アメリカに住む数学をこよなく愛する16歳のmath kid∫の日々の出来事を綴っています。∫の夢は将来大学の数学教授になること。13歳から本格的に地元の州立大学で数学のコースを受講し始めました。 


by あーちゃんママ

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チェリー・ピッキング 🍒

”チェリー・ピッキング(cherry picking)とは、数多くの事例の中から自らの論証に有利な
事例のみを並べ立てることで、命題を論証しようとする論理上の誤謬、あるいは詭弁術。

cherry-pickingの語義はサクランボの熟した果実を熟してないものから選別することであり、
転じて「良い所だけを取る」「(特売品専用の)購買者」「つまみ食い」の意味で使用される。”



「数多くの事例から自分の論証に有利な事例のみを並べ立てることで、命題を論証しようとする」
かぁ。

ある一定の偏った例を選らんでいくつか持ち出して、それがあたかも”全体像”でもあるかのように、
あまりにも大雑把で早まった「一般化」をし、その情報を受け取った者に歪んだ印象を与たり、
判断結果に(自分に有利な方向へ向けるように)影響を与えようなどという試みは、まったく情け
ない手口ですねぇ。


自分の都合のいい例ばかり持ち出してきて、仮にそれらが「真実」(実際の出来事、状況)であっ
たとしても、(他の例は無視して)そう言う例ばかり選んで並べ立てて、それってもろ、情報操作
じゃないの?と思ってしまう。


相手(本人自身、そしてその人が唱える意見や主張など)の信頼性や信憑性を攻撃するのだったら、
こんな手段に頼らずに、(こんな情けないバイアスに溢れた理論上の誤謬をおかさずに)もっと
きっちりと筋の通った論証にてお願いしたいですねぇ。


ネット上にはありとあらゆる情報や主張が溢れかえってますが、それらを考察し、見極める際、こ
う言ったチェリー・ピッキングや確証バイアスなどの落とし穴には気をつけるべきですね。

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# by mathdragon | 2017-08-09 07:42 | なんとなく思った事

とてもわかりやすいギフテッドの定義

一口に「ギフテッド」と言っても、その概念や定義は個人や団体、専門家、(アメリカの場合)
州や学区、学校などによって様々で、一般的に(皆が同意する)共通した定義がない為、その曖
昧さのゆえに、ギフテッドについて語る場合、今一つ、話がかみ合わなかったり、混乱や誤解を
招いたり、堂々巡りの論争になったりしやすいですよねぇ。


ギフテッドの子を持つ親などといった一般の個人の間だけでなく、ギフテッドに関する”専門家”
達の間でさえ、ギフテッドネス(ギフテッドである事)やギフテッドの個人に対して、どの分野
(教育的、又は心理学的など)の視点から見ているか、という部分だけでもかなり見方が違って
くるみたいですしね。

(だから親の立場から見た”(子供への)ギフテッドの支援”と、教育機関側から見たものとでは
又、目的や内容なども違ってきたりして、なかなかお互いの意見が一致しなかったり。)


私自身も「ギフテッドの定義は様々である」と認識しながらも、ギフテッドに関する意見が書か
れたあらゆる記事や研究報告書、文献などを読んでいると、(この中で言っている”ギフテッド”
とは、私が認識している概念と同じことを指しているのだろうか?)と、混乱してしまう時が多
々あります。

(そのいい例が、少し前のこちらの記事であります。)


そんなモヤモヤとした中、ギフテッドの概念?定義?タイプ?をとてもわかりやすく分別して説
明している記事を見つけ、読んでいて、(なるほどね!)っと、個人的にすごく腑に落ちました!



長いので全部は訳できませんが、この記事の中で説明されている「ギフテッド」の分類を簡単に
書き出しますと、

著者はこのようにカテゴライズしてました。

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(すごくわかりやすいので、画像をリンク先の記事より拝借させていただきました。)


のグループE-giftedー教育上のギフテッド)


教育者(ギフテッド教育の研究者、専門家、教師など)が言う「ギフテッド」と言うのは、一般
的に学校内でのアセスメントにて、上位10%を達成する子供たちの事を指している。


この場合、IQテストは含まれていず、(*学区によってはIQテストも考慮の一部としているとこ
ろもあると思います。この記事の著者は多分、オーストラリア人ではないかと思うので、アメリカ
のシステムとは違うのかも?)行動的な特徴も審査の対象に含まれていない。

このカテゴリーでの唯一の基準はハイ・アチーブメント(高達成)である。

このグループの子供たちは一般的に行儀がよく、学校で学ぶことが好きで、社会的にも適応して
いて、多くが好かれるタイプである。精神的な問題も少なく、勤勉で、将来、高実績のキャリア
や高学歴を達成し、自らが選んだ分野でトップレベルの座に就くタイプである。クラスの中でも
簡単に目に付きやすい。(教師から簡単に認識されやすい。)



のグループP-giftedー心理学的のギフテッド)


主にIQテストによって定義づけられる。(WISCなどの知能テストで人口の上位 2.1%( 130+)

言語や運動技能障害などの診断がある子供は、知能検査の下位検査の結果などを考慮して判断さ
れる。(下位検査数値が上位2%ほど、そして平均値が少なくとも標準以上(WISCでは 115+)

