アメリカに住む数学をこよなく愛する16歳のmath kid∫の日々の出来事を綴っています。∫の夢は将来大学の数学教授になること。13歳から本格的に地元の州立大学で数学のコースを受講し始めました。 


by あーちゃんママ

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The G Word(ギフテッドについてのドキュメンタリー)

このギフテッドについてのドキュメンタリー、是非とも観てみたいです。


もっと一般の人たちにも、ギフテッドとは何か? そして、(固定観念や偏見、誤解を超えた)
実際のギフテッドの子供達の姿や、彼らが抱える課題を知ってもらいたいですね。


そして、我が子の教育ニーズを満たそうと必死になって頑張っている親達に対して、”自分の子
供に特別扱いを要求している自分勝手な親”といった、偏見と無知に溢れたとんでもない発言を
するような人たちの意識が改革されることを祈るばかりであります。


あと、このリンク先のプロモーション・ビデオの中で、

”If we keep telling these kids, "you are so smart, you are going to change the
world", we create anxiety."


という言葉が出てきてましたが、これは私もまったく同感であります。


アカデミックやその他の面のアチーブメントにおいてだけではなく、”ギフテッドの人達という
のはこういった性質、傾向で…”などと感情面や精神面においても、「ギフテッド」というもの
をある一定の”型”にはめてしまい、(決めつけた言い方をしてしまい)”不屈の精神、道徳的、
人格的に高尚な精神の持ち主みたいなイメージ・固定観念を一般に植え付けてしまうのは、た
だでさえ不安感を強く感じてしまい気味なギフテッドの人たちにとって、とてつもないプレッ
シャーやストレスとなってしまうと思うのですよね。


人並外れて優れた才能や能力は持っているかもしれませんが、ギフテッドも単なる一人の人間
で、スーパーヒーローや聖職者じゃないですよ。

彼らも性格や精神面で弱点もあるし、邪悪な気持ちがよぎらないわけでもないでしょうし。


彼らに対し、あまりにも非現実的で、人間離れしたような高尚なイメージを抱くことは、必要
以上の精神的負担をかけることになり、彼らのメンタルヘルスに良くないと思いますしね。


私が親として、そして1個人として感じるところでは、”ギフテッドの子供たちにはまず、自分
の幸せを一番に考えて欲しい。”ということで、ギフテッドの個人が人生の幸福のために自らの
目的、願望を追求する過程において、その副産物として、彼らのアチーブメントが結果的に社
会貢献につながったのであれば万々歳だと思うべきですよ。


一定の才能や能力を持って生まれてきたからと言って、「それらを社会に貢献するのが使命」
って見方には、義務を負わされてるって感じですごく違和感を感じてしまいます。

(私って、かなり反抗的で根性がひねくれたおばんだからそう感じるのでしょうが。苦笑)


あと、やっぱり正確なギフテッドの概念、認識が欠けていると、一見すると、到底ギフテッド
とはみえない・思えないギフテッドの子供達など、”発掘”されることなく教育システムから取
り残されてしまい、彼らに必要な支援や援助が得られなくなるというのも問題ですね。

人種やその他の”マイノリティ”、貧困層の子供達の中には、どれだけ”隠れギフテッド”が潜んで
いることでしょう。

アメリカのギフテッド教育においては、プログラムの内容(カリキュラム、方式等)だけでなく
”identification”(認定)の分野での改善、改革も必要となってくるのではないかと思いました。


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by mathdragon | 2017-06-30 05:21 | Gifted/2e

日本語でメッセージ

毎日、一日中、数学キャンプのボランティア活動で忙しい∫ですが、夏休み中はBYU (Brigham
Young University) Independent Studyでオンラインの日本語のコースも履修しています。

このコースは2nd-Year Japanese, Part 2(高校レベルの日本語2年目の後半)なので、この約
4〜5ヶ月のセメスター・コースを修了すれば、Honors Diploma(優等卒業証書)の為に必要
な「2年間の外国語単位」を修得する事ができます!


毎日、キャンプから帰った後、少しの間、(1日の疲れを取る為に)リラックスしてから、オン
ラインで日本語のレッスンにとりかかっています。

だから夏休みでも”受験者は暇なし!”で、課外活動に、そして学業に勤しんでおりますよ。(笑)


2年目の後半ともなると、学習内容も文法的にも結構、難しくなり、シチュエーションなんかも
「病院に行って症状を説明する」みたいなかなり込み入ったテーマになってきて、単語なんかも
高度になってきてますよ〜。

読み書きもそれまでひらがなとカタカナだけだったのですが、今回からいよいよ漢字が導入され、
∫は少しばかりワクワクしてます。

(私のブログを読みたいけど、漢字が多いので読めない!って文句言ってたんで。笑)


∫が高校の授業で日本語を取り始めてからというもの、私との普段の会話でもなるべく日本語で話
す事が多くなり、やっぱりネイティヴ・スピーカー(私!笑)と頻繁にスピーキングを練習する
機会があるというのは効果的なのか、∫の日本語もどんどん上達して行っているのが伺われます!


