アメリカに住む17歳の数学少年∫の毎日の出来事や思い出などを綴っています。念願の大学へ進学する為、6年半住んでいたネバダ州から古巣のカリフォルニアへ帰って来ました。
by あーちゃんママ
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数学の個人指導のバイト2件目
実は∫、現在受け持っている例の6年生のA君の数学個人指導に加え、最近、更に別の生徒の指導
も引き受けてしまったようで、昨日はUNRの数学のクラスが終わった後、A君とその新しい生徒、
W君の両方のセッションを立て続けに行ったようでした。
A君が3時間、そしてその後すぐにW君が2時間と、トータルで5時間の個人指導を手がけ、昨日の
夜(8:30pm)帰宅した時、少し疲れていた様子でしたが、でもすごく充実した1日を過ごしたみ
たいだったので、満足そうな顔してました。
これから大学で数学のクラスがある日(火と木)は、授業が終わった後、スチューデント・ユニ
オンでセッションを行うとのことです。
この2件目の生徒のW君は北ネバダ数学クラブ関連の活動を通して知り合ったようで、彼は現在、
まだ小学校4年生なのですが、数学に対する情熱、そして才能を示していて、北ネバダ数学クラ
ブが開催するキャンプやコンテストなどの常連のようです。
が、彼は最近、コンテスト関連の問題につまづいてしまっているらしく、∫に連絡をしてきた北ネ
バダ数学クラブの創立者兼コーチであるMrs. Gの話によると、彼のお父さんが指導しようと試み
たけれど出来なかったらしいので、個人的にW君を指導できる人を紹介して欲しいと頼まれたら
しく、Mrs. Gはお父さんに∫を推薦したとのことでした。
∫はコーチから、「今、大学受験の事とかで忙しいのは百も承知だけど、もし、時間が取れそうだ
ったら、是非、彼(&お父さん)を助けてあげて欲しい!」と頼まれたそうで、確かにまだ色々
とやらなければならない事があって忙しいのだけど、数学を指導する事に喜びを感じる∫ですから、
”No”と言うわけはなく、その場ですぐに引き受けたそうです。
(コーチとメールでやりとりしてた。)
そしてその後はすぐにW君のお父さんと細かいこと(時給や日時、場所など)をメールでやり取
りしながら決めていき、昨日が初日だったと言うわけであります。
本人はこの2件目の個人指導の機会に対して喜んでいるのですが、でも、正直言って、まだ最終
的にどの大学へ行くのかもはっきりと決めてないみたいなので、各大学のリサーチや、Honors
Programへの応募などもしなくてはならないし、高校と大学(Dual Enrollment)の学業の方
も今まで通りの成績をキープしないといけないので、まだまだかなり忙しいんですけどねぇ。
まぁ、又、これから先、かなり忙しくなるだろうけど、数学に関する活動に”忙しい”のは本人は
全く平気みたいだし、(それどころか”快感に感じる”みたい。)私としては身体に無理をしない
程度に(そして学業に影響しない程度に)頑張ってくれればそれでいいと思います。
本人も言ってたけど、これもいい”職業訓練”の一つとなるだろうって。(苦笑)
ちなみに、昨日、∫がW君の初セッションを終えて帰ってきてから色々と様子を聞いたところ、
W君の指導中、彼のお父さんは同じテーブルで∫が個人指導をするのを終始観察していたとの事
でした。
2時間もの間ずっとですよ〜!