(*↑は多分、オーストラリアの基準によるものではないかと?アメリカの場合も同じように当て
はまるかは私も正直、わかりません。アメリカの場合は、この数値の基準(ギフテッドの基準)
も心理学者や専門家によってまちまちみたいですしねぇ…汗)


このタイプの子供たちは、教育環境のミスマッチにより、学校で問題を抱える可能性も高い。
彼らは(実際、何もなかったとしても)障害を疑われ、アセスメントを勧められる場合が多い。
ほとんどの子たちが、頻繁にOEと表現される行動的な特徴を示すが、「5つの性格的特性」
いわれる、オープンネス(開放性)の過多として描写されることもある。

(*「5つの性格的特性」については、詳しくはこちらのリンク先を参考にして下さい。)


又、このグループは感覚処理障害と分類されるほどの、著しいレベルでの感覚的処理において
の課題や問題を抱える可能性も高い。彼らの皆が高達成というわけでない。そしてどの人種や
社会経済層にも存在する。 マイノリティ、又は貧困層の場合、全く認識されない場合も多い


このグループが、Belin-Blank Center(ギフテッドの研究、支援機関)のような試験センター
や、心理士、カウンセラーのオフィスでよく見かけるタイプである。手元の限られたデータに
よると、このグループはホームスクールをしている場合が多い。


紫色のグループE+P giftedー教育・心理学的の両方)


このグループは教育上のギフテッドと、心理学的ギフテッドの両方とも兼ねた場合を言う。彼ら
は高いIQを持ち、そして、高達成でもある。ギフテッドに関する全ての長期的な追跡研究は、
のグループがフォーカスの対象となっている。また、ギフテッドの脳の機能や、遺伝子学的研究
などの興味の対象ともなっている。このグループはギフテッドの全ての定義にすんなりと当てはま
り、認識しやすく、再現可能な研究対象グループである。


2eグループ

2eの子達は、P-gifted(心理学的ギフテッド)グループの中の小集団である。(もし彼らが高達
成だけど心理学的ギフテッドでないなら、彼らは”高達成のスペシャルニーズ(障害児)になり、
2eではない。)このグループ内のごく少人数は紫色グループ(教育上+心理学的ギフテッド)に
属することもあるが、その場合は彼らのほとんどが(2eというのを)見落とされ、心理学的ギフ
テッドであると認識されることさえない場合も。正確に(2e)と識別されない場合は学校で必要
なアコモデーションや支援を得ることもほぼなく、学校を中退してしまうか、ホームスクールを
することになる確率が極めて高い。


…っと、こうして図を用いてグループ別に分けた説明を読むと、(各グループそれぞれの細かな基
準全てに同意するかはまぁ、別として)個人的にはすごく納得がいきました。


(もちろん、これらの情報は、専門家による研究やデータで立証されたとか言った類のものでは
なく、ギフテッドの子の一母親(?)としての鋭い観察や洞察力、様々な経験、深い考察からく
るところの、”気づき”や”意見”ではあるとは思うのですが、それでも私的にはとても理にかなっ
ていて、かなり納得出来るアイデアだなと思いました。)


こうして、教育上の視点から見たギフテッドの概念・定義と、心理学的視点から見たそれらを改
めて比べると、同じ「ギフテッド」という言葉でもかなり内容的に異なっているというのがわか
りますよねぇ。

そりゃ、違った視点から見た定義で話をしても、話がうまく噛み合わないのも理解できます。


それぞれの立場から見た定義も様々ですが、でも、この著者も記事の中で述べているように、大
切なのは、

”Before we can make decisions on what to do about helping gifted kids, we need
to understand exactly which group of kids we are talking about. We'll have the
same circular arguments again, and again, if we don't. We'll fling facts, not listen
and get nowhere."

と、まず子供がどのグループに属しているのかを理解し、そのグループ(子供)にとって必要な
介入なり、支援なりをして行ってあげることではないかと思いますね。

その目標を効果的に達成する為には、やはり関係者の間で、「概念や定義の明確化、確認」を
しっかりとすることが重要になってくるのではないかと思いました。


ちなみにうちの∫の場合は、E+Pの紫グループと2eとが重なった、超マイノリティグループだわ!


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# by mathdragon | 2017-08-08 10:25 | Gifted/2e

August Shower

一昨日までかんかん照りで、快晴の暑い日が続いていたうちの地域ですが、昨日の午後くらい
からどんよりとした重たい灰色の雲が忍び寄り、夕方頃には空全体がもわ〜んとした雲におお
われてました。

そして湿度もかなり高く、気温も高かったので蒸し蒸しとしてて、思わず日本の雨季を思い出
してしまった。

大気中に湿気の多い時は、夕暮れ時には独特の色の空模様が見れます。

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そんな感じのお天気が今日も続き、今日はグレーの厚い雲がより一層、空全体を包み込み、夕方
頃には頻繁に雷まで鳴り出す始末。

そうこうしているうちにパラパラと音がし始め、最初はパラパラという感じだったのですが、すぐ
にその音が一挙に大きくなってバラバラバラって感じでものすごい強烈な音に変わっていっ
たので家のドアを開けて外を見ると、雷と一緒に豪雨が降り注いでました。(汗)

写真では分かりにくいですが。

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雨つぶにしてはやけにうるさいなと思ったら、なんと、小粒の氷(みぞれ)が混じってたでは
ありませんか。