聴覚にすぐれているせいか、やっぱり発音もいいし、なんと言ってもリスニングの力が優れてい
て、私が話す複雑な文法が混じった文章なんかもちゃんと理解してますしね。

大学時代、2年間(だったと思う)日本語のコースを取ったパパよりも∫の方が遥かにレベルが上
ですよ!


最近では携帯でのメッセージも日本語で書いて送ってきたりして、私もそれらに日本語で(今は
漢字なしでひらがなとカタカナだけで)返信してます。

今日の午後なども、お昼時に∫から

「みて!しやしん」

というメッセージとともに、ミドルの子達がランチを食べている写真が送られてきました。(笑)


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私と∫のメッセージのやり取り。(青い方が私。)

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帰ってきてから∫に間違い(”しやしん”ではなく、”しゃしん”)を指摘すると、

「わかってたけど日本語でのメッセージはまだ慣れてなくて、小さな”ゃ”をどう打っていいのか
わからなかった。」

と言うので、スクリーンを見せて教えてあげたら喜んでました。(笑)

スピーキングだけでなく、こんなふうに日本語でメッセージをやり取りすると、いい読み書きの
練習になりますよね。


この高校の日本語のコースは夏休み中に集中して終了させてしまう計画だそうで、それが終われば
今度はシニアの秋学期からUNR(ネバダ大学)でカレッジ・レベルの日本語のコースを履修する
予定となっています。

このコースは4単位で、月〜木の週4日間毎日あるので、ますます日本語の特訓となるでしょう。

∫、今からでも遅くはない!頑張って日米のバイリンガルを目指せ〜!


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by mathdragon | 2017-06-29 13:59 | Japanese

孫なし婆さんになりたくないよ〜

北ネバダ数学クラブ主催のサマー・キャンプも昨日から2週目に入りました。

今週も∫は基本、中学生のクラスの指導や講義を担当しているみたいですが、ランチタイムや戸外
活動の際などは、小学生の面倒も見ているみたいです。

でもやっぱり小学生、特に低学年の子達の面倒はかなり神経を使うみたいで、昨日などキャンプ
から帰ってきて、かなり疲れ気味、そして少しイラついた表情で、

「小さい子供は時々、鬱陶しいです!」 (-_-)


って日本語で言ったのには大笑いしてしまいました。


∫の話では、小学校低学年の子達の中にはコーチやカウンセラー達(高校生ボランティア)の指示、
注意などもきちんと聞かず、それらを無視して自分勝手にふざけてばかりいる子もいるらしく、本
来、生真面目な性格の∫は、そう言った態度にものすごくイラつくみたいです。(笑)


昨日など、ある小学生がクラスにヨーヨーを持ってきていたらしく、彼は周りの仲間達のことなど
気にすることもなく、そのヨーヨーを大きく振り回していて、もう少しで別の子の後ろ頭に当たり
そうになったので、それを見かけた∫が「危ないからやめるように」と注意をしたそうなんですよ。


∫の話では小学生の子たちは集中力も短いし、(まぁ、それはまだ幼いから幾分、仕方がないでし
ょう。)落ち着きがなくざわざわと騒がしいし、人の話もあまりきちんと聞かないので対応する
のにイラついて、精神的にどっと疲れてしまうって。(笑)


「だから僕は大人になっても子供は欲しくない!一生独身でいるか、結婚しても子供は作らない!」

って宣言してましたよ!


そんなぁ〜、老後は孫のお守りをするのを楽しみにしている私なのに〜、その楽しみを奪ってしま
おうというの〜?

私を孫なし婆さんにしないでおくれよ〜!

