かれていること、ほとんどが納得できるものだと思うのですが、ただ、これはごく
普通に発達して行っている子どもに対して当てはまり、例えば、∫のような発達障害の子たちに
対しては、ただ一概に全てが当てはまるわけではないと感じます。


もちろん、親が庇護や干渉し過ぎて子供の”成長の機会”を奪ってしまうことは、子供にとって
マイナスになるので避けるべきではあると思うのですが、発達障害の子の場合は親が子供それ
ぞれの特質(性格、スキルの凸凹、機能レベルなど)をよく把握した上で、どの分野でどれだ
けの支援や介入が必要かを見極め、それらを実行することが大切ではないかと思います。


∫は小さい頃は感情や行動のコントロール、一般常識、判断力、そして一定の分野での能力や
スキルが遅れていたので、もし私が∫の頭上でチョップ、チョップ、ショップとホバリングして
なかったら、(そして必要に応じて支援や介入をしてなかったら)一体、どのような取り返し
のつかない惨事を招いていたか、想像しただけで恐ろしいですよ〜。(汗)


だから私は周りから何と非難されようが、自らの判断で、∫の子供時代の前半は「ヘリ親」を
やってきましたよ〜。(苦笑)

でも、もちろん、その過程で指導や支援も怠らず、∫の成長に沿って、∫が自分でできることは
自分でさせ、(取り返しのつかない失敗ではなく)∫の成長にとって利となる類の”失敗”もどん
どん経験し、そこから学ばせるように配慮してきたつもりであります。


私としては、明らかに能力やスキルが伴ってない子にいきなり”機会”を与えても、失敗は目に
見えていて、∫の性格からすると、それらの失敗はプラスになるよりも、自らの不能さを嫌でも
認識させられ、自信や意欲喪失につながって、どちらかというとマイナスになってしまうとい
うのが予測できたので、まずは∫の能力やスキルの向上、(そしてそれらによるサクセスがもた
らすところの)自信や自己効力感の向上が大切だと判断したのでした。


まぁ、時間と精神力、忍耐を必要としましたが、うちの場合は私が”∫のペース”を尊重し、少し
づつ私が旋回する範囲を広げて行き、(∫のすぐ頭上ではなく、少しづつ∫が自由にできる範囲
を広げ、私は少し離れたところで一応、目を離さず見ているという感じ。)それに伴い、∫の方
も自由が与えられたので自主性が発達し、更に自らの感情や判断力、行動を意識するようにな
り、現在の時点ではほぼ、同年代の子達と同じくらいのレベルの社会的判断力を見せるように
なったので、子供にとって”効果的”なやり方が大切なのではないかと思います。


発達障害の子の場合、一般的な育児論だけではなかなか通らないことも多々あり、やはり親が
自分の子供のことをしっかり把握して、様々な知識や情報を見極め、判断しながら、(多くの
場合は試行錯誤を繰り返しながら 笑)自らの判断を信じて、自分の子に一番合ったやり方で
子育てをしていくべきではないかと思いました。


尚、私の事を当時「ヘリ親」だと呼んでいた人達の子供達の最近の姿を見ると、正直なところ、
(う〜ん、人の育児法を批判していたわりには…)っと思わずにはいられませんが。


そう言えば、これも当時かなり非難を浴びたんでしたわ。

a0332222_08403623.jpg

当時、∫は道路でもどこでもとにかくすぐに走り去ってしまっていたので、外出する時は万が
一の安全の為にこの手綱をつけていたのですが、周りの人達からは、

「子供は動物じゃないのよ!」

などと非難の言葉を浴びました。(汗)

自分が∫のような子供を持ってたら絶対、考えが変わるわよ!って思ってましたが。


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by mathdragon | 2017-06-18 08:46 | 育児