8月で、夏の真っ只中だというのに、氷の粒が降ってくるなんて妙な天気。

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雨はものすごい勢いだったけど、時間的には結構、すぐに上がってしまい、雨雲が去った後には
少しだけど青空が覗いてました。

その夕立の後、前庭に植わっている木々を見てみると、葉っぱの上にはまだ雨の雫がのっていて、
見るからに潤ってイキイキした感じで、葉っぱの色が鮮やかになってました。

ここ最近、ずっとかんかん照りの暑い日が続いていたので、植物たちも久しぶりに水分補給ができ、
喜んでいる感じでしたよ〜。

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ラベンダーがより一層、ワイルドになりそう…(笑)

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久々の雨に気持ちが潤った感じがしました。

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# by mathdragon | 2017-08-07 15:40 | 日々の出来事

ゲンを読む日

アメリカはまだ8月5日ですが、今日、日本は広島原爆投下の日ですね。

今日と8月9日の長崎原爆投下の日、∫はこの日(そしてその後も原爆の影響で)命を失った犠牲
者の方達を追悼しつつ、この先、二度とこのような悲劇を繰り返さないためにも、この歴史上の
事実に目を向ける為、「はだしのゲン」を読むことにしているみたいです。

(少し前にパパの妹さんが来訪した際、∫の中学・高校レベルの本のほとんどを、彼女の小学生
の孫娘の為に寄付したので、ベッドルームの本棚はほぼ、スカスカ状態になってしまったのです
が、∫は「はだしのゲン」は譲れない!とキープしたみたいです。笑)

このシリーズには特別な思い入れがあるようです。

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∫が初めてこの単行本セットを読んだのは確か、まだ10歳の時だったので、あれから6年以上経つ
んですねぇ。

当時はゲンのストーリーにのめり込んでしまい、時間さえあれば所構わず貪るように読んでいて、
何やらあっという間に全巻10冊を読んでしまった記憶があります。


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「はだしのゲン」は、確か私も小学校3年くらいの時に読んだ記憶があるのですが、衝撃的な
シーンなど、何十年経った今でもイメージが未だに脳にしっかり焼き付いていて、ちょっと
トラウマ化してしまってますが。(汗)


ストーリーなんかは記憶も朧げになってたりするのですが、「あれっ、あれはどうだったっけ?
あれは誰だったっけ?」と∫に聞くと、いつも細かなイベントや登場人物の名前までも即座に教え
てくれたりして、∫の脳にもしっかり焼き付いてますよ〜。


広島・長崎原爆投下から今年で72年となりますが、この歴史上の悲劇を忘れてしまうことなく、
将来、人類が同じ間違いを繰り返さない為にも、∫の世代にもしっかりとこれらが記録として受
け継げられ、平和な世の中が保たれることを願うばかりであります。


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# by mathdragon | 2017-08-06 12:52 | ∫の世界

なんでまた、こんな時期に…(~_~;) ②

なんだかんだ言って、今年の夏休みもあっという間に過ぎてしまい、いよいよ来週の月曜日から
∫のオンラインスクールが開始します。

今学年度(シニア、12年生)は高校の最後の年となり、秋から冬にかけて大学の願書提出も控え
ているので、これから先は∫も大忙しとなりそうです。


そのような大切な時期の真っ最中だというのに、今日、∫が新学年度が始まる前の準備として学校
のサイトにログインし、先生達からの連絡メールをチェックしていたら、なんと、学校開始の数日
前だというのに、(又しても)ガイダンス・カウンセラーが変わっていたではありませんか!


厳密に言えば、以前のカウンセラー、Ms. Mが去ってしまっていて、まだ正式な新しいカウンセ
ラーが決まっていないので、とりあえず一時的に別のカウンセラーがここ数週間ほど代わりを受け
持つといった状態らしいんです。

もうぅ、一体、なんやねん!!!

って、感じですよ!

前のカウンセラーのMさんが∫の学校に配属されたのは確か、去年の8月だったので、正味、1年ほ
どしかいなかったってことじゃないですか。

∫がこのオンライン学校に通い始めて今年で4年目ですが、その間にこれまで3人もの違ったカウン
セラーが来ては去って行き、これで4人目ですよ〜!

(まさに毎年、変わってるやん。)


前回のMさんはまだかなり若そうで、(20代後半〜30代前半?)ガイダンス・カウンセラーとして
の経験もあまりなさそうだったのですが、今度、配属されてくる方はもっと知識や経験があること
を願うばかりです。

だって、これから3〜5ヶ月の間が願書作成、提出の一番、大切な時期なんですから。


∫の志望する大学の中には、先生だけでなくガイダンス・カウンセラーの推薦状を提出しなくては
いけないとこもあるので、全く新しくて∫のことなど個人的に知らない人だと、推薦状の質にも影
響してくるんじゃないか?と心配になりますよ。


この学校、他の部分は言うことないのですが、とにかくガイダンス・カウンセラーの行き来があま
りにも頻繁で、(学区の他の学校と比べて生徒数が極めて少ないので、新米カウンセラーのトレー
ニング場として使ってるんじゃないか?)と妙な勘ぐりをしてしまいそうですよ〜。


っと、この大切な時期に不安定な状態ではありますが、まぁ、文句を言っても仕方がないので、と
りあえず、カウンセラーに完全に盲目的に頼ってしまうのではなく、こちらがきちんと気を配って
注意をし、やるべきことをやってるかなどをチェックしていこうとは思っています。


あっ、もう一つ。

夏休み中にあれこれありまして、∫がこの秋学期に履修するコースが少し変わりました。


当初はUNRで取る数学のコースとして、Differential Geometry(微分幾何学)を予定していた
のですが、夏休み中にふと、コースカタログを再度チェックしてみると、∫が希望していたLinear
Algebra II(線形代数学 IIー通常、大学4年生が履修する400 level)のクラスが追加されてい
たので、そちらの方へ変更したようです。


もともと∫は幾何学関係よりも代数関係の方に興味があり(&得意)その時は他に適したクラス
がなかったので微分幾何学を選んだのですが、線形代数学 IIがオープンしたと知って、大喜びで
直ちにそちらのクラスに変更してました。

いや〜、よかった!よかった!