∫には、

「今はまだ16歳なんで子供のことなんか考えられないでしょうって!ママもあんたくらいの歳など
子供なんか欲しくないと思っていたし、(実を言うと、私は若い頃は子供があまり好きでなく、30
歳過ぎても子供が欲しいと思わなかった。)今は現在の状況にイラついてて一時的にそう感じるだ
けで、大人になって好きな人ができ、結婚したらまた気持ちも変わるって〜!」

っと言ったのですが、本人は頑なに、

「僕は子供は欲しくない!○○ファミリー(私達の苗字の家系)は僕の代で終わるから、覚悟しと
いて!」

ですと!(笑)

そして私に真剣な顔をして、

「僕が小さかった頃はどうだった?やっぱり鬱陶しかった?」

とか聞いてきたのですが、そう問われて改めて∫の幼年期から子供時代を振り返ってみると、∫っ
てあまり「子供」って感じがしなかったような…


幼児期は頑固で、自分がしたくないこととか頑なに拒んで反抗的だった時期もあるけど、基本的
に色んなオモチャ(特に絵本や数字、アルファベット、パズルや図形関係)を与えときさえすれ
ば、一人で勝手に黙々と長い間集中して遊んでいたので、私は楽だったように覚えてます。


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プリスクールやキンダー、小学校低学年の頃も結構、一人で黙々と本を読んだり物語を書いてい
たり、私と色んな話題の話を楽しんだりと、すごく落ち着いて大人しい(そして大人ぶった)子
だったので、やんちゃで騒がしいタイプの子だと感覚過敏の私にとっては刺激が強すぎ、辛かっ
たと思うのだけど、∫は大人しくて一人遊びが好きだったので、私にとっては”取り扱いやすい子”
だったように思います。

なんか、∫は本当に「子供」って感じがしませんでしたねぇ。

「子供」の皮を被った「落ち着いた大人」って感じでしたよ。(笑)

そんな∫だったから、何とか私は母親業をやっていけたのかもしれません。

もちろん、∫の子供がどういう性質かは、現在の段階では知る由もありませんが、∫と同じよう
なタイプだと、きっと∫も父親であることをエンジョイすると思いますが。

(子供も数学に興味があったらなおさら。)


(まだ終わってませんが、)今回のキャンプで∫は、”世の中の小学校の先生達に対してこの上
ない敬意を感じた”らしく、教育者、それも小さな子供を教える立場の者達は、本当に重要な
存在だと痛切させられたようです。

(そして自分はできればミドル以上の学年を教えたいと思ったとのこと!爆笑)


こういった体験をすることで、様々なことを学び、色んな思いに繋がったりと、いい人生の
レッスンになりますよね。

さて、キャンプも残すところ後、3日!

木・金と∫はかなり長時間、講義をするらしいので、最後の追い込み頑張ってね〜!


ミドルスクールの女生徒達とカードゲームを楽しむ∫。

女の子に囲まれていいじゃない〜?(本人、ティーンのくせにあまり色気はないですが。)

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by mathdragon | 2017-06-28 11:08 | ∫の世界

お利口さんですね〜!

自分や仲間達(自分と一緒に飼われている鳥や猫)のフードを買いに、毎日せっせと近所の動物
病院へおつかいに出かける犬がブラジルにいるらしい!



メチャメチャかわいい〜!

そしてピトゥコさん、お利口さんですね〜!

一人で行かせても、途中寄り道するでもなく、きちんとまっすぐ家に帰ってくるらしいですよ。

買い物袋を口に加えてトコトコと小走りする姿が本当に誇らしげですね。

動物もやっぱり使命感を持ち、自らに課された使命を達成することに喜びを感じるんでしょうね。

ピトゥコさんの姿に、なんだかほっこりとした気持ちになりました。

∫が大学行ってしまった後、寂しくなるのでペットでも飼い始めようかしら。

できればピトゥコさんのようなセルフ・ヘルプのスキルが発達した犬が飼いたいなぁ〜。(笑)

(ずぼらな私の代わりにフードショッピングに行ってくれないかしらねぇ。笑)


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by mathdragon | 2017-06-27 13:16 | Miscellaneous

オリジナル数学コンテストが延期

うちの地域、まだ heat waveが続いていて、暑さに超弱い私は毎日暑くてバテ気味です〜。

更年期障害なのか、暑さの為か、毎日身体はだるいし、頭もぼおっとして(普段以上に)思考力、
集中力がなくなってしまって、ゾンビみたいで何もやる気が起こりません…

暑さのせいか、持病のローゼシアが再発し、顔中が赤くただれて痛くてしょうがない。(涙)

そんなもんだから、なんだか気持ちまで塞ぎこんでしまい、軽い鬱状態って感じです…

∫の数学キャンプのボランティアがまだあと1週間残ってるし、明日からまた早起きしてお弁当を
作らないといけないので、気持ちを引き締めないと。

さて、本題です。

本来ならば7月の初めに予定されていた∫のオリジナル数学コンテストですが、∫の話によると、
コーチと様々な要因を考慮して話し合った結果、夏休み明けの新学年度が開始してからの方が
いいのではないかということで、どうやら9月に延期になったようです。