多分、∫の指導(問題の解法の説明など)を聞いて、お父さん自身も学んでいたんではないで
しょうかね。
(数学コンテストにでてくる問題は、学校で習う数学よりも高度なスキルセットを要する事が
多いので。)
あと、A君は6年生だけど、W君はまだ4年生なので、お父さんもまだ小学生の息子を面識の浅
い高校生と二人だけにするのは心配だったのではないでしょうか。
私も∫が4年生の頃、あまりよく知らない17歳の高校生に預けられなかったと思いますしね。
これから毎回、お父さんがW君に付き添ってセッションに参加するのかはわかりませんが、∫は
お父さんの存在は全く気にならないとの事なので、(それどころか、もしお父さんが援助を求め
てきたら一緒に指導するとか言ってました。笑)それはそれでいいでしょう。
親が同伴しているということで、∫の責任の負担も減り、返ってそっちの方がいいかもです。
(6年生のA君は大学のキャンパスを一人で歩かせるのは心配なので、セッションが終わった後、
∫が彼のお父さん(UNRの教授)のオフィスまで連れて行っている。)
と、こんな感じで、最近の∫は、数学関連の課外活動で充実した時間を過ごしています。
∫が個人指導セッションを行なっているUNRのスチューデント・ユニオンのビルディング。
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by mathdragon
| 2018-04-12 10:30
| Tutoring/Mentoring
吹雪にも負けず
昨日は∫は、UNRの数学のクラスの後、A君の個人指導セッションがあったので、授業が終わって
から、いつものようにA君と落ち合う為に大学のスチューデントユニオンへ行きました。
∫が今学期取っている関数解析学の授業が行われている建物は、スチューデント・ユニオンがある
ところから結構、遠く離れているらしく、(UNRのキャンパスはかなりでかい!)スチューデント
ユニオンまで、階段を登ったり降ったり、くねくね道を通ったりしながら徒歩で15分〜20分くら
いかかるらしいんです。
(いや、もしかしたら単に∫がトロトロ歩いて遅いだけで、実際には10分くらいで行けるのかもし
れませんが。笑)
まぁ、実際、15分〜20分ほど歩かなければならなかったにしても、キャンパス内は木々に囲まれ、
とてもいい雰囲気なので、公園で散歩していると思えば楽しめるし、普段はずっとパソコンの前
で勉強していて運動不足なのだから、たまにはこうやって歩くのもいいエクササイズになってい
いですよ〜。
もちろん、お天気のいい日はそんな感じでいいのですが、昨日はうちの地域は朝から霙まじりの
雪が降っていて、それに加えて風も強かったことから、(そして気温もかなり低かった!)傘も持
たずに出かけた∫は、数学のクラスが終わった後、ピュウ〜ピュウ〜と容赦なく襲ってくる吹雪の
中を歩きながら、スチューデント・ユニオンまで歩いたと言ってました。
歩いている途中にいくつか写真を撮ったらしい。
ほんと、寒そう…
∫がiPhoneで撮った写真は私のところ(Photosのライブラリー)へ自動的に送られて来るよう
になってるんですが、これらの写真を見て、もっとキャンパス全体の様子が見える写真を撮って
くれと催促のテキストを入れたんですよ。
普段ならすぐに返信してくれるのですが、しばらくたっても何の返事もなかったのでどうしたの
だろうと思っていたら、どうやらその後、iPhoneが作動しなくなったらしく、帰宅してから見
てみると、iPhoneのスクリーンとケースのガラスの間に水が溜まっているみたいだったので、
ケースを外して表面の水を拭き取り、しばらく乾かしたら作動し始めたので安心しました。
多分、写真を撮っていて、iPhoneのスクリーンが霙まじりの吹雪に覆われ、それが溶けてケース
の隙間から水が侵入したんじゃないでしょうか。
水はスクリーンの上だけだったので、内部には影響はなかったようで、よかったです。
(ふぅ〜、もう新しいの買い換えるのは嫌ですよ!)
それにしても、∫の撮る写真は相変わらず構図とか全く無視して、一言で言って下手くそ!
本当に芸術的センスが無いわ〜、この子。😂
あっ、そうそう、ネットで∫がクラスを取っている大学(UNR)とコミュニティ・カレッジについ
て日本語で紹介されたページを偶然見つけたので、興味のある方、是非、チェックしてみてくだ
さいね!
(まともな写真が見えますので!笑)
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by mathdragon
| 2018-02-24 12:58
| Tutoring/Mentoring
ちょっとお兄さん気取り?