ペン州立大のフラタニティ死亡事件

同じ親として、こう言った事件を読むと本当に居た堪れのない気持ちになってしまいます。


大切に育ててきた我が子をこんな無残な形で亡くしてしまうなど、親御さんの気持ちを考えると
胸が張り裂けるような思いになります。

我が子がこんな極悪非道な扱いを受け、どれだけ苦しんだかと想像するだけで、気が狂いそうに
なってしまいます。

そして加害者達に対する激しい怒りと憎しみに圧倒され、私がこの親御さんの立場だったら正直
言って、何をしでかすか自分自身が信用ならないと思いますよ。

こんな事前に防ぐことができたであろう、無駄な死はこれから先、絶対、避けられるべきです。


うちの∫もあと1年ほどで大学に進学するわけですが、今回の悲劇を必要な”teachable moment”
として、∫にもこの事件に関する記事を読ませ、その後、二人でフラタニティやヘイジング、ピア
プレッシャー、飲酒の問題について語り合いました。


∫の性格からして、この子は自分の信念というものをしっかり持っていて、仲間からによるプレッ
シャーで”適切な判断”を見失ってしまうタイプではない、というのは感じていたのですが、今回、
改めて真剣にこれらの話題についての∫の考え方や意思を確認し、ホッとしました。


∫の場合、帰属意識はそれなりにあるものの、明らかに間違った行為や、個人や団体にとって不
利になったり、悪影響を及ぼすような行為を要求する(プレッシャーをかける)団体には所属し
たいと思わないらしいので、そういうシーンや団体からはいとも簡単に立ち去れるらしいです。

いや、むしろ早々に立ち去りたいそう。

そんな人たちとは個人的に関わりたくない。それだったら一人でいる方がマシと感じるらしい。

∫はもともと「承認欲求」がそれほど強くなく、人に自分を認められることよりも、自分に自分
を認められる(?笑)ことの方に関心があると言ったタイプなので。


(そして∫だったら、例えば傍観者の立場であっても、周りの圧力に屈することなく、きちんと
”right thing"をするだろうと確証しています。親バカ?)


∫の場合、何事も「わざわざ言わなくてもわかっているだろう」というこちらの思い込みや憶測
は禁物で、こう言ったごく当たり前的なことでもきちんと確認しておく必要があるのですが、最
近では自分でかなり適切な判断もできるようになってきている感じがするので良かったです。


それにしてもこの事件に関わった学生たち、たとえ学業が優秀であったとしても、他の人間に対
してこれまでにも無情で無責任な扱いができるなど、(被害者が気を失って明らかに怪我をして
いるのがわかっていたにもかかわらず、必要な対処を取るのを怠り、最終的には死に至らしめた。)
人間としては最低ですね。


命の尊さというものが理解できない(感じられない)人間って恐ろしいです。


こう言った悲劇を2度と繰り返さない為にも、大学側も今後、真剣に何らかの対処をするべきだ
と思います。

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by mathdragon | 2017-05-22 10:54 | 育児

子供は盆栽ではなくて、野生の花

以前も彼女のTED TALKの動画を紹介しましたが、そのスタンフォード大学元学生部長による
育児についての日本語で書かれた記事を見つけたので、追加情報として興味のある方の為にリン
クしておきたいと思います。

”心理学者はこのような子育ての仕方を「authoritative」アプローチと呼んでいます。親が必要
に応じて厳しくするだけでなく、子供が愛を必要としている時に慰めてあげる。それは必ずしも、
彼らの「友人」や「支配者」になるということではありません。”


という記事の中に出てきたこの「authoritative」の育児スタイルという概念(定義)、少し前
に発達心理学を勉強していた時に出てきてたので、なんともタイムリーに感じました。


尚、興味のある方はこちらのページが参考になります。



同じ情報が日本語で書かれているページも見つけましたので、そちらもリンクしておきますね。




うちの場合は、私は完璧に民主的子育てスタイル(authoritative)の方針で、うちのパパの場合、
民主的と独裁的な部分が混じりあってる、”混合タイプ”って感じでしょうか。(笑)


だからパパの独裁的子育てスタイルが顔を出した時、私がそれに反応・反撃(笑)して夫婦喧嘩
になってしまうこともしばしば。(汗)


両方の親が育児に対して同じような考え方や信念、価値観を共有するのであればそれほど問題も
ないのでしょうが、うちのようにかなり違っている場合など、あれこれ衝突をしてしまうことも
少なくないので大変です。

(特にうちはお互いがかなり頑固な性格なので!笑)


記事内の、

”「最初は(自分の)子供たちを貴重な盆栽のように扱い、完璧に仕上げるために絶え間無く世話
をしていた」と彼女は言います。「しかし、何千人もの他人の子どもと接して気付きました。自分
子どもたちは盆栽ではない。彼らは野生の花だったのです。」