ということで、以下が(本当にこれが最後の)12年生秋学期の履修コースです。


◾︎オンラインスクールのコース

・AP Environmental Science
・AP Government
・AP Psychology
・Speech & Debate

◾︎Dual Enrollment (コミュニティ・カレッジ、大学)

College level First Year Japanese
・World Literature I
・Linear Algebra II


高校のコースが3コース、大学のコースが3コースと、今学年度は高校と大学が半分づつとなり、
月〜木の4日間の午後からは毎日、大学と短大へ、そして金曜日はチュータリングのボランティア
&数学、アカデミッククラブの活動の為に高校のキャンパスへ通うスケジュールとなる為、正味、
家へいるよりも外へ出る時間の方が増え、”ハーフホームスクール”って感じです。(笑)


大学に進学すれば一般の通学(毎日、クラスに行く)になるので、高校最後のこの1年で、すでに
半分は大学生活を送るということは、∫にとっていいトランジッションの準備期間となるのではな
いかと思います。

∫は特に、日本語のクラスを楽しみにしています!

(今まではオンラインだったけど、実際にクラスに参加するとなると、もっとスピーキングの機会
も増え、友達などもできやすいのではないかと期待しています。)

高校最後の1年、楽しく、そして充実した時間を過ごして欲しいです。

先日の空模様。

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# by mathdragon | 2017-08-05 15:47 | High School

GRO (Gifted Research & Outreach)

私が特に興味を持っている、ギフテッドに関するリサーチなどの情報が満載のサイトの紹介です。


”Promoting a Comprehensive and Accurate Understanding of Giftedness
Through Research and Outreach"

という、GROのMission Statementは、私が個人的に賛同し、支援する考え方であります。

以前、「ギフテッドの脳について」という過去記事で紹介した研究報告書も、このサイトからの
ものなのですが、その「The Gifted Brain」と題した文献の結論の部分がとても印象的でした。

”Conclusion

In an era where society rushes to "fix" every response and behavior that does
not fall within a narrow range of "normal", we are doing a grave disservice to
all populations outside the norm. The movement of neurodiversity is proving
insight and understanding of outlier populations. It is imperative and long
overdue for us to understand the differences in physiology of the outlier
population known as gifted. GRO believes this understanding is necessary
so that we do not continue to pathologize behavior attributable to giftedness
and mistakenly prescribe treatments that could undermine the physical and
psychological development essential to a gifted individual to live a complete
and meaningful life"



GRO's Unique Approach

"While studies on human intelligence exist, GRO's approach is unique in its
integrative nature. GRO is committed to study giftedness from multidisciplinary
perspective to better understand physiological differences in gifted individuals
and how these differences impact their lives, physically, emotionally and
behaviorally.


”ギフテッド”についての解釈や感じ方は個人によって色々あると思いますが、私は基本的には何事
においても、科学的根拠や証拠、論理などを重んじる方なので、こう言ったGROのアプローチが
個人的にしっくりするのであります。


自分自身の(限られた)経験や観察、主観的な受け取り方、感じ方や、周りの体験談などに重点を
置き過ぎて、「ギフテッドとはこういうものです」「ギフテッドの人達はこう言った傾向で…」な
どといった意見を唱えたりすることは、下手をするとギフテッドに対して間違った印象や誤解など
を招いてしまう恐れもあるような気がするのであります。

(中にはギフテッドというものを完全に”スピリチャル化”してしまい、本質から全くかけ離れた別
のものへと変形させている人もいるし…汗)


だからこの機関・団体の、”リサーチとアウトリーチ活動を通して、包括的で正確なギフテッドの
理解を促進する”というミッションや、"多くの専門分野や学問分野からみたパースペクティヴによ
る研究”というアプローチは、ギフテッドの人が誤解や誤診をされるのを防ぎ、彼らが充実した有
意義な人生を送るのにとても大切なことだと思います。


私は個人的にはギフテッドの人達って、一般の人達とは脳神経学的(脳の構造や機能)に違いが
あり、それが知的能力やある一定の分野での才能、感覚や内面的な違い(OE、精神性)などと
なって表現されているように思えるのであります。


その脳の違いが先天性のものなのか、(もともとそう言った脳で生まれてきた)それとも後の環
境的要因で形作られたのか(変化したのか)というのはわかりませんが。


そういう分野もすごく興味あるので、どんどん、研究を進めていって欲しいです。


ちなみに、このサイトのこれらのページがすごく参考になります。




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# by mathdragon | 2017-08-04 14:43 | Gifted/2e