昨日、∫は大学の数学のクラスが終わった後、例の中学生A君の数学の個人指導をしたようでした。
この日はA君が初めてSATを受験した後、最初の指導セッションだったこともあり、彼から試験の
感想などを聞くのも楽しみにしていたみたいでした。
(余談ですが、前回11月のSATでは、カレッジボードが受験票を送ってくるのを怠って、結局A君
はその日は受験できなかったのですが、12月の今回も試験日が近づいても届かなかったので、A君
の親御さんはカレッジボードにメールや電話でしつこく催促し続け、やっと受験日の3日前ほど送
られてきたそうです。本当に毎回、毎回、この機関の業務的な手続きがあまりにもずさんなので、
呆れてものが言えません…)
いつものように、二人はUNR(ネバダ大学)のスチューデント・ユニオンのビルで落ち合ったの
ですが、∫の話によると、この日は指導を始める前にA君を誘って、二人でビル内にあるギフトシ
ョップに立ち寄ったとのこと。
そこで、∫はA君に、「僕のおごりだから、何でも好きな飲み物やスナックを選んで!」と言って、
ちょっとお兄さん気取りでA君にちょっとしたtreatを買ってあげたそうなんですよ〜。
A君はすごく嬉しそうな顔をして、店内をあちこち見て回り、飲み物(ゲータレード)とハイチュ
ウ(ハイチュウとか売ってるんだ!)を選んだと言ってました。
そのA君の姿を見て、∫の方も何だかbig brotherみたいな感覚が湧いて、嬉しくなったそう。
そうよねぇ。∫は一人っ子だから、こういう”きょうだい関係的感覚”など感じる機会もないですも
んねぇ。
それらしき”疑似体験”としては、数学クラブのキャンプやイベントなどで、年下の子たちの面倒を
みたりするくらいで。
もちろん、同年代の仲間たちとの交流もエンジョイしている∫ですが、様子を見ていると、小さい
子や、年下の子たちの面倒を見るのも嫌いじゃない、というか、かなり好きな感じみたいで、∫っ
て結構、面倒見がいいタイプかも?などと思ったりします。
(兄性本能がくすぐられる感じ?笑)
まぁ、だから将来は”数学の先生”(教育者)になりたいと思うのかも。
A君も自分がお兄さんだから(まだ幼い妹がいるらしい)∫のことをとても頼りになる”お兄さん”
的存在と見ているようで、特に∫の数学の能力に対して並ならぬ敬意を示しているようです。
(∫のことをすごく尊敬していて、∫のアドバイスとか言うことをよく聞いてるらしい!笑)
∫もA君との関係がどんどん深まるにつれ、彼のことが弟のようにかわいく思えてきているらしく、
また、彼に対してとてもprotectiveな態度も見せてますよ。(笑)
子どもが一人っ子であったとしても、こんなふうに学校や家庭以外の、様々な活動やイベントを
通して、”きょうだい関係”を体験したり、つながりや絆を築くこともできますしね。
本人も言ってますが、A君の個人指導をする機会に巡り合うことができ、∫にとって個人的にも
とてもかけがえのない貴重な経験を得ることができたので、本当に良かったと思います。
相変わらず写真を撮るのが下手だけど、先日∫が撮ってきたスチューデント・ユニオン内。
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| 2017-12-08 09:56
| Tutoring/Mentoring
うちだけではなかった!
こちらの過去記事でも書きましたが、現在、∫が週2回数学のチュータリング(個人指導)をして
いる中学生のA君は、∫にインスパイアされて、SETのメンバーになることを目標としています。
その為には、13歳になるまでに、SATのVerbalか Mathのセクションで最低700のスコアを取る
必要があるということで、個人指導のセッションではAMCやMathcountsなどのコンテスト関連
に加え、SATの数学の指導もしているとのことです。
そのA君、早速、11月4日予定のSATに受験の申し込みをしてたらしいのですが、その後日、∫が
様子を尋ねたところ、どうやらその日は受けなかったそうなんですよ。
…というか、厳密には”受けられなかった”そうで、∫の話によると、その理由というのが、SATを
主催するカレッジボードから試験日までに、当日に必要だった「受験票」が送られてこなくて、
受験票を持っていなかったので、試験を受けられなかったということでした。
そんな!信じられない〜!
きちんと受験の申し込みもして(受験料も払って)いるのに、当日までに受験票が送られてこな
かったなんてー!
って言ってもアメリカだからありえる話か!
こういうまさか!の落ち度って、うちだけが頻繁に経験しているものかと思ってたけど、やっぱ
りうちだけじゃなかったんだ!
私が思うところでは、A君はまだ11歳で、13歳以下の生徒はオンラインで登録できないので、普
通の郵便で申し込みをしなくてはならず、そういった例外的な処理の部分もカレッジボード側の
手落ちとなる原因になったのでは?などと思います。
(オンラインだと登録したら、自分で受験票を即座にプリントアウトできるようになっている。)
今回、A君は初めてのSAT受験だったので、ご両親も勝手がわかってなかったんではないかと思
います。
この痛い経験から学び、ご両親も今度からは先制攻撃手段で、前もってカレッジボードに連絡し、
受験日までにきちんと受験票を郵送してもらうようにリクエストするんじゃないでしょうかねぇ。
これくらいしないと安心できないのがアメリカですから。(汗)
私が∫に、
「今回はダメだったけど、でもまぁ、A君はまだ11歳だし、まだまだこれから時間はたっぷりあ
るのだから、そんなに急がないで、今は学習に専念し、来年の夏くらいに受験したらいいんじゃ
ないの?」
というと、
「いや、もう12月のを受験する予定みたいで、すでに受験の申し込みもしたって言ってたよ!