「私の役目は、栄養たっぷりの環境を与え、家事を通して子どもを強くすること。そして、他者
を愛し、愛を受け止められる子どもになるよう、子どもを愛することです。大学や専攻、職業は
彼ら次第なのです。」”

(「スタンフォード大学の元学院長が教える”成功する子育ての秘訣”」より)


という部分など、確かにと頷けます。

子供たちは最終的には親元を離れて外の世界(社会)に出て行き、自立していかなければなら
ないので、盆栽のように、自分が望むように完璧に仕上げるために手厚く世話ばかりしていた
のでは、もちろん、子供にとってよくないというのはわかりますよね。


ただ、うちのように、現在では”障害”とまでは呼べないかもしれませんが、まだ一定の”課題”
が存在する発達障害の診断がある子供に関しては、それこそ一般の子育てのようにストレート
フォーワードなやり方で通用するというわけにはいかず、”どの分野や範囲内でどれだけ本人
に判断させ、行動させるか”などといった親の見極めや決断なども複雑なので、一概には言えず、
もう、これはその子供の成長過程や能力、スキルをよく把握した上で判断する必要があるので
は?などと思ったりします。


小さい頃の∫の能力やスキル、判断力の欠如について認識のない人達からは、私も頻繁に”手を
かけ過ぎ、関与し過ぎ”などといった批判を受けたりしましたが、でも、最終的には子供の事を
一番、よく理解しているのは親だと思うので、そう言った外野のノイズに振り回される事なく、
自分の直感や判断を信じて、子供の成長に応じて微調節しながら、その子にとって適切な育児
(普通より特別な介入や世話が必要ならばそうし、そうでなければ子供にさせたりなど。)を
していけばいいのではないかと思います。



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by mathdragon | 2017-04-23 06:23 | 育児

当たり前のことなのかもしれないけど、すごく嬉しい

昨夜、私が自分の部屋で勉強していたら突然、∫がやってきて、

「Mrs. R(∫のAP Microeconomicsの担任)にお悔やみのメールを書いたんで、送信する前に
チェックして欲しい。」

と、私に頼んできました。

いきなり何や?と思って事情を聞くと、どうやら先週の金曜日にボランティア&クラブ活動の為
に学校のキャンパスに行った際、国語の先生からMr.s Rのお父さんが亡くなられて、暫くの間、
彼女が忌引き休暇をとると聞いたらしく、Mrs. Rに自分の気持ちを伝えたかった為、同情の意
を示したメッセージを送ることにしたそうなんです。


∫が彼女に宛てた文章を読んでみると、きちんと場にちなんだ、社会的に適切な言い回しで書い
てあり、それに加えて、「この精神的に大変な時、僕で何かできることがあれば何でも言ってき
てください。」といったパーソナルなタッチも添えてあり、このメッセージをもらったMrs. R
は喜ぶだろうなと思いました。

(読んでいた私は感動して涙が出そうになりました。)


∫の先生に対する気遣いの姿勢にももちろん感動したのですが、でもそれと同時に、こう言った
社会的な場合でも、私に言われるまでもなく、きちんと自分で”感じて”、”気がつき”、相手を思
いやる行動をとれるようになったという「心の成長」「ソーシャル・スキル」の部分がとても
嬉しかったのであります。(涙)


小さい頃、いや、中学生の時でも、こんな風に自発的に共感性や社会性を示す行為を見せる事
はなかったですし。


でも、社会的、人間関係のあらゆる場面において、機会があるたびに私が”こう言う場合はこう
するといい。”と、指導やアドバイスをしてきたのが、少しづつ∫の心の中で積み重ねられていっ
て、このような状況でも私に言われることなく、自分で判断して行動をとれるようになった事
に、(小さな試みでも重ねていけば、何らかの形でそれが結果となって現れるんだ。)と、改
めて認識させられ、感無量であります。


いや、普通、16歳にもなると、こういうのもごく当たり前の事なのかもしれませんが、でも∫の
診断やこれまでの歴史からすると、私にとっては大きな事なのです!(笑)