とうとう正式に始まったか…

8月1日の昨日、今年度のコモンアプリケーション(アメリカの多くの大学が採用している共通の
オンライン出願システム)と、UCのオンラインアプリケーションが正式にオープンし、とうとう、
本格的に∫の大学出願手続きが始まりました。(汗)


なるべく時間があるうちに作業を始めた方がいいだろうと思い、早速、∫は両方のサイトに新規
登録し、各項目の必要事項をインプットし始めたのですが、いやぁ〜、これがかなり細かな情報
をこまめに入力しないといけなく、結構、時間がかかるんですよねぇ。


そしてコモンアップのエッセイだけでなく、それプラス、∫が考えているほとんどの大学で、独自
のエッセイやパーソナル・ステイトメントも提出しないといけないので、一体、どれだけ書かな
ければならないのか〜っと、(私の方が)ちょっと汗たら状態になっています。


だから時間がある夏休み中にさっさとエッセイ作成の作業に取りかかるように!と言っていたの
だけど、∫も私と同様、切羽詰まってお尻に火がつかないとなかなか動かないタチなので、今のと
ころ1つも書けてないみたい。

(その代り、一旦、お尻に火がつくと、物凄い集中力と稲妻のようなスピードで、結構、あっと
いう間に仕上げることができる、という部分が私とは違いますが。苦笑)


来週の月曜日から新学年度が始まり、学校の授業(コース)もしないといけなくなるから、でき
るだけ毎日、時間がある時に、少しづつでも願書を作成(オンラインに情報をインプット)する
ようにと言ってあるのですが、2日目の今日も私に言われるまでやってませんでしたよ。


パソコンに向かって、何やら熱心にカタカタ打ち込んでいるので、一体、何をしているのかと、
近くまで様子を覗きに見に行くと、スクリーンには数学の方式や、忙しそうに誰かとメールでや
り取りをしているような文章でいっぱいなので、何をしているのかと聞けば、


「AoPS(Art of Problem Solvingー数学教育サイト)の仲間達とコラボして、今度はMock
Mathcounts(Mathcountsの模試)を作成しているんだ。」


ということらしく、何でもAoPSコミュニティで仲良くなった5人のメンバー達と一緒に協力しあ
いながら、コミュニティのフォーラムで開催するMathcounts(中学生対象の数学コンテスト)の
模試を共同作成している最中だとのことでした。


だから今は、そっちの方に夢中になってしまい、大学受験願書の作成どころじゃないらしい。

本当にこんなに呑気過ぎてええんかいな? と、心配になりますが。(汗)

(∫は幾つかの大学にEarly Actionで申し込むので、これらの願書締切日は11/1と普通より早く、
うかうかしていたら3ヶ月なんて、あっという間に過ぎてしまうんですけどねぇ。)


まぁ、でもここ最近の∫は、昔のようにCaltechやMIT、Stanfordなどといった難関大学への願
望もそれほど強くなくなってきている感じで、(かなり薄れた)もっと現実的な合格率の大学に
目を向け始めているようです。


特に現在、気になっているのがUniversity of Wisconsin, Madisonらしい。


ここは数学のプログラムの評判もなかなかみたいだし、土地柄や気候なども∫にぴったり合う感じ。


私もこの大学について色々と調べてみたのですが、キャンパスも素敵だし、(近くに池がある)
冬には雪も降るみたいなので、暑いのはとにかく苦手だけど、寒いのはかなり大丈夫な私も気に
いるかも。

これらの写真を見ていると、私も行きたくなる!(笑)


もし、∫がこの大学に行くようになったら、私たちもネバダからウィスコンシンに引っ越しする
ことになるかもしれません。

(親もその州に住めば、1年後くらいに”州民”のステイタスに変更でき、学費も安くなるみたい
ですし!)

まぁ、どうなるかはわかりませんが。

あぁぁ〜、1年先のことも予想がつかなくて、何だか気持ちが落ち着かないので、この大学受験
のプロセス、早く終わって欲しいです。


少し前に届いた例のフレグランスのサンプル、一つ一つじっくり楽しみながら試しています。

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# by mathdragon | 2017-08-03 15:36 | 大学受験

意外に自己評価が低い

昨日、∫と何気に会話をしていて、ふとしたことから学校や数学クラブの仲間達、成績やテスト
などの話になり、これまではあまり聞くことがなかった、正直な胸の内を∫から聞かされ、何や
らちょっと、驚いてしまいました。

それらと言うのが…

他の子達を見ると、(特にコンテストや試験会場で出くわす子達)彼ら皆が、自分よりも遥かに
知的、学習能力、スキルに優れていて、いつも自分がビリになるのではないか?という気持ちに
駆られ、とてつもない不安感や恐怖感に襲われるらしいのですよ!


又、学校の課題や試験などで先生からAや高いスコア、ポジティヴなフィードバックをもらっても、
(自分のパフォーマンスは本当は大したことないのに、先生が評価の基準を下げて、自分の事を
過大評価しているんじゃないか?)などといった思いが常に脳裏によぎるらしいんです。


他の子と比べると、自分はこれといって著しいアチーブメントや功績があるわけでもなく、それ
なのに学校の関係者や先生たちに奨励されたり、認識の言葉をかけられたりすると、(自分はそ
れらに値するような実績など何もあげてないのに…)っと、後ろめたいような思いになってしま
うらしい。


そしてSATやACT、APなどのテストを受ける際なども、試験会場に行って周りの生徒を見ただけ
で、皆が自分よりも高いスコアを出すと感じてしまい、試験が終わった後でも、自分の回答が全
問不正解のような感じがして、最終的に提出するのを躊躇ってしまうそうなんですと!