SAT受けるのは、SETに入会するだけじゃなくて、デイビソンアカデミーの受験資格を得るのも
目的みたいだよ。」
って言ってました。
なるほど〜!A君、デイビソンアカデミーの受験を考えているんだ〜!
彼は現在、学区のGATE (Gifted & Talented)プログラムが指定する、ハイリーギフテッドの
マグネットミドルスクールへ通っているのですが、多分、そこでは知的、学習のチャレンジに欠け
るのではないか?と思います。
だからデイビソンアカデミーを目指しているんだなぁと納得!
A君は現在、6年生で、ハイリーギフテッドの中学校で高いレベルの学習内容をこなしているの
で、アカデミックスキルの方も問題ないだろうし、A君のお父さんはUNRの教授なので、毎日の
A君の送り迎えとかも便利だろうし。(デイビソンアカデミーのキャンパスはUNRの敷地内に存
在する。)
A君&ご両親が、そういう大きな目的(目標)を抱えているのであれば、∫、A君が必要なスコア
が得られるように、頑張って指導しなければねぇ。
それぞれ目標は違うけど、∫の周りの子達、皆んな自分のゴールを達成しようとよく頑張っていて、
そういう姿を見ると感心するし、∫もいい刺激を受けるみたいです。
ということで、A君、12月のSAT頑張れ〜!
先日、裏庭のドアのすぐ近くにニンジンを置いて、ウサギをおびき寄せようとして待ってたのです
が、かなり近くまで来たものの、窓越しに私の気配を察したのか、警戒してそれ以上は近寄りませ
んでした。
その後、諦めてキッチンを離れてたのですが、少しして戻ってきたらニンジンがなくなって
いて、シャッターチャンスを逃してしまい、残念…(苦笑)
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by mathdragon
| 2017-11-13 11:46
| Tutoring/Mentoring
教え子A君の新しい目標
現在、∫は週2回、数学の優秀な地元の中学生(6年生)A君に数学の個人指導をしています。
A君は学校が終わってから、そして∫はUNR(ネバダ大学)で取っている数学のクラスが終わった
後、キャンパス内のスチューデント・ユニオンが入ったビルディングで落ち合い、個人指導のセッ
ションを行っているようです。
大学のクラスが終わった後だと疲れているんじゃないの?という私の問いにも、
「いや、A君を指導するのは本当にpleasureだ!彼の意欲や、やる気満々の姿勢には僕の方まで
インスパイアされて、一緒にいると元気をもらってすごく楽しいよ!」
って言ってるくらい、このパートタイムの仕事をエンジョイしています!
∫の方も、指導の合間など、そんなA君をさらにモチベーションづけしようと、自分の様々な数学
コンテストの体験談や、その他、数学に関する活動や団体、機関のメンバーシップなどについて
の話もしているようです。
先日など、A君に、自分が所属するCTY (Johns Hopkins Center fo Talented Youth)のSET
(Study of Exceptional Talent)についての話をしたらしく、自分も今のA君と同じ学年(6
年生)の同じ年齢(11歳)でメンバーになったので、もし、A君が望むならば、SETを目指して
SATの学習も始めてみないか?と提案してみたところ、A君はすごく興奮して「僕も目指したい!」
とノリノリだったそうです!
あれから早くも5年以上経つなんて信じられない。
あっ、CTYのSETについて触れている日本語の記事も見つけたので、一応、リンクしておきます。
で、早速、その日、指導後にA君をキャンパス内のA君のお父さんのオフィス(A君のお父さんは
UNRの科学学部の教授)まで連れて行った後、お父さんにその話をしたらしく、
「Dr. Cも賛成して、オッケーって言ってくれたよ!」
と嬉しそうに話してました。
(まだ6年生のA君を、大学のキャンパス内のお父さんのオフィスまで一人で歩かせるのは安全で
はないので、指導セッションの後は∫が一緒に歩いて、A君をお父さんのところまで連れて行って
いるみたいです。その姿を想像すると、あの頼りなかった∫がすっかりお兄ちゃんぽくなって、随
分成長したものだなぁと、感激の涙が出そうになります。(ノд・。)
というわけで、これからはAMC、Mathcountsなどの数学コンテストの問題に加え、SATの受験
に向けての学習指導もすることになったそうです!