でもですねぇ。考えてみると、すでに大人の社会人ですら、「一般常識的な礼儀」が欠けてい
る人も結構、いたりしますから、それに比べると∫はそういう人たちよりも断然、ソーシャル・
スキルを身につけていってると感じますよ。


親としては、子供の”他人の気持ちを理解して思いやる”という姿勢を見ると、とてつもなく嬉
しく感じるものですね。

(個人的には純粋に、優秀なテストの結果や成績などをもらってくるよりもよっぽど嬉しい。)


∫はラッキーなことに、現在のオンラインスクールの先生達とはとてもいい関係にある為、こう
いった”意義のある深い繋がり”も∫の共感性や同情心、社会性などを更に育成する要素となって
いるのではないかと思うのであります。


だから子供の知的、精神的、社会的発達の為には、理解のあるいい教育者や指導者の存在がとて
も大切ではないかと感じます。


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by mathdragon | 2017-01-30 10:50 | 育児

クリスマスの儀式

今日はこちらはクリスマスですが、毎年のごとく、うちは何も特別なことはせず、普段と変わり
のない日を過ごしています。

まだ∫が小さかった頃は、きちんとクリスマスツリーも飾って、部屋もそれなりに飾り付けて、
クッキー焼いたり、ジンジャーブレッドハウスを作ったりしてましたが、それも7〜8歳くらい
まででしたねぇ。


∫はちょっとシニカルな子供だったので、キンダーの頃にはすでにサンタクロースの存在も否定
していたし、(サンタが世界の子供にプレゼントを配る時間など計算したりして、物質的に不
可能だ!などとホザいていた。笑)今もですが、子供の頃から物欲がないので、プレゼントも
欲しがらなかったので、何だか次第にクリスマスギフトを用意することもなくなってました。


でも一つだけクリスマスには私と∫との二人で必ず行っていた儀式があり、それは二人でホット
チョコレートを飲みながら、∫の大好きだった本をもとにした、「The Polar Express」を観る
ことでした。


毎年、クリスマスの夜は、欠かさずこの二人だけの儀式を繰り返してきましたが、それも13歳
くらいになるとあまり興味を示さなくなり、数年ほど前からそれもしなくなり、何だか寂しい
思いがします。


これはここ最近、知ったのですが、何でもうちから車で30分ほど離れたところからThe Polar
Expressの映画を再現したトレイン・ライドというのが出発しているらしく、その宣伝ビデオ
を観て映画の内容や、∫との当時の懐かしい思い出が蘇ってきて、私は乗りに行きたくなったの
ですが、∫に尋ねてみたところ、困ったような笑顔を浮かべ、

「う〜ん、ごめん、ママ、興味ない。」

ってあっさりと断られてしまいました。(涙)

そりゃそうよね〜。もう16歳だもの。

でも私としては∫がどんどん精神的にも私から離れて行ってしまうようで寂しい感じがします。


じゃぁ、せめて久しぶりに昔のように二人でThe Polar Expressを観ない?と誘ってみたけど
又もや困った笑顔で首を横に振られました。(苦笑)

でもその代りに別の映画を観ようよ!と言ったので、∫が以前から観たがっていた、Saving
Private Ryanプライベート・ライアン)を観ました。


(私がふざけて、"Shaving Ryan's Private”観よう〜!と言ったら、又しても呆れた顔して
”ママ、下品過ぎる。015.gif”と言われました。爆笑)


私はこの映画は公開当時に観ているのですが、(もう18年ほど前になるんですね!)こうして
今自分が母親になった視点で観てみると、また、違った見方や感じ方をし、とても新鮮な感じ
がしました。

(母親の壮絶なる悲しみや苦しみ、辛さを痛切に感じてしまった。涙)


観終わった時は∫は何やら様々な思いで圧倒されていた感じで、(でも一番にすごく感動してた)
その後もしばらくの間、二人で登場人物や状況の分析をしながら、愛国心や責任感、義務、忠
誠心、勇気などについて話し合ったりして、小さい頃とはまた、違った時間の楽しみ方ができ、
それなりに充実したひと時を過ごすことができました。