やっぱり夏休み(7月)の間は学校も休みとあってか、数学クラブのメンバーや、その他、コン
テストに興味がある生徒たちもどこかへ出かけたりして、地元にいない場合も多かったりして、
なかなか人数が集まりにくいみたいです。


そりゃ、そうでしょうって。

私も今回のコンテストの開催の予定日を初めて聞いた時、夏休み中は人数が集まりにくいのでは?
と思っていたのですが、コーチの話では「学年度内は予定が詰まっていて、適度な日にちが設定
できなかったので夏休み中にした」ということでした。

でも実際、その日にちが近づくにつれ、やっぱり夏休み中にするのは効率的でないと考え直した
みたいでした。


∫はこの土壇場の突然の日時変更にかなりがっかりして落ち込んでましたが、でも私が、


「がっかりするのはよくわかるけど、同じやるならやはり人数が集まる時にやったほうがいい!
もともとこのコンテストの目的は”数学クラブの資金調達活動”なのだから、その目的がより効果
的に達成することが一番、大切なのだから、個人的な感情(disappointment)をうまくコント
ロールして、最終的にベストな判断や決断をしないとね。」


と言うと、

「わかってるよ!わかっているけどがっかりだ。でもその決断が数学クラブやコーチにとって
ベストだというのがわかっているから、自分の感情(失望感)はなんとか対処するよ!」

っと言ってましたよ。(笑)

そうそう、人生、生きて行く上で失望することなんてたくさんあるのだから、今からそうやって
ネガティブな感情もうまく対処する術を身につけておかないとね。


延期が決まった日は∫もかなりがっかりして落ち込んでましたが、でも翌日には

「9月までにはまだ十分、時間があるから、コンテスト問題の見直しをして改善できるところは
していき、更により良い問題にするよ!」

と、前向きな姿勢になってたので良かったです。

こんな感じで少しづつ、感情のコーピングスキルやレジリエンス(跳ね返る力)を身につけてい
ってくれるといいなと思います。


先日の夕暮れ時の空模様。

もこもことしたオレンジ色の雲が夕日に反射してきれいでした。

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by mathdragon | 2017-06-26 14:02 | Academic/EC Records

Summer Math Camp '17

今日は金曜日で、今週から始まった北ネバダ数学クラブ主催の夏期数学キャンプの1週目が終わろ
うとしています。

(キャンプはトータルで2週間)

毎日、暑い中、∫は8:00/9:00am-4:30pmの間、キャンプ地である地元の小学校でキャンプカウ
ンセラー/インストラクターとして、参加者達の指導や世話をしています。


1日約、7〜8時間の間ほぼ、ずっとぶっ続けで活動しているので、(ランチタイムも自分はさっさ
と食べて、小学生達の世話をしてるみたい。)終わって帰ってきた時は(暑さもあってか)やっぱ
りかなり疲れた感じではありますが、毎日、楽しそうで充実した時間を過ごしているようです。


キャンプは小学生部、そして中学生部とそれぞれ教室が分かれていて、∫はほぼ、中学生部を担当
していると言ってました。


ごくたま〜に小学生のクラスもチェックしに行くらしいのですが、小さな子供たちの中にはやんち
ゃな子もいたり、∫を慕って(笑)やたら後を追ってひっ付き回ってくる子もいるらしく、”小さい
子の面倒をみるのは結構疲れる…”なんて言ってましたが。(笑)

(小さな子供が騒いでいる環境は、聴覚過敏の∫にとって苦痛に感じるようですが、それでもぐっ
と我慢してタスクをこなしているみたいです。)


「キャンプの様子をiphoneで撮って送って〜!」

っとお願いしてるので、毎日、いくつか写真が送られてくる為、私も自宅にいながらキャンプの
様子をちょっぴりだけど覗くことができ、楽しませてもらってます。

(∫ってやっぱり写真のセンスがないわ!しっかり自分の手が写ってる!苦笑)

中学生のクラス。

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スライドを見ているところ?

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こちらは小学生のクラス。

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戸外に出て、身体を動かしたり、mathに関連したゲームやアクティビティなどもするらしい。


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∫、来週も頑張ってね〜!


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by mathdragon | 2017-06-24 07:43 | Academic/EC Records

ギフテッドの道いろいろ ②

まず最初に近況から。

どうやらここ数日の間、うちの地域だけでなく、カリフォルニア州内陸部やネバダ州の南部(ラス
ベガス)、アリゾナ州なども記録的な猛暑が続いているみたいですねぇ…(汗)

いやぁ〜、ほんと、毎日暑いのなんの!