*SETのメンバーになるには、13歳になるまでにSATのEBRW (English)かMathのセクション
で700以上のスコアを得ることが必要。
詳しくはこちらのページを参照。(SET Eligibility)
∫は、「A君なら絶対、可能だ!」
っと、目をメラメラさせて言ってました。(笑)
(私も、A君だったら完全に13歳までに、早ければ11歳の間にMathで700以上出せるんじゃない
か?と思いますよ〜!彼は本当に優秀な子なんで。)
A君は学区のGATEに所属していて、ハイリーギフテッドレベルのマグネット校に通っているらしい
のですが、それでも数学の授業は(ほぼ、マスターしてしまっているので)学ぶことがなくて退屈
しているみたいなので、この新たに加わった目標は、A君にとってもモチベーションを高める要素
になるのではないかと思います。
誰がなんと言おうと、ギフテッドの子にはその子に適した知的、学習刺激が必要なんですよ!
学校の授業でそれらが完全に得られない場合は、課外活動で得るという手もありますもんね。
やっぱり何か具体的な目標があると、やりがいもあるでしょうし。
A君だけでなく、∫にとっても「A君をSETのメンバーにさせる!」という新しい目標ができ、また、
指導者としてのモチベーションが湧いたんじゃないかと思います。
二人ともこれからも頑張ってね〜!
おまけ
先日、∫がiPhoneで撮った、スチューデント・ユニオンのビル内の様子。
この日は雨模様だった。
この一角で指導セッションが行なわれているらしい。
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by mathdragon
| 2017-09-21 08:46
| Tutoring/Mentoring
メンタリングも楽しんでいます
現在∫は、週2回、この夏に北ネバダ数学クラブ主催の数学キャンプで知り合った、地元の中学生
(6年生)A君の数学の個人指導をしています。
*詳しい経緯につきましては、こちらの過去記事を参照。
夏休み(7月の初め)から開始したこの個人指導、かれこれ2ヶ月ほど経つのですが、∫の話による
と、このセッションの間は数学の学習指導だけでなく、A君は∫に学校(主に数学の授業について)
の話や、ちょっとした相談事なども持ちかけてきたりするそうで、∫は彼にそう言った面でのアド
バイスなどもしてあげてるみたいです。
現在、11歳のA君は、今学年度ミドルスクールに進学し、学区のGATE (Gifted & Talented)プ
ログラムに所属していて、学区指定のGATEの生徒専用のマグネットスクールへ通っています。
この学校では、コアの4科目(英語、数学、科学、社会)全てが2〜3学年ほど促進&エンリッチ
メントとなっていて、どの教科においてもかなりチャレンジングみたいであります。
∫から聞いたA君の話では、現在、彼の数学のクラスでは、Algebra I(通常、うちの州では9年生
で履修することになっている。)をやっているみたいなのですが、それでも数学が得意なA君にし
てみると、自分はすでにそのレベルはマスターしているし、学習速度も”スローペース”に感じるら
しく、∫に、(数学のクラスについて)”It's a joke!"などと言ってたそうですよ!😂
∫が彼を指導をしていて感じるところでは、A君はギフテッドの中でも多分、Highly Gifted (HG)
以上だろうということなので、(最低でも数学においては。)A君の経験や、思い、気持ちがすご
くよくわかるらしく、そう言った悩みや文句などにも耳を傾けてあげ、自分の経験などから、彼
に色んなアドバイスをしてあげてるみたいです。
学習内容の指導だけでなく、興味深い数学の話題やコンテストについての話をして、彼のモチベ
ーションを高めたり、学校やソーシャルな面での困った状況や諸々の悩み、不満などの相談にの
ってあげたりして、”良きメンター”としても、A君との交流を楽しんでいるようであります。
A君が数学において、能力がかなりアドバンスしているというのは、私も感じていたことなのです
が、彼のレベルは、やっぱり一般のGATEが提供するサービス(マグネット校のカリキュラム)で
はチャレンジが不足しているみたいですねぇ。
それゆえ、彼のご両親は、彼を地元の数学キャンプや、その他のアカデミック・エンリッチメント
プログラムにサインアップして、学校以外で彼を知的に刺激し、彼の学習ニーズを満たそうと一生
懸命働きかけているんではないかと思います。
だから∫に数学の個人指導を依頼してきたのも、この”課外エンリッチメント活動”の一貫というわ
けでしょうね。
うちも∫の教育に関しては、同じように頭を悩ましてきたので、A君のご両親のご苦労はよくわか
りますよ〜。