いつもそう感じるわけではないとは思うのですが、でもこう言った思いが結構、頻繁に心に忍び
込んできて、たまに自分に対して自信を失い、劣等感や自己不信感などに苛まれるそうなんです。

いやぁ〜、これを聞いて私は正直、かなりびっくりしてしまった。


∫は小さい頃から心配性で、完璧主義なところもあり、不安感も強い子だったけど、でも中学、高
校と成長していく間に、大きな苦手部分もかなり克服し、得意の数学の分野においては(私にして
みれば)かなり著しいアチーブメントを遂げてきたと思うのですが、(MathcountsやAMCなど)
本人にしてみれば、また、違ったパースペクティヴで自分のことを見ているのでしょうかねぇ。


でも、それらは正直言って、かなり歪んだ基準で物事を見ていると思うのですが…

”他の仲間たちと比べて”って言っても、∫が所属するグループの多くの子たちがデイビソンの生徒
や、その他、数学を始めとし、その他のアカデミックの分野でも優れた子たちばかりなので、そう
いう子たちと比較したら、そりゃ、自分よりも遥かにレベルが上の子もいっぱいいるでしょうし。


SATやACTなどの試験に対する不安感も、これまで受けてきたこれらのテストの結果を客観的に
見たら、(ほとんどの数値が全米上位1%内)”全問不正解”、だの、”自分が一番、ビリのスコア”
だのと言った、非現実的な心配などする必要はないだろうにと思うんですがねぇ。


でも、そういう点が、ギフテッドの子によくありがちな、インポスター・シンドロームや、自己
に対する評価を低く見積もりがちな傾向の表れなんでしょうか。


あと、∫の場合は未だに試験に対する不安(test anxiety)がかなり強い感じがしますね。

(特に結果に対する不安)

自分でも冗談ぽく、

「普通の高校生とかだったら、ガールフレンドの妊娠検査の結果を見るのがすごく恐ろしかった
りするんだろうけど、僕の場合はカレッジボードでSATやらAPやらの結果をチェックするのが
ものすごく怖いよ〜〜〜!140.png

などと言っていて、吹き出してしまいましたが。 (;゚;ж;゚; )

やれやれ。(汗)


こういった気持ちなど、普段はあまり口に出さないので、まさかこんなことを思っているなど、
こちらも考えてなかったのですが、やっぱり腹を割ってじっくり話してみたら、色々と出てくる
ものですねぇ。

これらの話を聞いて、早速、∫に、私が過去にブログでリンクしたインポスター・シンドローム
や、ギフテッドの自己過小評価、test anxietyなどについての記事を読ませたら、(あるある、
そうそう、それ、もろ自分!)って顔して、コンコンうなづきながら読んでました。


これなんか、なかなか参考になる情報です。

子供もこの歳になったら自分でこういうのも読めるので、感情的なサポートとして、これからも
こういった記事を自分で読ませることにしよう。(笑)


とりあえず、いくつになってもこちらが気をつけて見てないと、色んな課題が忍び寄ってくるも
のだなぁと思い知らされたのでした。


これから大人になっても、又、今までとは違った課題も浮き上がってくることでしょうから、この
先、離れて暮らすことになっても、まだまだ親としては子供のメンタル・チェックを怠ってはなら
ないですね。

先日の空模様。

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クマのプーさんの横顔のような雲。

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# by mathdragon | 2017-08-02 10:24 | Gifted/2e

なんだかワイルドになってる〜!(汗)

ふと、今日気がついたのですが、うちの前庭に植わってあるラベンダーのブッシュがえらく繁殖
していて、ワイルドになってるじゃありませんか!

うちの家の前の歩道にも半分くらいはみだしてきてますし!

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そう言えば最近、全然、前庭の手入れとかしてなかったもんねぇ。

芝生はプロのガードナーに頼んであるのだけど、こういうのはやってくれないから自分達でやる
べきなのに、この夏はこの地域はとにかくやたらと暑い日が続いているもんで、ちょっとの間で
も外に出る気がしないんですよ〜。

(今日もこの写真撮る数分間だけでも暑く、さっさと撮って家の中に入ってきましたよ。)

カリフォルニアからこちらに引っ越してきた時、ラベンダーの香りが大好きな私は家の前庭に植
わってあるラベンダーを見て大喜びし、最初の夏はラベンダーをたくさん狩りまくって、ドライ
フラワーにしてました。

これ、5年前の夏に作ったラベンダーのドライフラワーですが、少し指先に触れてこするだけで
未だにものすごいフレッシュないい香りがするんですよ!

a0332222_12134870.jpg


2年ほどは夏にはこまめに草むらを狩って、ドライフラワーにしてたけど、それもたくさん作り
過ぎて(人にもかなりあげた)ここ、数年ほどは夏でもほったらかし状態にしてたから、こんな
にワイルドになってしまったみたい。

花の周りにはたくさんのミツバチがぶんぶん飛び回っているのだけど、近づいてもなぜかこちら
を襲ってくることはないんですよ。(蜜の採集にフォーカスしているみたい。)

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すぐに些細な事で気が散ってしまうパパよりも、このミツバチさん達の方が集中力があるわ。(笑)

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早速、このことをパパに言ったら、(あっ、集中力のことでなく、ラベンダーがワイルドになって
いることですが。笑)明日にでもきちんと手入れをする、とか言ってましたが。

(パパの事だから、明日になったらすっかり忘れていそうだけど。爆笑)


刈ったラベンダーは多分、捨ててしまうんだろうなぁ〜、

あぁ〜、勿体ない。でもうちはラベンダーが溢れかえってるしなぁ。仕方がないですね。


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# by mathdragon | 2017-08-01 12:45 | 日々の出来事

gifted childというものなど存在しない?