そのせいか、(エアコンの効いた部屋にいるものの)何だか暑さで身体が妙にかったるくて、何
もする気が起こらず、ここ最近、ブログの更新も怠り気味…(汗)

幸い、∫が現在、ボランティア活動として参加している数学キャンプのクラスルームにエアコンが
復活したようで、初日に比べると断然、元気を取り戻していて、毎日の活動を楽しんでいるような
ので何よりであります。


さて、今回も前回のJ君に引き続き、”ギフテッドの道はいろいろあるのだよ〜”というお話。

今回も元北ネバダ数学クラブのメンバーで、∫とは∫が小学校6年からずっと数学仲間として様々な
活動を共にしてきたD君についてのストーリーです。


このD君も地元のPG学校であるデイビソン・アカデミーの生徒だったのですが、彼は高校に進学
してすぐの9年生の時にデイビソンを辞め、ホームスクールという形をとりながら、地元のコミュ
ニティ・カレッジや大学(UNR)でクラスを取り始めたのでした。


彼がデイビソンをやめてホームスクーリングを始めたと聞いた時は私もパパもびっくりしました
が、これまで彼の社会面や教育面での”事情”を観察したり、他の人たちから色んな話を聞いてい
た為、(やっぱりねぇ…)という感じで、ある程度理解できましたが。


学校や教育環境って、端から見たら「すべてがうまくいってそう」に見えていても、公に見えな
いところではやっぱり色々と課題があったりして、ギフテッドの子それぞれ個人に最適な教育や
社会環境を確保するのって本当に難しいなと思い知らされますね。


彼は∫より学年が一つ上なので、通常の道をたどっていたら今年の春に高校を卒業する予定だった
のですが、デイビソンを退学してすぐに自力で勉強して(っと言っても彼は多分、勉強する必要は
なかったみたいですが。)GEDを取ってしまい、その後、ほぼフルタイムで短大や大学でクラス
を取るという方向へ進んだようでした。


そして現在の時点(17歳)では、地元の州立大であるUNRで学士に必要な単位を取り続けながら、
(多分、かなりの単位を取得して卒業も近いのではないかと思う。)その傍ら、パートタイムの
教師として、学区の中学校でコンピューター・サイエンスの科目を教えているそうです。


パパは彼とは数年来の馴染みの仲なので、たまに数学関連の活動であった時によく彼から近況を
聞いてくるのですが、その度に、

「彼は頭脳もズバ抜けていて、デイビソンにそのまま残っていたら、アイビーリーグやその他の
超エリート大学へもどこにでも行けるのに。よりにもよって、コミュニティ・カレッジやUNRに
行くなど理解できない。"He deserves so much more!"」

などと、非常に残念そうに言うんですよね。


それを聞いて私はいつもムカついてしまいます。

だって、それはパパが自分自身で望む事であって、D君はまたパパとは違う価値観や人生観を持
ち、パパとは違ったことを望んでいて、D君は自分自身にとって最適(だと感じる)道を選んで
それに突き進んでいるんでは?と感じるんですよ。


パパにしてみれば、アイビーや一流大学へ行くことが”サクセス”かもしれないけど、D君にとっ
てはまったく違うことがサクセスと感じるかもしれないし、大体、パパには自分の考え方や価
値感が一番正しいと言った、とんでもない独断的な意識がある為、自分とは異なる”個人の見解
や価値観を尊重する”ってことができないんですよ〜。


どうしてそんな風にしか見れない?考えられないかが私には不思議でたまりませんが。

”He deserves so much more!”

ってたって、D君はアイビーや一流大学へ行くことを望んでいないかもしれないし、もし望んで
いたにしても、家庭やその他の事情で困難なのかもしれないし。


でも私が感じるところでは、昔に比べると現在のD君は顔がイキイキして目が輝いていて、心底
からハッピーそうな様子が明らかに伝わってき、彼が自ら選んで進んでいる道にとても満足して
いるというのがわかります。


彼は実質的には高校生でなくなったので、もうオフィシャルな数学クラブのメンバーではなくな
ったけれど、でも未だにクラブ活動にはインストラクターとして、そしてクラブ関連のイベント
やコンテストなどにもいつも献身的にボランティアとして参加して、(今回の夏期数学キャンプ
にもインストラクターとして参加している。)彼を見ていると、「大学受験の為の肩書き作り活
動ではなく、本人が心から望んで参加している」という真の奉公精神が伺われ、私は彼の人間性
を深く評価しているのであります。