あぁ、でも私は∫が6年生の頃など、”数学の個人指導”というオプションなど頭に浮かびもしなか
ったので、A君のご両親はさすがだわ。
(A君のお父さんは、大学の科学分野の教授なんで、子供に対しても教育熱心だというのも頷け
ます。)
こんな感じで、ごくマイノリティではあるけれども、通常の学区のギフテッド・プログラムでは
完全に学習ニーズが満たされない子も存在するのです。
でもだからと言って、そう言った子のほとんどの親たちが、学校や学区に特別扱い/待遇を要求
しているわけではないはずです。
うちやA君のご両親を含め、大抵の親が、手元にある様々な教育オプションのうちから、自分の
子供にとって最善、最適なものを選び、カスタムメイドのギフテッド教育を作り上げて、子供の
サポートに励んでいるのではないかと思います。
よって、ギフテッドの子供が学校の学習だけではニーズが満たされていない場合など、課外活動
として、子供の興味関心分野において、個人指導を受けたり、メンタリング・プログラムなどに
参加したりするのも一つの手ですね。
それにしても、今回、A君が数学キャンプで∫に目をつけ、(∫を見初め?笑)お父さんに”家庭
教師として雇って欲しい”とリクエストしてくれたことで、∫自身も自分がメンターとしての経験
を得ることができ、充実した人間関係(友情関係)を築くきっかけともなったことから、今回の
オファーは私達にとっても大変、実りのあるものとなりました。
本当にありがたいことです。
(∫はA君に対して、なんだか”父性本能”に目覚めたような感じさえして、将来子供は作らないと
いう決断も、これでもしかしたら変わるかも?っと、私は期待してますが。笑)
尚、ギフテッドの子のメンタリングについての情報を見つけましたので、(英文ですが)参考と
してリンクしておきます。
そして、関連情報として、教育環境設定においてはなかなか一筋縄ではいかないProfoundly
Gifted (PG)のある子供の例を綴った文献も、興味のある方のためにとりあえずリンクしておき
ます。
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by mathdragon
| 2017-09-01 08:21
| Tutoring/Mentoring
家庭教師の仕事に専念するらしい
∫は今年の夏休みは地元の数学指導センター(公文のような場所)でインターンシップをしようか
と予定を立てていたみたいですが、あれこれ考えた結果、とりあえず今のところは先週から始めた
数学が優秀な中学生A君の家庭教師の仕事に専念することにしたようです。
A君の数学に対する情熱と、学習熱心な姿勢に刺激され、指導の際に使用する数学コンテストの
練習問題や宿題も自分が作成する!と言って、∫自身が意欲満々で、オリジナルの問題や参考文献
などを作成してます。(笑)
また、セッションの時だけに限らず、疑問や質問があればいつでもメールで教えるので、気軽に
連絡するように、と自分のメールアドレスも教えたみたいで、何やらすごく使命感に燃えてます。
それでいいと思いますよ〜。
何も夏休み中、びっしりと”やるべきこと”でスケジュールを埋めてしまうんじゃなく、自由に”自
分がやりたい事、楽しむ活動”をしながら、の〜んびりとした時間を過ごすのも大切ですよね。
こちらの記事にもありますように、work-playのバランスを保つことが、情熱や興味関心、モチ
ベーションを維持し、バーン・アウト(燃え尽き)を防ぐ重要なポイントにもなると思いますし。
この夏休みはARML(数学コンテスト)やキャンパス・ツアー、数学キャンプでのボランティア
活動などに参加したり、そして家庭教師の仕事に加え、日本語のオンラインコースも履修してい
るし、8月末に受験予定のSAT Physicsのサブジェクトテストの勉強もしなければならないので、
ストレスがたまらない程度に、程よく忙しいので、これ以上、活動を増やす必要もないのではな
いかと思います。
あっ、そうそう、夏休み中にそろそろ大学のアプリケーション・エッセイも書き始めた方がいい
ですしね。
新学年が始まればすぐに願書作成に取り掛からなければならず、多忙な日々が待ち受けているの
で、時間的にも精神的にもゆとりがある今のうちに、少しでもリラックスしておいたらいいと
思います。
最近の∫はオリジナルの問題や、数学のインストラクション、参考書まがいの文献を作成したりと、
クリエイティヴな活動を満喫していて、とてもハッピーそうです。
学校がある時は勉学に勤しんでいるので、休みの時は好きなことして心の充電をすると、また
来学年も頑張れますしね。
(インターンシップは願書を提出し終えた冬休みにする予定だそう。)
ということで、高校時代最後の夏休みを思う存分、楽しむがよいわ!