先日、なんだ、またですか〜? ┐( ̄ヘ ̄)┌とでも言いたくなるような記事を目にしました。

何だか最近、こういう傾向の文献をよく見かけるのですが、正直、個人的に(もぅ、ええ〜って
〜!)っとげんなりしてしまいます。

今時、専門家や研究者達の中で、”nature or nurture?"(氏か育ちか?)などと論争している人
などいないと思うし、大抵が”nature and nurture"の相互作用によって、個人の能力は発達され、
開花される、と言うスタンスだと思いますよ。


もちろん私自身、個人が最適なパフォーマンスや結果(アチーブメント)を出す為には、個人の
ポテンシャルを最善に開花させることを促進する、適切な環境やコンディション(後天的な要因)
が必要不可欠であると言うことは疑いのないことだと思っています。


でもこの記事を読んでいると、何だか”育ち”や”後天的な要因”の部分の重要さだけがやたらに強調
されていて、”生まれ持った素質”、”先天的な要因”が軽視、又は無視されているかのような印象を
受けましたね。


”生まれ”も”育ち”もどちらも大事、どちら一方がが欠けても、最適な能力開発、達成は難しいと
いうのは誰の目から見ても明らかだと思うのだけど、そう見えない人もいるんでしょうか。


私が感じるところでは、ここでいう”生まれ”(先天的なもの)は「生まれつきの能力」という意味
ではなく、「個人が生まれ持った、ある一定の分野においてのポテンシャル、適性、素質」という
意味で、例えば、∫は背は高くないし、コーディネーションが良くないし、反射神経も鈍いので、
”背が高くて、コーディネーション抜群で、反射神経も素早い”子に比べると、先天的にプロのバス
ケット選手になれる素質が欠けている為、どれだけ時間を費やし、努力をしたとしても、同じよう
に時間と努力を費やしたバスケの素質がある子のパフォーマンスには足元にも及ばないほど差があ
るはずだと思うんです。


一方、∫は小さい頃から(私の観察、及び、知能検査の結果によると、)パターン認識力や分析力、
論理的思考や処理能力、スピードに優れているので、数学の学習などの分野においては、それらの
能力やスキルを磨きやすい素質というものが備わっているのかも?(そういう脳の傾向で生まれて
きた?)などと思うのであります。

(ただ、∫は空間認識力が低いので、数学の分野でも、他に比べると幾何学関連はあまり得意では
なさそうですが。笑)


それらの生まれ持った「身体的、脳神経的な違い」、「ある一定の領域においての素質、適性」
の存在が、ハイ・パフォーマンス、アチーブメントの為には必要不可欠な”成分”の一つである、
というのは否定できないのではないかと思うのですがねぇ。

先天的な素質+後天的な要因=ハイアチーブメント

と、どちらも必要で、どちら一方が欠けていても、ベストな結果には達成できないのでは?と思う
のですが。

(まぁ、ある程度のレベルには達することができるでしょうが、一般に言う”ギフテッド”とか”タレ
ンティド”のレベルとは違う。)

この記事を読んでいると、”先天的な素質”の部分は関係ない、後天的な好条件が揃えば、誰もが
ハイアチーブメント(ギフテッドレベル)を達成することができる!と唱えているようで、

「それやったら、うちの∫も姿勢や取り組み方、訓練や努力次第でプロのバスケットボール選手に
でもなれるというんか???」

って、言いたくなりますが。

又、

”According to my colleague, Prof Deborah Eyre, with whom I've collaborated
on the book Great Minds and How to Grow Them, the latest neuroscience and
psychological research suggests most people, unless they are cognitively
impaired, can reach standards of performance associated in school with the
gifted and talented. However, they must be taught the right attitudes and
approaches to their learning and develop the attributes of high performers-
curiosity, persistence and hard work, for example- an approach Eyre calls "high
performance learning". Critically, they need the right support in developing
those approaches at home as well as at school."

(Why there's no such thing as a gifted childより抜粋)


とありますが、知的に障害がない限り、ほとんどの人が”ギフテッド&タレンティド”の学校の標準
的なレベルのパフォーマンスに達することができるとのことですが、それって、そのプログラムの
レベルや基準にもよるんではないですか?


(例えば、100点満点のテストだけど、”合格基準”(スタンダード)を50点と設定したら、ほとん
どの人が”スタンダードのパフォーマンスに到達している”とも言えるんじゃないですか?ある意味、
基準など、人が設定できる変換的なもので、絶対的なものではないだろうし。)


もし、アメリカの一般的なGTプログラムが、平均的なパフォーマンスより少し上の”平均以上”の
レベルに設置されているのであれば、もちろん、知的障害がない限り、大抵の人がある一定の環
境や努力次第で、”ギフテッド”レベルのパフォーマンスを示すのも決して難しいことではないで
しょうし。


逆に言えば、一般の知能を持つものであれば、努力次第でほとんどが達成できるレベルのプログ
ラムやカリキュラムなら、別にあえて”ギフテッド&タレンティドプログラム”と特定しなくても、
それは生徒皆に応用できることでしょうから、そんな特別なプログラムなど必要ないのでは?と
思うのですが。

どの生徒にもあらゆる分野において、それぞれユニークなポテンシャルがあると思うので、それ
らを発展させ、開花できるように親や教師はサポートしてあげればいいのではないですか?