私としては、D君が自分自身に対して誠実であり、自分の選んだ道を思う存分、エンジョイして
いるのを見るのが心から嬉しく思うし、これからも応援したいと思うんですよ。


アイビーや一流大学へ行ける頭脳を持っているから、それがその子のミッションだとばかりに
”行くべきだ!行かないのは個人のギフトを無駄にしている!”とばかりの価値観の押し付けを
することに対してものすごく違和感を感じてしまいます。


D君は人がなんと言おうが自分の信念を貫き通し、(それがどれだけ”ギフテッドらしくないよ
うに見える選択”であろうと)自分自身を信じて自らが選んだ道を突き進んでいるわけで、私と
してはそういう部分がよっぽど”ギフテッドらしい道の進み方”と感じるのであります。


あっ、ちなみに彼の将来の目標はポリティカル・サイエンス(政治科学)の分野に進み、政治
家になって「教育改革」に貢献したいらしいです。


彼も∫同様、教育関連(特に州の教育事情)に関心を示していて、教育面においての改善、改革
などをミッションとして目指しているみたいです。


∫は教育者、D君は政治家(ポリシー・メーカー?)と職の分野は違えど、どちらも教育面にお
いて社会に影響を与えるポジションを目指しているという事で、何やら将来が明るく感じます。


∫自身、こんなふうにギフテッド仲間たちの様々な人生を見てきて、それらから色んなことを学
び、インスパイアされながら、∫らしい生き方を追求していって欲しいな、なんて思います。


先日の夕焼け。

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by mathdragon | 2017-06-23 04:09 | Gifted/2e

夏期数学キャンプは開始したものの…

ひゃぁ〜暑い!

普段は夏でも比較的過ごしやすいこの地域、只今、heat waveの真っ最中で、ここ数日ほど最高
温度が39〜40℃くらいまで達しています。(汗)

そんな(この地域にしては)猛暑の中、昨日の月曜日から∫の所属する北ネバダ数学クラブが主宰
する2週間の数学キャンプが始まりました。


この地元の小学生・中学生を対象にした数学のデイ・キャンプ、(泊まりでなく、参加者は毎日
通うタイプ)∫はずっと楽しみにしていたのですが、昨日、第1日目を終えて帰ってきた∫は、何
やらゆでダコのようにでれ〜っとして、疲れ切ってましたよ。


∫の話では、キャンプそのものは楽しめたみたいですが、開催地であった地元の小学校の教室に
エアコンがかかってなかったらしく、ほぼ一日中(8:00am-4:30pm)、蒸し暑くて(昨日は
湿度も高かった!)狭い空間の中で活動を行わなければならなかったらしく、暑さが極端に苦手
な∫は、生気を失い、ほぼゾンビ状態だったみたいです。

いやぁ〜、それはキツイ!


今年のキャンプは、例年の平均を大幅に上回って約35人もの小・中学生が参加していたらしく、
エアコンのかかっていない一般の小学校の教室に、子供35人+コーチとボランティア達(5〜7
人ほど)が閉じこもって8時間以上も活動をしていたなんて、考えるとぞっとしますよ〜。(汗)

なんでエアコンがついてなかったん?

小学校でも各教室にエアコンは設置されていると思うけど…


∫は体質的に暑さと湿気のコンビネーションに極端に弱く、そういう環境や状況の中では体力も
全くなくなり、(まさにゾンビ状態になる!)思考能力もガタンと落ちるみたいなので、大学
受験に関しても、どれだけその大学が評判が良かったとしても、高温多湿の地域にあるならまず
パスしているほどなんですよ。

受験校を検索するにおいて、第一条件が”自分に合った気候環境”らしい。(笑)


キャンプはまだ始まったばかりで、地元の天気予報によると、この暑さ(と湿気?)はまだここ
しばらく続きそうなので、なんとかしてもらうべきだと思うのですが。


7歳の時、日本に帰ったのは10月だったのですが、それでも湿気がかなり高く、時差ぼけに加え
∫はなれない気候(高湿度)に子ゾンビ状態になってました。(笑)

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そういう私もこれから2週間の間毎日お弁当を作らないといけないので、昨日の朝、まだ涼しい
うちに…と8時頃に食料品の買い出しに出かけたのですが、いや、8時くらいでも外はすでにか
なり暑くて、数時間ほど外出して帰ってきたらゾンビ状態になってました。(汗)

(私も高温多湿が超苦手!)