これからはクリスマスには二人で何らかの映画を見て、それについてのディスカッションをする
のを儀式にすればいいかな?と。


子供の成長は早くてあっという間に子育ての期間が過ぎていく感じがしますが、だからこそ、
子供との貴重な時間を大切にして、できるだけたくさんのいい思い出を作りたいですね。




この頃が本当に懐かしいです。(今は完全にむさいおっさん化してますが。汗)


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by mathdragon | 2016-12-26 09:59 | 育児

思春期に関する情報

うちの∫は16歳になったんで、ほぼ思春期も後半といったところですが、(とりあえず、これまで
のところはそれほど困難な思いはしなかったのでありがたいです!)思春期の子供(特に男の子)
を持つ親にとっては興味深い情報ではないかと思ったのでシェアしますね。



この記事の中の、

17歳ー18歳

”この年齢では、十代の脳の変化・発達がはっきり見られ、IQが上昇する者もいる。
ペンシルバニア州立大学とコロラド大学の研究者の2013年の調査によると、もともと
知力の高い若者はこの時期、さらに賢くなる可能性が高い。十代後半になると、一般的
に判断や意思決定を司る前頭前皮質の部位が発達し、感情の暴走やリスクを冒すことを
抑制するようになる

この段階では、他人の気持ちを察したり、共感を示したりする能力が向上する。それでも、
複雑な社会状況の中で他人の動機や態度を読み解く能力はまだ不足している。例えば、
パーティで友人がなぜ急に話題を変えるのかが理解できなかったりするのだ。”


という部分を読んで、∫もまだまだこれから知的、そして特に実行機能や精神的な面での成長・
発達が期待できるかもしれないことに、希望を抱いてしまいました!(笑)

前頭前皮質の発達はまさにヤングアダルト時期が成長期とも言えますしね。

このセンシティブな時期に色々な人に出会い、様々な経験を重ね、多くの刺激を受けながら、
知的にも感情的・精神的にもどんどん成長していってもらいたいですね。


あと、こちらの記事は特に、思春期初期(13歳〜15歳)の男の子を持つ親御さん達にとって
参考になる情報ではないかと思います。



男の子は女の子と比較すると、全体的にあらゆる分野での発達が遅れているかもしれないけれど、
でも”遅れていること”イコール”劣っている”わけではないので、親や教育者達がその事を心得て、
彼らの発達が”追いつく”為のそれなりの援助や(特に心の)サポートを心がけ、暖かい目でその
過程を見守ってあげたいですね。


あっ、それでふと思い出しましたが、現在、学習している教育心理学の”Individual Differences
in Children"の章の中にも、 "developmental delay(発達遅滞)" と”developmental disability(発達障害)”との違いがはっきりと区別されていました。


発達遅滞の場合、色々な面で一般と比べると遅れているけれど、その遅れを取り戻すことができ
ると。

今、振り返って思うに、∫のあらゆる分野(言語、社会性、実行機能)での遅れも、最終的には
平均範囲に追いつくことができたので、”障害”というよりも”遅滞”の方だったのではないか?と
思いました。


多くの子供達は、ある年齢(発達の過程)で医者や心理士たちから”発達障害”の診断を下され、
その後、遅れていた部分の発達が(自然、もしくは介入によって)追いつく場合も結構、あると
思うのですが、その場合は”発達障害”ではなく、”発達遅滞”だったわけなんですよね。


世の専門家(医者や心理士等)など、そう言った区別などもよく認識していないのではないか?
と思うこともしばしばありますが…


おっ、こういうサイトを発見!


ほぉ。こういう団体・機関があるんですねぇ。


というわけで、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。


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by mathdragon | 2016-12-17 05:48 | 育児

我が子を成功させる、やりすぎない子育て(動画)

”やりすぎる子育て”をしがちな私のいいリマインダーとしてアップしておきたいと思います。

私自身、彼女の考え方に大いに共感するのですが、頭ではわかっていても、なかなかそれら
を実行できないのが現実でして…(苦笑)

でも、彼女が言う通り、私たち親の役目は、

”自分がしむけた通りの子供を育てることではなく、子供が自ら輝いていくのをサポートする
こと”

ですね。

そのことを心に留めて、実行したいと思います。




ちなみに、こちらのリンク先では同じ動画の日本語のトランスクリプトが見れます。



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by mathdragon | 2016-10-16 08:05 | 育児

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