この記事では親や教師など、子供の周りの大人が子供のアチーブメントやサクセスにおいて、大
きな影響を与える、(育ちが大事)ということを強調したいのはわかるのですが、(もちろん私
もその考えに同感です。)だからと言って、”Why there's no such thing as a gifted
child"などと、ギフテッドの子供の存在を否定するかのような、紛らわしく誤解を呼びそうな
タイトルはどうかなと思うのであります。

(記事を読ませる為に、わざとセンセーショナルなタイトルをつけたのでしょうが。)


それにこの記事では、”ギフテッド&タレンティドプログラムでのパフォーマンス”とか、ある一
定の分野での”達成”とか、将来のサクセスとか、”ギフテッドネス”(ギフテッドである事)を結
果やアチーブメントと同じ意味で捉えている感じがしてなりません。


サブタイトルの部分に、”...adults can help almost any child become gifted."とあります
が、ここで使われている”ギフテッド”って、単に、教育上においてのアチーブメントを指している
ような感じがしてなりません。


もし”ギフテッドチャイルド”が、アカデミックな上で優秀なパフォーマンスやアチーブメントを
見せる子供”という意味で定義されているのであれば、確かに、”生まれ持ったものは関係なく、
後天的な要因で誰もが”ギフテッドチャイルドになれる!”という主張は嘘にはならないかもしれ
ませんが。


でも私は、ギフテッドであることを、パフォーマンスやアチーブメントのみで定義づけようとする
のにすごく抵抗があります。


パフォーマンスやアチーブメントだけでみたら、何らかの理由でアンダーアチーバー(だけど素晴
らしい素質や可能性を秘めている)のギフテッドの子たちは”発掘”されることなく、GTプログラ
ムなどからもれてしまい、彼らに必要な援助やサポートが受けられなくなってしまうんじゃない
かと心配してしまいます。


記事の中に、本当に残念なことに、最近、癌で若くして亡くなられたフィールド賞受賞者の数学者
マリアム・ミルザハニさんの、彼女の経歴やアチーブメントについて、取り上げられていましたが、

”Maryam Mirzakhani won the Fields Medal, the mathematical equivalent of the
Nobel prize, but showed little maths ability to begin with."

とか、

”Mirzakhami, did go to a highly selective girls' school but maths wasn't her
interest--reading was. She loved novels and would read anything she could
lay her hands on: together with her best friend she would prowl the book
stores on the way home form school for works to buy and consume.

As for maths, she did rather poorly at it for the first couple of years in her
middle school, but became interested when her elder brother told her about
what he'd learned."


などと書かれていましたが、中学校の時に数学ができなかった(いい成績がとれなかった?)
というだけで、”showed little maths ability to begin with."って言い切ってしまうなど、
あまりにも早急に結論付けてません?


"did poorly"だけだと正確にはわかりにくいのですが、例えば、テストの結果や成績が良くなか
ったとしたら、それは”内容が理解できなかったから”なのか、それとも彼女にとっては既にわか
りきったことを延々、クラスに座って大人しく授業を聞かなければいけなかったので、学習意欲
を失って、悪い成績だったのか、それとも単にその時は数学に興味関心が湧かなくて、それが単
に成績に反映されていたのか…、ということなどわからないと思うんですよね。

(ここでも又、中学時代に数学が冴えなかった(did poorly)と、目に見える結果やアチーブメ
ントが欠けている=abilityに欠けている、と混乱しているみたいですし。)


それを早まった推測だけで、彼女は”子供の頃は数学の才能は見せていなかった”(でも大人にな
ってから後天的な要因で才能が開花して、天才的なアチーブメントを達成することができた。)
みたいに暗示したような書き方をして、そんなもん、中学時代は数学ができなかったけど、高校
時代には2年連続で国際数学オリンピックに出場し、金メダルを受賞するような人が一体、どれ
だけおるか?って聞きたいですよ。


また、別の例として取り上げていたアインシュタインに関しても、アインシュタインの脳は一般
とは違う(先天的要因である可能性)という部分などには触れず、子供の頃はどちらかと言うと
発達が遅れていて”unexceptional"などと表現しているなど、この記事を書いた人は、ギフテッ
ドはもちろん、2Eに関しての認識にも欠けているんではないか?と思ってしまいました。


州や学区、教育者、専門家それぞれによって、「ギフテッド」の定義はそれぞれ違うのでしょう
が、ギフテッド=「能力やパフォーマンス、アチーブメントを示している者」となってしまうと、
一般とは違った脳の傾向を持って生まれてきた特殊な人口が、彼らに必要な理解や支援を得る為
にはまた、別の呼び名が必要になるのかも?などと思ってしまうのでした。


もう、いちいちこう言った記事には反応しないようにしようと思いながらも、つい、またしても
一人でぼやいでしまいました。(^_^;)


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# by mathdragon | 2017-07-31 11:41 | Gifted/2e

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