北ネバダ地域は乾燥して、普段は夏でもそれほど気温が高くならないので私と∫は過ごしやすい
のですが、数年前に∫のMathcountsの全国大会でフロリダに行った時、まだ5月の後半だという
のにとにかく暑くて湿気が多くて、∫は滞在中ずっと(エアコンが効いているところ以外では)
機嫌が悪く、私にもかなり理不尽にあたってたりしたんで、ただでさえ暑さの為に機嫌が悪かっ
た私も普段よりもキレやすくなっていて、よく二人で喧嘩してましたし。(笑)


でも∫は寒いのには大丈夫なので、∫としては出来れば北方面に位置し、数学のブログラムが優れ
た(自分が気に入った)大学を探しているみたいであります。

ミネソタとか、ウィスコンシンとかでも大丈夫って!冬は雪が多くて寒いだろうなぁ。


とりあえず、この2週間のボランティア活動を心地よく楽しんでくれるといいのですが…


おまけ

湿度が高い日の利点は、雲が多いので夕暮れ時にはきれいな色の空が見えるという事でしょうか。


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by mathdragon | 2017-06-21 09:12 | Academic/EC Records

ギフテッドの道いろいろ

∫が北ネバダ数学クラブの仲間から聞いた話…

元クラブメンバーであり、去年、アメリカ人なら誰でもが知っているという超一流の難関大学へ
合格し、大きな期待と夢に胸をワクワクさせながらその大学へ入学したJ君が、なんと、この秋
から地元の州立大であるUNR (University of Nevada, Reno)へトランスファーすることに
したというではないかですか!

この話を聞き、J君のことを個人的に知っているパパと私は思わず、

なっ、なんですとー!!!

っと、耳を疑ってしまいましたよ!

仲間から聞いたところの∫の話によると、どうやらJ君、ドリーム・スクールに合格して天にも昇
る気持ちでその大学を始めたものの、実際に行ってみると、カリキュラムやプログラムの内容な
ど、アカデミックな部分で自分が望むものとは違っていたみたいです。

(授業のレベルや内容などはもちろん、チャレンジングで満足が行くみたいですが、コース選択
や、自分が目指す分野でのプログラムに不満を感じていたようです。)

(ちなみに、彼はあのPG校であるデイビソン・アカデミーの卒業生なので、アカデミックな面
ではほぼ、問題ないはずであります。)


詳しいことは言ってませんでしたが、それ以外にもキャンパス・ライフ(特に寮生活)などの面
でも色々と思うことがあったみたい。

いくら超エリート大学と言われているところでも、やっぱり実際、自分自身で体験してみないと
わからないものなんですねぇ。

アカデミックな部分だけでなく、キャンパス・ライフとか、総合的に自分に合うかどうかの”フィ
ット”もすごく大切でしょうし。

パパは、

「〇〇(大学名)からUNRにトランスファーなど、クレイジーだ!両親は(超難関エリート校を
振り切って学力的には平均の地元の州立大へ移るなど)大泣きしているんではないか!!!」

って言ってましたが、いやぁ〜、私はJ君らしい決断だわ〜!っと心の中でうなづいてましたよ。


彼はPG(Profoundly Gifted)で、学業も超優秀、特にSTEM系に優れていて、様々な活動でその
才能を発揮してき、人格的にもとても素晴らしい青年で、彼の性質を考えると、

「どれだけの名門大学でも、自分自身が満足しないのなら無理して続けても意味がない。それよ
りも、別にネーム・バリューはなくても、自分が納得でき満足して学べる大学へ行きたい。」

…っと言った考えを持ち、人が何と言おうが自らの信念を貫き通す、って感じですかね。

そういうとこなど、よくギフテッドに見られる特徴じゃないかな?なんて思います。

(尚、J君はすでにUNRで自分が追求したい分野の気に入ったプログラムを見つけたそう。)


尚、私が感じるところでは、私は個人的には彼のお父さんしか知らないのですが、J君の両親も
彼の決断に支援的なのではないかと思います。

J君の親御さんは、(ここでは詳しいことは書けませんが)J君以外のお子さんに関して悲劇を
体験していることもあり、その出来事で人生観が大きく変わり、基本的には「子供が健康で幸福
であることが一番!」という気持ちが強いのではないかと思うのであります。

親としては、なんやかんや言えど、最終的には自分の子供が健康で幸せな人生を送ってくれる事
を一番に望むものなので。


とりあえず、このニュースにはびっくりしましたが、この変化、J君にとって人生の大きな転機と
なり、より良い方向へ向かっていってくれればいいなと願っております。

ギフテッドの道もその人、それぞれ。

大切なのは、自分自身をよく知り、自らの幸せに向かって自分が納得する道を進むことでしょう。


親の私達としては、そんな子供たちを温かい目で見守って、支援していってあげることが大切で
はないかと思います。

南カリフォルニアから北ネバダへ帰る途中のハイウェイから見た夕日。

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by mathdragon | 2017-06-19 14:00 | Gifted/2e

ヘリコプターペアレントについての記事

日本でもヘリコブターペアレントと呼ばれているのかなぁ?