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by mathdragon
| 2017-07-10 16:59
| Tutoring/Mentoring
∫の初仕事!
∫がボランティアとして参加している2週間の夏期数学キャンプも本日が最終日となりました!
この2週間というもの、毎朝早く起きて、ほぼ一日中のカウンセラー/インストラクターの活動を
よく頑張りましたよ。
時にはイラッとすることや、教えていてなかなか要領を把握してくれない子などもいて、かなり
の忍耐力を要することも学んだみたいですが、全体としては参加者、そして高校生ボランティア
達の双方にとって、とても実りのある体験となったみたいで良かったです。
もう一つ、このボランティア活動に参加して利益となったことと言えば、今回のイベントを通し
て初めての仕事の機会を手に入れたことでした!
昨日の夕方、∫がメールをチェックしたら、今回のキャンプに参加していたミドルスクールの男の
子のお父さんからメールが届いていて、
「数学キャンプに参加した息子のAが、キャンプ中に君の指導や君との交流をすごく楽しんだら
しく、息子から是非、君を家庭教師として雇って欲しいと頼まれた。もし興味があるようならば、
息子の数学の個人指導をしてやって欲しい。時給は…(以下省略)」
…といった、数学の家庭教師の仕事のオファーだったではありませんか!
いやぁ〜、びっくりしましたよ〜!
そして∫はとても嬉しそうでした。
でもこんなふうに∫の指導を気に入ってくれ、∫に家庭教師をして欲しいと思う子がいるという事
に感激してしまいましたよ。
そしてこの少年の要望にきちんと耳を傾け、メールで連絡をしてくれたお父さんにもありがたい
気持ちでいっぱいであります。
そしてこのお父さんと∫は、その後、数回ほどメールでセッションの回数や時間、場所などの詳
細のやり取りをしてたのですが、お父さんが”自分はUNR(ネバダ大学リノ校)で働いているの
で、場所はできればキャンパス内のライブラリーとかが都合がいい”と言っていたので、(えっ?
もしかして?)と好奇心に駆られてネットで調べてみると、思った通り、なんとこのお父さんは
UNRの「生化学/分子生物学」学部の教授でした。
え〜〜、そんな、科学分野のPhDを持った教授なら、ミドルスクール(6年生)レベルの数学な
んぞ、自分で教えられるんでは?とか思ったのですが、どうやら息子さんはキャンプ中に∫がと
り上げた、MathcountsやAMCといった”コンテスト関連の数学”に魅せられたそうで、∫にはそ
ういった”problem-solving”タイプの数学も指導して欲しいみたいであります。
キャンプが終わった後は、地元の数学指導センターでボランティア・インターンを試みようと
考えていた∫ですが、まずはこちらの家庭教師の仕事(きちんと給料がもらえる!)を優先する
ことにしたみたいです。
(これも立派なsummer jobですよね。)
正式にお金をもらって数学の指導をするのは今回が初めてなので、∫は少しばかり緊張している
様子ですが、∫のことだから多分、本人も楽しむだろうし、これまた将来の為のいい職業訓練の
機会となると思います。
というわけで、なんだかいきなり全てがとんとん拍子で決まってしまい、∫は来週の木曜日から、
毎週一度2時間、UNRでこの数学少年A君の個人指導をすることになりました。
今は夏休み中なので、とりあえずこのスケジュールです。
また、A君の学校が始まったらどうなるかはわかりませんが。
それにしても、こちらは何も就活せず、向こう側から仕事のオファーをしてくれたなんて本当に
ラッキーであります!
親御さんに(無駄な金を使った!)と後悔させないよう、∫、しっかりと働くのだよ!(笑)
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by mathdragon
| 2017-07-01 05:21
| Tutoring/Mentoring
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