日本で言う、”モンスターペアレンツ”とは、又、ちょっとニュアンスが違うのかも?

私自身も∫がまだ小さい頃(中学生くらいまで)周りの人達からよく、「ヘリコプターペアレント」
と非難されたことがありますが、(以下、長いので”ヘリ親”と省略。)ヘリ親についての日本語の
記事を見つけたので、リンクしておきます。



この記事に書かれていること、ほとんどが納得できるものだと思うのですが、ただ、これはごく
普通に発達して行っている子どもに対して当てはまり、例えば、∫のような発達障害の子たちに
対しては、ただ一概に全てが当てはまるわけではないと感じます。


もちろん、親が庇護や干渉し過ぎて子供の”成長の機会”を奪ってしまうことは、子供にとって
マイナスになるので避けるべきではあると思うのですが、発達障害の子の場合は親が子供それ
ぞれの特質(性格、スキルの凸凹、機能レベルなど)をよく把握した上で、どの分野でどれだ
けの支援や介入が必要かを見極め、それらを実行することが大切ではないかと思います。


∫は小さい頃は感情や行動のコントロール、一般常識、判断力、そして一定の分野での能力や
スキルが遅れていたので、もし私が∫の頭上でチョップ、チョップ、ショップとホバリングして
なかったら、(そして必要に応じて支援や介入をしてなかったら)一体、どのような取り返し
のつかない惨事を招いていたか、想像しただけで恐ろしいですよ〜。(汗)


だから私は周りから何と非難されようが、自らの判断で、∫の子供時代の前半は「ヘリ親」を
やってきましたよ〜。(苦笑)

でも、もちろん、その過程で指導や支援も怠らず、∫の成長に沿って、∫が自分でできることは
自分でさせ、(取り返しのつかない失敗ではなく)∫の成長にとって利となる類の”失敗”もどん
どん経験し、そこから学ばせるように配慮してきたつもりであります。


私としては、明らかに能力やスキルが伴ってない子にいきなり”機会”を与えても、失敗は目に
見えていて、∫の性格からすると、それらの失敗はプラスになるよりも、自らの不能さを嫌でも
認識させられ、自信や意欲喪失につながって、どちらかというとマイナスになってしまうとい
うのが予測できたので、まずは∫の能力やスキルの向上、(そしてそれらによるサクセスがもた
らすところの)自信や自己効力感の向上が大切だと判断したのでした。


まぁ、時間と精神力、忍耐を必要としましたが、うちの場合は私が”∫のペース”を尊重し、少し
づつ私が旋回する範囲を広げて行き、(∫のすぐ頭上ではなく、少しづつ∫が自由にできる範囲
を広げ、私は少し離れたところで一応、目を離さず見ているという感じ。)それに伴い、∫の方
も自由が与えられたので自主性が発達し、更に自らの感情や判断力、行動を意識するようにな
り、現在の時点ではほぼ、同年代の子達と同じくらいのレベルの社会的判断力を見せるように
なったので、子供にとって”効果的”なやり方が大切なのではないかと思います。


発達障害の子の場合、一般的な育児論だけではなかなか通らないことも多々あり、やはり親が
自分の子供のことをしっかり把握して、様々な知識や情報を見極め、判断しながら、(多くの
場合は試行錯誤を繰り返しながら 笑)自らの判断を信じて、自分の子に一番合ったやり方で
子育てをしていくべきではないかと思いました。


尚、私の事を当時「ヘリ親」だと呼んでいた人達の子供達の最近の姿を見ると、正直なところ、
(う〜ん、人の育児法を批判していたわりには…)っと思わずにはいられませんが。


そう言えば、これも当時かなり非難を浴びたんでしたわ。

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当時、∫は道路でもどこでもとにかくすぐに走り去ってしまっていたので、外出する時は万が
一の安全の為にこの手綱をつけていたのですが、周りの人達からは、

「子供は動物じゃないのよ!」

などと非難の言葉を浴びました。(汗)

自分が∫のような子供を持ってたら絶対、考えが変わるわよ!って思ってましたが。


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by mathdragon | 2017-06-18 08:46 | 育児

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